この記事では、香港で最も有名な道教のお寺のひとつ、黄大仙廟をご紹介します。
この記事を読めば、黄大仙廟でのお詣りの方法、占いの仕方など初めての香港旅行も迷わず楽しめますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
必ず願い事をかなえてくれるという「黄大仙祠」
黄大仙とは仏教・道教・儒教の3つが習合したお寺。
正式名は「赤松黄大仙祠」または「嗇色園黄大仙祠」で、日本語では『コウダイセンビョウ』と呼ばれています。
黄大仙は、年間約300万人もの人々が訪れるという香港最大のお寺で、香港でも大定番のパワースポットと言われています。
1921年に神のお告げにより、エネルギーがみなぎる現在の場所に移築されたと言われ、「龍穴」という大地の気が凝縮している特別な場所るということで、有求必應(求めれば必ず願いが叶う)お寺として有名です。

黄大仙祠に行くならMTRが便利
黄大仙祠(ウォンタイシン)は、MTRの「観塘線黄大仙」駅の目の前の場所にあります。
香港の九龍島(クーロントウ)の中心地である尖沙咀(チムサーチョイ)から電車で約20分、もう1つの島、香港島の中心地である中環(セントラル)から約30分でいくことができます。
多くのホテルが集まる九龍島の中心地・尖沙咀からは旺角駅まで行き、緑の路線の観塘線に乗り換えます。
黄大仙駅で下車し、案内板を頼りに地上に出れば、目指す黄大仙祠はすぐそこです。
通常であれば、30分程度でお参りすることができますが、週末や占いなどをする場合は1時間~1時間半程度みておくと安心です。
ちなみに、、MTR(地下鉄)・バスなどの交通機関や、コンビニなどで利用できる、日本でいうSUICAのような『オクトパスカード』を持っていない方は、香港旅行前に購入しておくのが便利です。
というのもオクトパスカードは、香港空港のMTRの駅でも購入できるのですが、現金で購入する必要があります。
kkdayでは事前購入できるので、当日は空港で受け取るだけなので時間のロスにもならず便利でした!
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参拝の前に線香を購入しておくのがおすすめ
お寺へ向かう途中、お参りグッズなるお線香(5~10香港ドル)やお供え物などを販売しているお店が軒を連ねています。
本格的なお参りをしたい方は、ここで購入してからお寺へ向かいましょう。
境内にも他の参拝者が残したと思われる線香が置いてあり、無料で使えますが種類や大きさが異なったりするので、線香店で購入することをおすすめします。
相場は大体HK$5~10くらいです。
正門では二体の麒麟像が出迎えてくれます
正門に歩をすすめると、門番のように鎮座する二体の麒麟像が出迎えてくれます。
中国で龍はとても強力な力を持つ、縁起のいい存在です。水をコントロールし、治水に重要な意味を持つだけではなく、皇帝の象徴でもありました。
この麒麟は神話に登場する霊獣で、触ると体の悪いところや病気が治ると信じられています。
見れば、像の足の一部は何度も触られて、表面の塗装が剥げ、ピカピカに光っています。
入口入ると目の前に階段がありますが、そこは帰りのルートなので左にあるエスカレーターを進みます。
登りきると12支の銅像がお目見えします。
そこが本堂「大雄宝殿」の入口です。
参道を進むと、点香区と呼ばれる線香に火を点けるエリアが見えてくるので、購入しておいた線香に火を点け、きちんと両手で持ってお参りしたい祠や本堂に向かいます。
線香を運ぶ時は人に当たらないように気を付けましょう!
参拝の仕方
本殿には「師」「道」「經」の文字が掲げられていて、それぞれの前に線香台が設置されています。
その線香台に正面、向かって左、向かって右という順で、3本ずつ線香を立てていきます。これが黄大仙祠でのお参りの作法です。
この3本は現在、過去、未来の意味を表しているそうなんです。
- お賽銭を納め、9本の線香に火をつける
- 線香置き場のすぐ近くにロウソクが燃えるランタンがあるので、9本まとめて火をつけます
- 線香についた火は手で消し、線香の火が他の人に当たらないように高く持っておきましょう
- 大殿(赤松黄大仙)、三聖堂、盂香亭の順に参拝する
- 祭壇の前に立ったら、両手で持って顔の前に掲げて三礼します
- 心の中で自分の名前、年齢、生年月日、住所、願い事を唱えまます
線香をさす時は左手でさすとよいとも言われています。
参拝した後は、おみくじをひきます
本殿正面の左側には社務所があり、筮竹(ぜいちく)という竹の棒が入った筒を貸してくれます。
竹の棒が入った筒を借りるのは自由です。
ここで筮竹(ぜいちく:竹筒に入ったおみくじ)を受け取ったら、本殿の前にクッションが並べられた場所に移動します。
空いたクッションの場所に立てひざ状態で座り、頭を下げてお祈りします。
ここで仕事、恋愛や健康など占ってもらいたいことを念じながら、筒を振って筮竹を振り落します。

