恐山行かない方がいい？安心して訪れるためのガイドと隠れたパワースポット

この記事では、恐山が開運や厄除け、浄化などの効果が期待できる場所だといわれる一方で、行かないという言い伝えもあります。

結論から言うと、恐山に行かない方がいい人がいるのも事実です。

本文では、恐山に行かないといい人の特徴や行くときの注意点について解説していきますので、ぜひ参考になさってください。

恐山は行かない方がいい？注意する人の特徴

• 体調が優れない人
• 精神的に弱っている人
• 軽はずみな気持ちで行く人
• 霊感が強い人
• 恐山と相性が悪い人

恐山は霊が集まる場所といわれ、人によってはあまり良くない影響を及ぼす可能性があります。

①：体調が優れない人

恐山菩提寺 菩提寺一帯は火山性ガスが噴出しています。

人によっては、火山性ガスによる中毒症状で頭痛などを発症する場合がありますので、特に高齢者など体力が弱っている方や、体調が優れない方、お子さんなどは注意が必要です。

②：精神的に弱っている人

恐山は、精神的に弱っているという方は、今は恐山に行くのはやめておきましょう。

というのも、ネガティブな思いを持つ魂と波長が合ってしまうと、更にメンタルにダメージを負う可能性もあり、体調不良にもつながりかねませんので、日を改めましょう。

ただ、亡くなった大切な方を思って気分が沈んでいる場合は、入山しても特に問題はありません。

恐山でしっかりと供養を行うことで、すっきりした気分になれることでしょう。

③：軽はずみな気持ちで行く人

恐山は言わずと知れた霊場です。軽はずみな感覚で入山してしまうと、悪いものを引き寄せてしまう可能性があるといわれています。

恐山に行く人の中には、悲しみの中にいる人もいるので、心霊スポットなど単なるワクワクした気持ちで行くという方は、行くのを避けるべきです。

その一方、恐山を訪れると一度死を経験したことになり、新しい自分に生まれ変われるということも言われています。

亡くなった人を想う人だけでなく、これから先を更に充実した人生を送りたいと願う人も、入山して問題はありません。

④：霊感が強い人

恐山は、あの世とこの世を繋ぐ場所だとも言われています。

霊感の強い人が訪れると、普通の人よりも亡くなった人の存在を強く感じてしまって体調が悪くなる可能性があります。

神聖な場所ですが、霊感が強い人は行かない方が無難です。

⑤：恐山と相性が悪い「火・空属性」の人

相性がいい属性	「風・地・水」属性
相性が悪い属性	「火・空」属性

万物は「地」「水」「火」「風」「空」という5つの属性に分類することができるのですが、恐山は『風属性』にあたります。

人間もパワースポットも、生まれつきこの5つのうちどれかの属性を持っていて、同じ属性や相性がいいスポットに行ってパワーを充電することができます。

逆に、相性が悪い人がしまうと、重苦しく感じたり、せっかくパワースポットに足を運んでも逆に運気を下げてしまうことがあります。

自分の属性を調べたい方は、こちらの自動計算で調べることができますよ！

ちなみに、風属性の方は、風属性と相性がいいパワーストーンを身につけることで、エネルギーを補充したり気の流れを整えることができますよ。

恐山での5つの注意点

 恐山といえば日本三大霊場の一つとしても数えられる有名な場所です。

恐山に行く前に、マナーや注意事項を確認した上で出掛けるようにしましょう。

注意①：お供えものにむやみに触らない

恐山には、積み石が置いてあったり、たくさんの風車を目にすることがあります。

これは亡くなった人を供養するためのお供え物なので、触ったり持ち帰らないようにしましょう。

注意②：宇曽利湖の水面は触らない

恐山の名所の1つである宇曽利湖（うそりこ）ですが、エメラルドグリーンの水面は思わず触りたくなりますが、水面を触るのは禁止されています。

というのも、宇曽利湖は世界一と言われるほど強い酸性の水となっていて、痛みや炎症が起こることも。

湖は危険なため近づくことも禁止されています。

注意③：宇曽利湖で浄化を終えたら振り返らない

宇曽利湖は断ち切りたいことや、捨てたいものを願うと浄化できるスポットとして、全国各地から訪れる人気パワースポットです。

宇曽利湖で浄化したい場合は、湖の砂浜で座り、水面を眺めながら断ち切りたいことや、捨てたいことを思い描きます。

心がスッキリしたら最後に手を合わせ、感謝の言葉を伝えます。

その後は、湖を振りかえってしまうと断ち切ったものを振りかえってしまうことになります。

そのため、浄化した後は、断ち切ったものを湖に置くために、後ろを振り向かずに進んで行ってください。

注意④：六角堂には近づかない

湖畔の近くには地蔵菩薩を祀っている六角堂があります。

六角堂には悲しみや無念がたまっているといわれていて、心の弱い人が訪れると他人の悲しみの業をもらいやすいので、敏感な方は立ち寄らない方が無難です。

注意⑤：火の取り扱いは注意が必要

恐山には火山ガスが充満しています。

ろうそく・線香・タバコの着火など、ガスが噴出している場所では、引火する可能性があるため危険です。

くれぐれに使用しないように気をつけましょう。

恐山の概要

恐山（おそれざん）は和歌山の高野山、滋賀県の比叡山と並ぶ日本三大霊場の一つで、貞観4年(862)に慈覚大師円仁によって開山されました。

火山活動によって生まれた景観は、現世とあの世をつなぐ霊場・恐山とされ、ガスの噴き出るごつごつした岩肌は地獄に、湖を囲む白い砂浜は極楽にたとえられ、死者をしのぶ人々の祈りの地として知られていて、死者の魂が集まる場所として地元では古くから「死ねばお山（恐山）に行く」と言い伝えられてきました。

地獄極楽共存のパワースポットとも呼ばれ、霊的・身体的エネルギーの上昇や若返りにご利益があると言われています。

恐山へ行く途中にある湧き水では、1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば30年若返ると言われるスポットもあります。

7月20～24日の5日間行われる恐山大祭では、地蔵に祈ると亡者を苦行から救うことができるといわれ、多くの信者が参拝して祖先の霊を供養し、家族の安穏を願ってきました。

また、期間中は亡き人の声を口寄せするイタコの口寄せも行われます。会えない人のお言葉を頂けるとあって全国各地から人が詰め寄せます。

このイタコの口寄にはかなりの待ち時間があるので観光に訪れるときは、恐山周辺に一泊して早朝から並ぶことをおすすめします。

恐山のアクセス＆情報

住所	青森県むつ市大字田名部字宇曽利山
アクセス	八戸道八戸ICから約2時間30分
TEL	0175-23-1311　※（公社）むつ市観光協会
営業時間	午前6時〜午後6時（大祭典・秋詣り期間は別設）
駐車場	あり