この記事では、そんな「済州島なん」」と思っていた自分がなぜこんなにチェジュ島にハマったのか、リアルな体験をもとに、本当におすすめしたいスポットや魅力をまとめてみました。
済州島に旅行に行こうと計画されている方、ぜひ参考にしてくださいね!
私が「済州島ってつまらない」と思っていた理由

以前の私は、済州島に対してあまり良いイメージを持っていませんでした。
というのも、ソウルや釜山のように情報が豊富ではなく、数年前に調べても「あれもこれも行きたい!」と感じるような観光地が少なく思えたからです。
ガイドブックやSNSで紹介されている内容も限られていて「済州島って、いったい何があるんだろう?」と興味が湧きにくかったのが正直なところです。
また、アクセスの面でもハードルがあるなと感じていました。
日本からの直行便はありますが、成田と関空だけで、運航数が限られいてソウルや釜山のように気軽に行けるわけではありません。
国内線を乗り継いで向かう場合は、移動に時間もかかりますし、それなら他の韓国の都市に行った方が効率的だと思っていたのです。
けれど、実際に行ってみるとその印象は大きく変わりました。
でも行ってみたら済州島は最高だった!私のリアル旅スケジュール公開
今回、福岡から釜山経由で済州島に2泊3日で行ってきました。
チェジュ島1日目

初日は福岡空港から韓国・釜山を経由して済州島へ向かいました。
途中、釜山空港での機材繰りによって1時間30分フライトが遅延するというアクシデントもありましたが、ようやく夕方に済州島へ到着。
空港から市街地のホテルへは、バスで移動。

済州島には電車が通ってなく、移動はバスか車、もしくはレンタカーがメインとなります。
バスは現金が使えないのでT-money(日本でいうSuicaのような交通系ICカード)を使って利用します。

ただ、空港のバス乗り場は、ハングル語で書かれていてわかりにくく、土地勘のない観光客には少しハードルが高く感じました。

この日の宿泊は「Hotel Alice and Trunk」。

済州の市街地に位置し、観光やグルメを楽しむにはちょうどよい立地でした。
ホテルのお向かいには深夜までやっているスーパーがあって、これはとても便利でした!

到着が遅れたこともあり、すぐにタクシーで映えスポットとして知られる「虹の海岸道路」へ。

カラフルなブロックが海岸沿いにずらりと並ぶ、まるで絵本の中のような風景に癒されました。

そのあとは「東門市場」へ立ち寄り、市場の賑わいと香りにワクワクしながら、地元グルメをテイクアウト。
1日目はホテルでのんびり夕食タイム。
初日から想定外の出来事もありましたが、済州島ならではの景色とゆったりした時間が、気づけば心をほぐしてくれていました。
チェジュ島2日目2日目は朝からあいにくの雨(豪雨)。

天気がよければ、世界遺産の『城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)』にも行きたかったのですが、今回は予定を変更して島を散策することにしました。
今日は、朝から島の南側に向かいます。

まず向かったのは、バスに乗り「スターバックス中文店」へ。
外観は、まるでジブリ映画『ハウルの動く城』を思わせるような独特なデザインで、韓国でも類を見ない個性的な建築が印象的です。

済州島限定のメニューや

グッズも充実していて、旅先での特別感を味わえました。

その後は、バスを乗り継ぎ郭支海水浴場近くのかにのラーメンで有名なお店『Nolman』を訪ねましたが、悪天候のため臨時休業。。。

急遽タクシーに切り替え、BTSファンの聖地として知られる「Yichunok mackerel ssambap」へ移動。

海を眺めながら食べられるカウンター席にしていただきました。
ちょうどお隣の席がBTSのメンバーが座った席のようで、気分が上がります!

