この記事では、東京ディズニーランドにある『ホーンテッドマンション』の怖さを知って、さらに楽しみたいという方に向けて、アトラクションのストーリーや背景などをご紹介します。
「ホーンテッドマンションには、999人の幽霊たちがいて、ゲストを1000人目の仲間に加えようと待ち構えている」というストーリーだけではありませんので、ぜひ本文をチェックしてみてください。
ホーンテッドマンションの設定は?実はとっても怖いストーリーがあります
楽しいアトラクションがたくさんある中で、ホーンテッドマンションは恐ろしいストーリーがあります。
ストーリを知ってからホーンテッドマンションに行くことで、さらに怖さが増すはずですので、ホーンテッドマンションに隠されたストーリーを読んでみてください。
神聖な場所にホーンテッドマンションを建てたのが悲劇のはじまり
ホーンテッドマンションの怖いというのは、当時オランダ市長だったブルガマイスターが神聖な場所に手を加えたことへの”罰”が始まりです。
ホーンテッドマンションが建てられたのは、1967年10月31日。
当時のオランダ市長ブルガマイスターが建築したのですが、その時は神聖なインドの埋葬地で、町の長老たちから「そんな神聖な場所を汚すなんて」と警告を受けていたのです。
そんな警告を無視して、はその神聖な場所にホーンテッドマンションという大きな洋館を建設してしまったのです。
ブルガマイスターは建設中に、何度も原因不明の事故に遭ってしまうのですが、それでもお構いなし。
計画通り無事ホーンテッドマンションの建設が完了し、家族や親族を連れて引っ越しました。
しかし、間もなくしてブルガマイスターがおかしくなってしまい、なんと自分自身を墓地に閉じ込めてしまったのです。
残された家族は怖くなって、ホーンテッドマンションから出て行きました。
残された家族がホーンテッドマンションから出ていった後、約10年間、ホーンテッドマンションは、ホームレスの溜まり場や兵舎として使われるようになりました。
1871年にロナルド・スティーヴンズが買い取る
ホーンテッドマンションが建設されてから200年後の1871年、ロナルド・スティーブンという男性が、ホーンテッドマンションを買い取りました。
改修工事が始まりましたが、建設中に再び原因不明な事故が多発することになります。
この事故で石工職人のフレッドが亡くなってしまいますが、ロナルドが彼の仕事を引き継いで、何とかホーンテッドマンションの改修工事を完了させました。
完成後、ブルガマイスター市長と同じようにおかしくなっていしまい、墓石に自らの名前を刻み、その日にボイラー爆発事故で亡くなりました。
ロナルドの死後、一家はアメリカ降霊術協会にホーンテッドマンションを売り払います。
降霊術協会は、買い取ったホーンテッドマンションを、霊を呼び出すための儀式の場所として使いました。
降霊術協会が解散する1914年までの期間、900回以上の降霊儀式が行われたそうです。
降霊術協会が解散後に、悲劇がふたたび訪れる
降霊術協会が解散した後、ホーンテッドマンションの権利は、ジョージ・グレイシーへと渡されました。
ジョージ・グレイシーの死後、寄宿学校へ通っていた息子のマスター・グレイシーがマンションへ移り住みます。
息子は、サーカスで綱渡りをしていたリリアンという女性と結婚します。
しかし、マスターはニューオリンズで出会った降霊師のマダム・レオタという女性に魅了され、リリアンという奥さんがいるにも関わらず、彼女をホーンテッドマンションに住まわせました。
そして、グレイシーとレオタは、ホーンテッドマンションで降霊の儀式を頻繁に行うようになり、オカルトにはまってしまいます。
降霊師のマダム・レオタに嫉妬したリリアンは、夫マスター・グレイシーにレオタとマダム・レオタと別れるようにお願いするものの、2人は全く聞き入れてくれませんでした。
リリアンが自分たちを離そうしていると知ったマダム・レオタは激怒し、リリアンが綱渡り中に手をかけてしまいました。
リリアンの死後、オカルトにはまり続けたマスター・グレイシーは財産がなくなってしまい、資金欲しさに資産家の娘エミリーと再婚することになります。
しかし、マダム・レオタは、再婚相手のエミリーのことが気に入らず、結婚式前夜のかくれんぼ中、彼女が隠れたトランクに鍵をかけて閉じ込めてしまいます。
エミリーは誰にも見つけてもらうことができず、そのまま息絶えてしまいました。
マスター・グレイシーとマダム・レオタの関係が崩れる日
ある日、マスター・グレイシは、2人の妻がマダム・レオタの手にかけられて命を落としたという真実を知り、恐ろしくなって逃げようとします。
しかし、マダム・レオタによって屋根裏部屋まで追い詰められてしまいます。
そして、マダム・レオタは、マスター・グレイシーを水晶玉に閉じ込める呪文を唱え始めます。
自分がオカルトにはまってしまったせいで、結果2人の妻を失ってしまったという自責の念にかられて、彼は突如、首を吊って自ら命を絶ってしまいました。
