知らなきゃ損！釧路湿原ノロッコ号の座席のおすすめと楽しみ方

釧路湿原をのんびり走る観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」は、国立公園内の手つかずの自然をのんびり眺めながら楽しめる列車として、日本の観光列車の中でも高い人気を誇っています。

そんなノロッコ号ですが、座席によって景色が全然違います！！

結論から言うと、釧路発も塘路発も指定席のボックス席（A席）に座るのがおすすめです。

本文では、ノロッコ号の座席や車内の様子、また楽しみ方についてもご紹介しますのでよかったら、続きもチェックしてみてくださいね。

釧路湿原ノロッコ号のおすすめの座席！神席に乗車してみた

冒頭でもご紹介しましたが、ノロッコ号のおすすめの座席はボックスシートの窓側です。

その中でも、4号車の17、18番のABCの座席は最後尾となっているので、列車最後尾の景色も同時に楽しめるまさしく神席でした。

しかも指定席は、テーブルがあるので食事や飲み物をとりながら列車の旅が楽しめます。

釧路駅の売店で釧路銘菓が個包装で販売していたので、購入してみました。

そんな釧路の銘菓やお酒、そして景色が楽しめるのもこの席の醍醐味です。

ボックス席からの車窓

湿原側の座席からの景色は、ほぼ広大な湿原を楽しむことができます。

鹿の姿も見ることができました。

指定席ベンチシート（E席）からの車窓

ベンチシートは、2人がけの座席なので、2人で旅行する場合相席になることがないという点ではメリットですが、目の前が森という景色の時間が多いです。

ただベンチシートは、背もたれを移動させてボックスシート側に座席を回転させることもできますよ。

自由席

自由席は、4両編成のうち1号車が自由席として設定されています。

湿原側も森林側もボックスシートになっています。

同じくA席側が湿原側になっていますので、早めに改札口に行っていい席を確保してくださいね。

ノロッコ号の予約方法

ノロッコ号のきっぷは、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」、JR駅の「みどりの窓口」、おもな旅行会社などで、乗車1か月前の同じ日の午前10時00分から購入できます。

ボックス席の窓側を確保したい場合は、早めに予約するのがおすすめです。

ノロッコ号はボックス席から予約が埋まっていきます。

えきねっとで予約した場合でもし窓側が空いていない場合も、後日窓側が空くこともあいて座席変更するのこともできるので、こまめにチェックしておくのも窓側を確保するポイントです。

釧路湿原ノロッコ号の楽しみ方

釧路駅から塘路駅までの45分。

ノロッコ号から見ることのできる景色や車内での楽しみ方をご紹介します。

釧路駅

出発地点の釧路駅では、駅弁や釧路のお菓子などが販売されています。

駅の改札口の近くにある四季彩館では、海鮮の駅弁があったり、釧路のお菓子が販売されていたりします。

ノロッコ電車ではお弁当の販売がないので、食事を考えている方は駅で調達をお忘れなく！

車内販売

ノロッコ号の2号車には車内販売のカウンターがあり、グッズやスイーツを購入することができます。

ノロッコ号でしか買えないグッズをはじめ、「ノロッコ号プリン」や地ビールなども販売されていました。

ノロッコ号プリンは濃厚な牛乳のプリンで、美味しかったです。

お土産に購入した「こまい」も美味しかったです。

車内の内装やサービス

ノロッコ号の車内には、釧路湿原やノロッコ号にまつわる展示品、写真などが飾られています。

乗車スタンプ

手作りの案内マップ

添乗員さんから、乗車証明書もいただきました。

また、道中の添乗員さんのガイドも分かりやすくて楽しい時間が過ごせました。

ノロッコ号からの風景

ノロッコ号から見える風景についてご紹介します。

岩保木水門(湿原側)

釧路湿原駅の手前で、湿原側に見えてくるのが岩保木水門。

釧路川を仕切る水門で人工河川である「新釧路川」と旧流路である「釧路川」の分岐点にあります。

列車からは新しい水門しか見えないのですが、近くには木製の水門もあります。

釧路川

細岡駅と塘路駅の間では、釧路川のそばを列車が走ります。

カヌーをしている人とすれ違うこともありますよ。

塘路駅

折り返し地点の塘路駅。

駅のロータリーは、お土産屋さんなどもなく、団体の方のバスが待機していました。

私はそのまま折り返しで釧路まで向かいました。

往復ともにボックスシートでの眺めは、最高に楽しめました。

この記事のまとめ

この記事では、釧路湿原を走る「ノロッコ号」のおすすめの座席と楽しみ方についてご紹介しました。

ノロッコ号に乗るだけでも国立公園の中を走る列車の醍醐味を味わえますが、より景色を楽しみたいという方は、指定席のA席をぜひ狙ってみてくださいね。