これが「Yichunok mackerel ssambap」の看板メニュー『サバと熟成キムチ煮込み』

鯖包みごはん、鯖が肉厚で柔らかく、キムチは深い味わいで、ご飯との相性も抜群でした。

ランチの後は、昨日訪れた「虹の海岸道路」から海岸線を散策しました。
海岸線には、晴れていたら眺めがいいだろうなというカフェが立ち並んでいて、また次回リベンジしたいです。
今回泊まったホテル周辺は、繁華街が近く、飲食店やオリーブヤング、済州島のお土産が豊富な「my jeju GIFT」などもあり、少しの空き時間でも買い物や散策を楽しめる便利なエリアでした。
夕食は、ホテル近くの済州黒毛牛の専門店「火・水・木(화수목 보리짚불구이 연동점)」に行ってみました。

済州黒毛牛が迎えてくれる店内は、スタッフがすべて焼いてくれるスタイルで、済州産の柔らかな黒毛牛をゆっくりと堪能できました。
チェジュ島3日目

最終日は朝にチェックアウトを済ませた後、一度空港へ立ち寄り荷物を預けてから「スヌーピーガーデン」へ。
空港からバスで向かいましたが、済州市内からスヌーピガーデンまでは距離があるので、バスに確実に座りたい場合は空港からの乗車がおすすめです!

スヌーピーと仲間たちの世界観が広がるこの施設は、四季折々の自然と融合した癒しのテーマパークとなっています。
屋内展示だけでなく、広々とした屋外ガーデンもあり、大人から子どもまで幅広い年代が楽しめるスポットとなっています。

ここもBTSのファンの間では聖地となっていて、ピーナッツの仲間たちをモチーフにしたフォトスポットも数多く

スヌーピーのスイーツやオリジナルグルメも目にも楽しく、旅の終わりにぴったりな心和む時間を過ごせました。
帰りはバスがなかなか来なかったため、タクシーで空港へ移動し、釜山を経由して福岡へ帰路につきました。
私が虜になった済州島の魅力4選

- 自然がすごい
- カフェが全部おしゃれすぎる
- 町全体がフォトジェニック
- ローカルグルメが美味しい
「正直済州島ってつまらないんじゃない」と思っていた私が、すっかり魅了されてしまったチェジュ島。
ここでは、旅を終えた今だからこそ伝えたい『心を動かされた済州島の4つの魅力』をご紹介します。
魅力① :とにかく自然がすごい。壮大で優しい風景に癒される
済州島最大の魅力は、なんといってもその自然のスケールと美しさ。
漢拏山や海岸線、オルレ道など、島全体がまるで大きな自然公園のようで、都会の喧騒を忘れさせてくれる澄んだ空気と、どこまでも広がる空と海に癒されます。
心と体のリセットにぴったりな島です。
魅力②:どこで休んでもおしゃれすぎる。カフェのレベルが異常に高い
済州島は『カフェ天国』とも言えるほど、ハイセンスなカフェが島中に点在しています。
スターバックス済州中文店のような個性的なデザインの店舗はもちろん、ローカル経営のカフェも、空間づくりやメニュー構成がとにかく洗練されています。
済州島らしさを演出したデザートは見た目もテンション上がります!
魅力③ :街全体がフォトジェニック
済州島は映えるけど、つくりすぎてない自然さが残る街並みです。
有名な虹の海岸道路やスヌーピーガーデンなどをはじめ、済州島には写真を撮りたくなる場所がいたるところにあります。
どこも「映え狙い」の人工的な感じではなく、自然や地元の雰囲気と調和したさりげないところもまた魅力です。
魅力④ :ローカルグルメが本当に美味しい!
済州島では、市場グルメから済州黒毛牛まで楽しめる島。
もちろんアワビをはじめとした新鮮な海鮮料理はおすすめですが、済州島にはお肉も果物、お茶といった特産物も豊富で、1回の訪問では食べきれないほどグルメが充実しています。
済州島をおすすめする人・おすすめしない人
実際に済州島に行ってみて感じたことですが、旅のスタイルによって、魅力を最大限楽しめる人もいれば、「ちょっと合わない」と感じる人もいるかもしれません。
そこで、済州島をおすすめする人・おすすめしない人の特徴をまとめてみました。
済州島をおすすめしない人
- 1泊しかできない人
- 雨女、雨男の人
- アクセスの良さ・効率重視の人
済州島は、観光スポットが点在していて、滞在時間が短いと移動に追われてしまうことも。
最低でも2泊以上できるスケジュールを組むのがおすすめです。
また、済州島の魅力は自然ですが、どうしても天気が悪いと、予定を変える必要があったり、島の魅力が半減してしまうのも事実です。
済州島にも梅雨があるので、天候重視の人は梅雨時期を避けるのもおすすめです。
済州島をおすすめする人
- 自然の中でゆっくり過ごしたい人
- カフェやローカル文化を楽しみたい人
- 写真や動画をたくさん撮りたい人
済州島は、世界遺産の漢拏山(ハルラサン)や溶岩洞窟、美しい海岸線やビーチなど、自然の癒し”をたっぷり感じられるスポットが点在しています。
韓国のハワイとも言われていますがリゾートとしての側面だけでなく、地形や火山活動によって生まれた神秘的な景観も多く「自然と共に過ごす時間」に価値を感じる方にとっては、まさに理想的な旅先です。
また、島に溶け込んだカフェが点在していたり、フォトジェニックなスポットが豊富なので、写真をたくさん撮りたい方にもおすすめです。
済州島へのアクセス方法

