この記事では、バルセロナからサンセバスチャンの行き方について解説します。
バルセロナからサンセバスチャンへは、3つの方法で行くことができます。
時間帯や旅行スケジュールによって選んでいくのがベストですが、個人的には鉄道での移動が一番楽でおすすめです。
本文では、実際に電車で行ってみた感想などもお伝えしていきますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
バルセロナからサンセバスチャンに行く方法
冒頭でも少しお伝えしましたが、バルセロナからサンセバスチャンへは、3つの方法で行くことができ、1番簡単でおすすめなのは電車です。
所要時間は約6時間〜7時間30分と東京から博多間よりも少し長い距離とはなりますが、サンセバスチャンに到着後もスーツケースなどを持っていても移動が楽です。
とは言っても、それぞれのメリットデメリットもあるので、ここからはそれぞれの移動手段についてご紹介していきます。
移動手段①:電車(Renfe ALVIA)
所要時間 | 約6時間〜約7時間30分 |
料金 | 約46ユーロ(約7,344円)~ |
ひとつめの移動手段は、電車です。
時間帯によっては途中乗り換える必要がありますが、乗り換えなしの電車に乗れば、サンツ駅からサンセバスチャン駅まで楽に移動することができます。
バルセロナからサンセバスチャン直行する電車は1日1~2便ではありますが、時間帯が合えば楽に移動することができます。
また、外の風景を眺めながらワインを飲むこともできるので、まるで『世界の車窓から』の世界が楽しめます。

私は今回一等車を予約しましたが、2人で22,015円でした。
特に直行列車は人気なので、予定が決まったら早めに予約をしておくのがおすすめです。
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移動手段②:飛行機
所要時間 | 1時間30分 |
料金 | 約9,212円~ |
2つめの方法は、飛行機利用です。
バルセロナからサンセバスチャン直行便は、朝1便しかないので、スケジュール的に合う方は飛行機が便利です。
朝の1便以外は、マドリード経由となります。

私は、午後に出て夜に到着するフライトを予約しましたが、乗り換えなしで行く電車とほぼ変わらないということで、キャンセルして電車を取り直しました。
飛行機は直行便だと最高なのですが、私が利用しようとした時には午前7時台だったので、空港に行くまでのことを考えると早起きして向かう必要があります。
また1日1便ということで、すぐに満席になってしまうことも。
直行便以外は、マドリード経由の便が多いのですが、経由地マドリードで市内まで出てみたり、航空会社のステータスをお持ちの方は、空港ラウンジが使えるというメリットもあります。
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移動手段③:バス
所要時間 | 最短約14時間30分 |
料金 | 約31ユーロ(約4,949円)〜 |
旅行日程に余裕がある方、金額を抑えたい方は、バスでの移動がおすすめです。
バスは、バルセロナ市内中心部のEstació d'Autobusos Nordというバスターミナルから乗車できます。
バルセロナからサン・セバスティアンへは、ヨーロッパ各国で運行されているFlixBusが利用できます。
夜行バスを利用すれば宿泊代を浮かすこともできます。
一方バスのメリットとしては、渋滞や気象条件などによって遅延が発生する可能性があったり、座席で寝ることになるので、よく眠れず、次の日の予定に影響がでることもあります。
バルセロナからサンセバスチャンまで電車(Renfe ALVIA)で行ってみた
今回、私はrenfe(レンフェ)と呼ばれるスペイン鉄道を利用しました。
バルセロナ発は14時30分。
午前中も観光をしたり、車中で食べる食べ物やワインを買ったりできて、バルセロナ最終日も有意義に過ごすことができました。
サンツ駅(Barcelona Sants Estacio)に到着

サンツ駅は2階建ての構造になっていて、電車の出発到着ホームは全て地下になっています。
構内にはカフェなどもあります。
1階には切符窓口がありますが、事前にチケットを購入した場合は、そのままRenfe ALVIAの乗車口に進んでいきます。
高速鉄道AVEの入場の時には、入り口でチケットの確認があり次に荷物のX線検査があります。
チケットはrenfe公式サイト・アプリで購入可能で、当日は改札でQRコードをかざすだけです。
英語やスペイン語での予約が不安な方は、日本語対応しているTrip.comがおすすめです。
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高速鉄道Renfe ALVIAに乗車

今回乗ったのは一等車。
1列・2列の配置となっています。

USB差込口があって、フットレストもあり、足元はゆったりしてました。

こちらが二等車で、左右2列の配置となっています。
ほかの方のブログを読んで一等車は軽食が出るかもと思っていたけれど、ほかの区間の話だったのかも。

バルセロナ~サン・セバスチャン間は軽食サービスなどはなく、車内販売がある車両があって、あとな車内販売のワゴンが時々きました。
6時間って長いなぁと思うかもしれませんが、東京博多間と同じくらいで、乗り継ぎもなく直行なので、車窓を楽しみながら、体力温存のもできました。
市内から空港へ移動したり、荷物を預けたりする手間がないのが列車旅の最大のメリットです。

車内では、荷物置き場もありました。
荷物置き場は先着順なので、早めに乗って一番下のスペースを確保しました。
盗難防止の目的で、スーツケースと荷物置き場の枠にワイヤーロックをして対策をしておきました。

電車の中では、バルセロナで買ってきたおつまみを片手にのんびりと過ごしました。

ずっと食べてたかも。。。。

車窓からはのどかな風景が広がっていました。

Googleマップを片手に今どこにいるんだろうとチェックできるのも電車移動の魅力のひとつでもあります。
途中、スペインパンプローナ市に作られたヤマグチ公園というとことがあって、なんとこの都市は山口市との姉妹都市なんだそうです。
締結15周年を記念して、山口市の造園技師の指導によって日本庭園を施した「山口公園」が作られたそうで、いつか訪れてみたいなって思いました。

サンセバスチャンに到着したのは夜。
サンセバスチャン駅は、旧市街からは少し離れていました。
駅から旧市街への移動はバスかタクシーか徒歩となりますが、今回はスーツケースをガラガラ引いて旧市街地にあるホテルまで約15分ほど歩きました。
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この記事のまとめ
この記事では、バルセロナからサンセバスチャンの行き方について解説しました。
ぜひ、ご自身にぴったりな移動手段を選んでみてくださいね。