東京ディズニーランドにある「カリブの海賊」。
ウォルト・ディズニー自身が設計に関わったものとしては、最後のアトラクションとしても有名ですよね。
この記事では、カリブの海賊で使われている曲や歌詞のご紹介はもちろん、次回ディズニーランドに行ったら乗りたくなるトリビアをご紹介します。
カリブの海賊の曲名と歌詞
カリブの海賊のアトラクションの所要時間は約15分あります。
時代をさかのぼりながら、海の上で大砲を打ち合う海賊や、街中では放火や略奪と、海賊たちが暴れまくっている姿を見ながら進んでいきます。
カリブの海賊では2曲流れます。
カリブの海賊1曲目:Bayou Banjo
1曲目は、船着き場からボートに乗ると、まずカントリー調の音楽が聞こえてきます。
こらから起こる荒々しい海賊の世界とはほど遠く、こおろぎの鳴き声や静かな入り江をボートは音楽にのせて進んでいきます。
「Bayou Banjo」はマンドリンという種類のギターで演奏されています。
ボートが出発してすぐ、夜空をよく見ていると流れ星が見ることができます。
1分に1回くらい流れているので、流れ星を見つけたらぜひお願い事をしてくださいね。
このあとボートは傾斜角度22.5度で急降下して塩素の独特の匂いを感じながら過去へ進んでいきます。
まずは、宝の上で息絶えた海賊たちの目のあたりにし、海賊たちが活躍していた時代へとさかのぼっていきます。
17世紀から19世紀の海賊時代にタイムスリップするアトラクションとなっています。
カリブの海賊2曲目:Yo Ho ~海賊こそわが人生~
Yo Ho ~海賊こそわが人生~の歌詞
Yo ho yo ho a pirates life for me(ヨーホー、ヨーホー、海賊の暮らし)
We pillage,plunder,We rifle,and loot.(略奪 強盗 くまなく奪う)
Drink up me ‘ear-ties yo ho.(親切心なんてものはとっくに飲みほしちまったぜ、ヨーホー)
We kidnap and ravange and don’t give a hoot.(誘拐 破壊 おかまいなしさ)
Drink up me ‘ear-ties yo ho.(思いやりなんてものは忘れたさ、ヨーホー)
Yo ho yo ho a pirates life for me.(ヨーホー、ヨーホー、海賊の暮らし)
We extort and pilfer.We filch and sack.(ゆすり こそ泥 くすねて いただき)
Drink up me ‘ear-ties yo ho.(親切心なんてものはとっくに飲みほしちまったぜ、ヨーホー)
Maraud and embezzle and even high-jack.(略奪 使い込み ハイジャックだってするぜ)
Drink up me ‘ear-ties yo ho.(思いやりなんてものは忘れたさ、ヨーホー)
Yo ho yo ho a pirates life for me.(ヨーホー、ヨーホー、海賊の暮らし)
We kindle and char,and inflame and ignite.(燃やして 灰にする 火をつけるんだ)
Drink up me ‘ear-ties yo ho.(親切心なんてものはとっくに飲みほしちまったぜ、ヨーホー)
We burn up the city.We’re really a fright.(町中を焼き尽くす 恐怖の集団)
Drink up me ‘ear-ties yo ho.(思いやりなんてものは忘れたさ、ヨーホー)
We’re rascals and scoundrels.We’re villains and knaves.(俺たちはならず者の悪党さ)
Drink up me ‘ear-ties yo ho.(親切心なんてものはとっくに飲みほしちまったぜ、ヨーホー)
We’re devils and black sheep.We’re really bad eggs.(俺たちは悪魔、はみだし者、本当にひどいやつらだ)
Drink up me ‘ear-ties yo ho.(思いやりなんてものは忘れたさ、ヨーホー)
Yo ho yo ho a pirates life for me.(ヨーホー、ヨーホー、海賊の暮らし)
We’re beggars and blighters and ne’er do well cads.(物乞いに海賊 汚いやつさ)
Drink up me ‘ear-ties yo ho.(親切心なんてものはとっくに飲みほしちまったぜ、ヨーホー)
Aye but we’re loved by ouor mommies ‘n’ dads.(でもこんな俺たちだってママやパパには愛されてた)
Drink up me ‘ear-ties yo ho.(思いやりなんてのは忘れたさ、ヨーホー)
ディズニーランドの「カリブの海賊」で使われている曲の2曲目は、「Yo Ho ~海賊こそわが人生~」という曲です。
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」でも使われていて、1度は耳にしたことがあると思います。