落とす棒は1本だけ。失敗したら、成功するまで繰り返します。

竹の棒には番号が書かれているので、竹筒を返却するときに、その番号をメモしておきましょう。
おみくじの結果を確認するには、お寺の横にある占いブースでおみくじを購入して解説してもらいます。
占いブースは、本殿左側にある階段を降りた場所にずらーっとお店が並んでいます。
1階と2階あわせて100以上の占いブースがあり、どのお店でも占いで出て番号を教えてもらうことができます。

料金は占い師によって多少異なりますが、30香港ドル(約430円)程度。
棒先に書いてある数字を占い師に伝えると、運勢を教えてくれます。
占いブースではおみくじの結果を聞くだけでなく、通常の占いもしてくれますよ。

ずばり当たっていたのですが、日本語対応といっても、細かい部分まで聞いたり教えてもらうのは言葉の壁がありました。
というのも、香港のローカルの方が占ってもらっている時間よりかなり短い。。。
翻訳機を使って、広東語で聞いた方がもっと詳しく聞けたのにと反省です。
今回びっくりするくらい当たったのに細かい部分まで聞けず後悔しているので、次回香港に行ったときは、ポケトークを使ってしっかり細かい部分まで聞いて、アドバイスをもらおうと思います!
ちなみに、スマホの翻訳機もいいのですが、細かいニュアンスが難しいのと充電がすぐなくなるデメリットがあります。
ポケトークは、スマホのバッテリー関係なく使えるし、何よりも翻訳性能が高いので、占いなど繊細なニュアンスを聞き逃したくない場合におすすめです。
もう1つの占い「聖杯(センブイ)」
もう一つ黄大仙で有名な占いが、聖杯(センブイ)。
最近は、聖杯を投げて占いをするのはお爺ちゃんやお婆ちゃんが中心になっているのが現状です。
筮竹と同じ場所にあるのですが、三日月形をした二つの木片で占います。
“聖杯”は二枚でワンセット、陰陽があってカーブした面が陰で平らな面が陽です。
作法は、筮竹と同じで、まず線香を供えます。
ひざまついて合掌の形にした両手に聖杯を包みこみます。
合掌をおでこに掲げ、目を閉じて自分の名前、生年月日、お願い事を強く念じます。
そして両手に包み込んでいた聖杯を軽く前に放り投げます。
- 一枚が陽(平らな面)、もう一枚が陰(丸みを帯びた面)と出たら大吉。あなたの願いはうまくいく
- 二枚とも陽だったら、「笑杯」といって吉。状況はあなた次第
- 二枚とも陰だったら「怒杯」。凶。神様は認めていないという
3回まで挑戦できるのであきらめずに挑戦してみましょう
それでも残念な結果だった、という人も大丈夫。
黄大仙には「誠意を尽くした願いは、大したお供え物がなくても必ず応えてくれる」という意味の「有求必応」という言葉があって、一生懸命祈ってくれた人全員に広くご加護を下さる、とっても包容力のある神様なのです。
黄大仙祠の主な参拝スポット①:縁結びの神様・月下老人
占いが終わったら、しばし境内を散策。風水に基づいて綿密に設計された庭園のほか、縁結びの神様として知られる月下老人も祀られています。
月下老人像のそばには赤い糸が置いてあり、案内板のポーズを参考にしながら、糸に思いを込めていきます。
そして、赤い糸を両脇に立つ銅像に結ぶと、良縁に恵まれると言われています。
赤い糸は、無料でもらえますが閉館前だとなくなってしまうことがあるので、出来たら月下老人が目当という方は、早い時間に行くのをおすすめします。
黄大仙祠の主な参拝スポット②:太歳元辰殿
本殿参拝も良いのですが、オススメは本殿の左側地下にある『太歳元辰殿』です。有料で100香港ドル必要ですが、厳かな雰囲気は地上部分とは別世界です。参拝方法等は係りの方が身振り手振り&筆談で教えてくれます。
別にある地下の聖堂「太歳元辰殿」新しいお線香を買い、メインの像の前と、自分の干支の像の前でそれぞれ心の中で自分の名前、年齢、生年月日、住所、願い事を唱えまます
黄大仙祠の基本情報
住所 | 香港九龍黃大仙竹園村2号 |
電話 | +852-2327-8141 |
アクセス | MTRの「観塘線黄大仙」駅下車、徒歩すぐ |
営業時間 | 7:00~17:30 |
定休日 | なし |
入場料 | 拝観無料 |
この記事のまとめ
この記事では、黄大仙祠についてご紹介しました。
黄大仙は香港の中心部にあり、MRTの駅からも近いので個人でも行きやすいロケーションにあります。
ぜひ黄大仙でパワーをもらって運気アップしてくださいね!