この記事では、新潟にある『季節料理みかみ』のグルメレポートをお伝えします。
『季節料理みかみ』は、新潟市内はもちろん東京からわざわざ足を運んで食べにくるという、今注目の割烹料理屋。
今回噂を聞きつけ東京から行ったのですが、行く価値のある味とコスパでしたので、料理についてご紹介します。
季節料理みかみは東京からも通うお客さんがいる知る人ぞ知る名店
新潟市北区新崎にある季節料理みかみ。
創業1986年、地元では知る人ぞ知る食事処の名店です。
そして2019年9月に、東京で22年間和食の修行を積んだ長男が2代目がその後を継ぎ、季節料理みかみに新たな息吹が吹き込まれました。
兄の日本料理と弟の日本酒やお茶割のマリアージュが話題を呼び、今は関東からも足を運ぶお客さんがいるほど。
今回私も、その噂を聞きつけ東京から新幹線と電車を乗り継ぎ、行ってみました。
みかみは、新崎駅から徒歩で約10分ほどの距離にあって、広い敷地の中にお店があります。
店内はカウンターと座敷席、個室があり、飾らない店内は温かみのある空気が流れています。
日本酒は、弟さんが食材と味付けに合うものを都度仕入れていて、所狭しと並べられています。
季節料理みかみの料理を実食
料理はコース料理をいただきました。
料理内容は、カウンター越しのホワイトボードに書かれています。
先付
まずは、地元で獲れた南蛮エビで出汁を取ったスープからスタート。
エビの香りが口の中に広がって、食欲も一気に掻き立てられました。
続いて出てきたのは、茶わん蒸し。
麒麟山のぬる燗と合わせていただきます。
鴨とサラダ。
鴨は甘みが強くて独特の臭みがなかったのですが、その美味しさの秘密を聞いたところ、大将自らが鴨を処理して新鮮なものを提供しているからなんだそうです。
お酒は「かをるやま」。
お米で作った白ワインで鴨肉と甘味を引き立ててくれます。
次に出てきたものは、かぶの煮物。
上品な出汁で炊かれたかぶと、辛子酢味噌と柚子の皮との相性も抜群でした。
季節料理みかみでは、日本酒だけでなく、お茶割にもこだわっています。
汲んできた湧き水を使ってお茶割を作っていきます。
約20分ほど水出ししたお茶を使った焼酎のお茶割も、お酒ということを忘れるくらいすごく美味しくて、飲みやすかったです。
ちなみに、まだこれ前菜なんです。
よもぎ麩と里芋の揚げ物。
味噌をつけていただきます。
おかわりしたいほど、癖になる美味しさでした。
鴨の焼き鳥2種類。
炭で焼いただけなのに、甘味が引き出されていて、お酒が進みます。
しつこいようですが、この段階でも前菜なんです。
白ネギどっさり乗ったえび真丈。
金鶴の熱燗と一緒にいただきます。
煮物
ここで、煮物が登場です。
味噌ベースのスープに、朝市場で仕入れた新鮮な魚介類や地元で採れたキノコ、ごぼうなど具沢山。
大将自らが鍋を作ってくれます。
まずは、ねばなばのがごめ昆布からはじまりで、またこれが美味でした。
これまでの、前菜を一度リセットするかのように、口の中がさっぱりしました。
その後は、魚やお野菜が次々取り分けてくれました。
味噌ベースの鍋には、緑川の本醸造を熱燗で。
具材には根菜類のふんだんに使われていることもあって、吞み口しっかりのお酒の味との相性抜群でした。
造り
メニューには3種って書いてあったのに、4種類も出てきました。
この時点で、かなりお腹がいっぱいになっているのですが、それでも大将のおもてなしはノンストップです。
焼物
焼き物は真鯛。
バターソテーでいただきます。
食事
食事は、南蛮エビの出汁のリゾット。
えびの足もカラッと揚げて、エビのいたる部分までいただくことができました。
甘味
デザートは、バレンタインの季節ということもあり、大将手作りのチョコといちごアイスクリームといただきました。
そして、お土産に手作りのふりかけと佃煮もいただきました。
兄弟のおもてなしたいという気持ちが、料理の豪快さとお酒のこだわりにうまく表現されていていました。
味付けは豪快ながら洗練されていて、大将の食に対するこだわりも十分に伝わってきました。
また、みかみの料理だけをまた食べに新潟に行くと心に決めたくらい、本当に美味しかったです。
季節料理みかみの店舗情報
店名 | 季節料理みかみ (キセツリョウリミカミ) |
住所 | 新潟市北区新崎1-17-11 |
電話番号 | 025-259-5373 |
営業時間 | 昼 11:00~14:30/夜 17:00~22:00 |
定休日 | 土・日曜、他不定休(お電話でご確認下さい) |
備考 | 座席数21席 |
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