「Yo Ho(ヨーホー)」は、アメリカ先住民の言葉で「素晴らしい」という意味。
どんなに素晴らしい歌詞かと思うと、実は残酷な歌詞。
「村を襲い、、焼き払って、ハイジャックまでしてやるぜー!おまけに人身売買もしてやったるでー!」
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事実、縄に繋がれた女性の人身売買の面では、「Auction. Take a Wench for a Bride」と書かれていて、「オークションだぜ!小娘(売春婦)を嫁にもっていけー」なんていう横断幕もありました。
夢の国ディズニーランドでそんな曲が流れているとは思わなかったですよね。
海賊のこのような行為は歴史的な事実で、歴史を楽しみながら学ぶということで作られたのかもしませんが、アメリカのディズニーランドでは、何度となく抗議が行われていて改良が加えられきました。
東京ディズニーランドでは、現在も変更はありませんがいずれ変更になる時がくるのかもしれませんね。
ディズニーランド「カリブの海賊」のトリビア
ディズニーランドの「カリブの海賊」には次行ったら乗りたくなるトリビアがあります。
今日は個のトリビアをご紹介するので、次回ぜひチェックしてみてくださいね。
1.カリブの海賊には隠れミッキーが2つある
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カリブの海賊には、隠れミッキーが2つあります。
アトラクション進行方向の左側に出てくる大きな箱と宝の山の中です。
2.カリブの海賊のボートは47隻ある
ディズニーランドクイズでも登場しているカリブの海賊の海賊船の数ですが、全部で47隻あります。
この47隻の海賊船にはすべてに女性の名前がつけられています。
海賊たちが自分たちの航海の安全を願い、愛する妻や女性の名前をお守り代わりに船につけていたんだそうです。
自分が乗りこむ船の名前を毎回チェックするのも楽しいですよ。
3.アトラクションの船着き場は実在した海賊の家
薄暗いボート乗り場は、「ラフィットの船着き場」と呼ばれています。
「ラフィット」とは実在した海賊の船長の、「ジャン・ラフィット」の名前からつけられたんです。
「ラフィットの船着き場」は、実は彼の家に作られていて、追っ手から逃げるため港や入り江からは見えない場所に船着き場を作りました。
私達がボートに乗って出発すると、のどかな背の高い葦(あし)に囲まれた狭い用水路を抜けていくのはそのためです。
4.アトラクションに乗ってすぐ左の男性にはディズニーランドにお兄さんがいた
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カリブの海賊に乗ってすぐ、椅子に座ってくつろいでいる男性がいますよね。
名前は「チャーリー・サム」というのですが、実はディズニーランドにお兄さんがいるんです。
お兄さんは「セドナ・サム」といって、ビックサンダーマウンテンのふもとにいる採掘現場の監督をしています。
そういえば仕草や鼻のあたりが似ているかも。
「セドナ・サム」の姿は、蒸気船マークトウェイン号から見えますよ。
5.カリブの海賊の白い花にこめられた思い
カリブの海賊に乗り込み、急降下する手前にある家の窓の下に白い花が植えられています。
うっそうとした暗闇に白い花が目立って見えるので、ちょっと不自然に感じた方もいると思います。
これは、カリブの海賊の建設時に事故で亡くなった方がいて、その方を弔うためなんだそうです。
この白い花は後から置かれたので、周りのうっそうとした世界観と異なっているんです。
6.カリブの海賊にはに濡れる場所があった
カリブの海賊は、急降下するときに濡れそうで濡れないアトラクションですが、実は急降下する場所以外に1部の人だけ濡れる場所があります。
右側の宝の上で息絶えた海賊たちを過ぎたところで、勢いよく流れる滝のはね返りが激しくて、ボート一番右側の人だけ濡れることがあるんです。
濡れると言っても水しぶきがかかる程度ですが、右側に座った人だけが体験できるレアスッポットですよ。
7.カリブの海賊のレストラン「ブルー・バイユー」からは姿が見えない
カリブの海賊から見えるレストラン「ブルー・バイユー」ですが、レストランからはカリブの海賊のボートの姿はみることができません。
ほたるの光と、虫の鳴き声しか聞こえないんです。(ときどき子供の泣き声が笑)
カリブの海賊の船着き場は、それだけ人目につかない場所にあったということなんですね。
カリブの海賊にあるレストラン「ブルー・バイユー」について詳しいことはこちらの記事をチェックしてみてください。
まとめ:【ディズニーカリブの海賊】BGM曲と歌詞の意味と次回乗りたくなる7つのトリビア
いかがでしたでしょうか。
この記事では、ディズニーカリブの海賊のBGM曲と歌詞の意味と次回乗りたくなる7つのトリビアについてご紹介してきました。
ウォルト・ディズニー自身が最後にかかわったアトラクションで、総工費約160億円とこだわりのつまったアトラクション。
次回ぜひトリビアもチェックしながら楽しんくださいね。