済州島へのアクセスは、主に2つのルートがあります。
済州島へのフライトが一括検索できる!
日本語のサポートもつく&利用回数でラウンジ利用も!
日本からの直行便を利用する方法
現在、日本から済州島への直行便は成田空港・関西国際空港から運航されています。
所要時間はおよそ2〜3時間程度と、韓国の他都市に比べても比較的短時間で到着できます。
ただし、便数は限られており、時期によっては運休していることもあるため事前の確認が必要です。
ソウルや釜山を経由する方法
もう一つのアクセス方法は、韓国本土の都市を経由して国内線で済州島へ向かうルートです
- ソウル(金浦空港)⇔ 済州島:約1時間
- プサン(金海空港)⇔ 済州島:約1時間
福岡や大阪など日本各地から、まずソウルまたは釜山へ入り、そこから国内線に乗り継ぐケースが一般的です。
乗り継ぎ時間を含めると、トータルで半日近くかかることもあるため、スケジュールにはゆとりを持っておくのが安心です。
済州島のおすすめホテルと選び方|旅の目的で変わる3つのエリア
済州島でのホテル選びは、旅の目的によって大きく変わってきます。
島自体が比較的大きくて、観光スポットも点在しているので、自分に合ったエリアを選ぶことが、済州島を満喫するポイントになります。
エリア①:【済州市エリア】アクセス・観光・グルメを重視する方におすすめ
済州国際空港から近く、バスやタクシーの交通手段も充実しているエリアです。
ホテルを拠点として効率よく観光地を回りたいという方にもおすすめで、観光・グルメ・ショッピングをバランスよく楽しみたい方にぴったりのエリアです。
エリア②:【西帰浦(ソギポ)エリア】海とリゾートを満喫したい人におすすめ
済州島南部に位置する西帰浦は、高級リゾートホテルが多く立ち並ぶ人気エリアとなっています。
空港からは1時間30分くらいと距離はありますが、海や自然を楽しみたいという方におすすめです。
エリア③【中文(チュンムン)エリア】ビーチ&観光スポットを楽しみたい方におすすめ
中文観光団地エリアは、植物園、ビーチ・博物館・テーマパークなど観光スポットが集中している人気の地域で、ジブリのようなスターバックスがあるのもこの中文エリアです。
どちらかと言えば整備されているリゾートエリアとなっています。
この記事のまとめ
正直、行く前までは「済州島って、特に見どころもないんじゃ?」と思っていました
けれど、実際に訪れてみると、美しい自然、センスのいいカフェ、ゆるやかな時間の流れ、どこか昭和レトロのような雰囲気が漂う街の雰囲気や島の人々がとても心地よかったです。
済州島は派手な観光地ではありませんが、自分のペースで過ごしたい人、自然の中で心を整えたい人、流行にとらわれない旅がしたい人にはぴったりの島です。
ぜひ一度訪れてみてくださいね!
済州島へのフライトが一括検索できる!
日本語のサポートもつく&利用回数でラウンジ利用も!