水晶玉に閉じ込める対象者がいなくなった呪文は、マダム・レオタ自身に跳ね返ってしまい、マダム・レオタが水晶玉へと閉じ込められてしまいました。
そこから、アトラクションへと続いていきます。
夢の世界からかけ離れているホーンテッドマンションの演出
ディズニーはファンタジーや夢といったイメージがありますが、ホーンテッドマンションにはストーリーの他にも縁起が悪すぎる演出があります。
演出①:孤独になるトゥームバギー
ホーンテッドマンションは「トゥームバギー」というライドに乗ってアトラクションをめぐります。
トゥームバギーは、後ろからゲストを包み込むような形状で、前方の視覚しか目に入らない乗り物となっています。
ゲストに前方しか見せないようにすることで、「孤独感」を演出する仕掛けとなっています。
演出②:不吉な数字
ディズニーランドのアトラクションの待ち時間表示は、通常5分刻みで表示されています。
しかし、ホーンテッドマンションの待ち時間表示は、4分、9分、13分と不吉とされる数字が表示されます。
演出③:無表情のキャスト
ディズニーリゾートで働くキャストさんは笑顔が素敵ですが、ホーンテッドマンションのキャストは、笑わずテンションも低めです。
しかも不愛想。
不愛想で冷たい態度を取られても諦めましょう。
演出④:夜に浮かぶひとだま
ホーンテッドマンションの建物の右側には、ガラス張りの温室があります。
ディズニー映画『ホーンテッドマンション』にも登場している温室なのですが、夜になり暗くなると青白いひとだまが現れます。
タイミングなどは不明ですが、ぜひ暗くなった時間帯になったら、ひとだまを見つけてみましょう。
演出⑤:夕方に集まるコウモリ
夕方のホーンテッドマンションでは、なぜか不思議とコウモリが集まってくるのだそうです。
実はこのコウモリ、演出ではなく本物のコウモリがホーンテッドマンションに集まってくるんです。
お化け屋敷は昔から霊が集まりやすいとも言われていますし。。。どうなんでしょう。
演出⑥:一度も掃除をしたことがない館内!?
ホーンテッドマンションって、あえて怖い雰囲気を出す為に一度も掃除をしたことがないという噂があります。
これは、しっかりメンテナンスされているようで、ほこりや汚れは美術さんが定期的に付け足されています。
『ホーンテッドマンション』のアトラクションを改めて解説します
東京ディズニーランドのファンタジーランドにあるアトラクション「ホーンテッドマンション」は、999人の亡霊が住む屋敷を「ドゥームバギー・死の車」で探検する人気のホラー系アトラクションです。
館の中をさまよう999人の亡霊たちは、1000人目の亡霊となるゲストを探して探して迎え入れようとしています。
アトラクションの前半では、青年がだんだんと骸骨に変化する不思議な絵や伸びる絵画が登場。
また後半では、亡霊たちのダンスパーティーシーンなど仕掛けが隠されています。
映画『ホーンテッドマンション』を見るのもおすすめ
「ホーンテッドマンション」が2003年に映画化されていて、現在「ディズニープラス」で配信されています。
アトラクションをさらに楽しむために、映画を見てアトラクションを体験するのもおすすめです。
あらすじ
ジム(エディ・マーフィ)は、妻サラと不動産業を共同経営する実業家。ある日、サラの元に「屋敷を売りたい」という電話が入る。指定された商談日は久し振りの家族旅行出発の日。旅行を優先させようとするサラとは反対に、ジムは人生最大のビジネスチャンスだと息巻いて、子供たちも連れてその屋敷へ向かう。しかし、この商談の裏には、売り主が長年願い続けた目的が…。不気味にそびえたつ荘厳な大豪邸の扉の向こうには、999人のゴーストと、想像を絶する不思議な体験が待ち受けているのであった。
映画のストーリーはホーンテッドマンションの設定として広く知られており、映画の設定とも通ずる部分が多々あって、アトラクションを体験したことがある人なら「あっ!」と思うポイントも多々あります。
ディズニープラスは、ディズニー以外の映画やドラマ、アニメなども数多く配信されていて、1ヶ月だけ見ることもできます。
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この記事のまとめ
この記事では、東京ディズニーランドにある『ホーンテッドマンション』の怖さを知って、さらに楽しみたいという方に向けて、アトラクションのストーリーや背景などをご紹介しました。
楽しいアトラクションがたくさんある中で、ホーンテッドマンションは恐ろしいストーリーがありました。
今回のストーリを知ってからホーンテッドマンションに行くことで、さらに怖さ倍増で楽しんでください。
ディズニーランドをさらに楽しみたい方は
ディズニーランドをさらに楽しむための豆知識をまとめました。
これを読めば、ディズニーランドの楽しみがさらに増えるかも。
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