この記事では、ニュージーランドのオークランドを本拠点とする「ニュージーランド航空」の評判や口コミを元CAの視点から詳しく解説します!
ニュージーランド航空のまとめ
- エンタメの充実度は低いので、時間を潰すための本や映画は自分で用意しておいたほうがよい
- 世界で初めて導入されたエコノミー「スカイカウチ」は試してみる価値あり
- ニュージーランドへの食料品の持ち込みは厳しく、税関での申告を怠った場合は400ドルの罰金なので要注意
- 欠航や遅延時の対応が不安な場合は、旅行予約サイトを通すのがおすすめ
この記事を読めば、ニュージーランド航空がどんな航空会社なのかが分かって、初めての利用でも安心して乗れるようになりますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
ニュージーランド航空の口コミや評判
スカイトラックス(航空格付け会社) 2023年度 TOP100 |
HIS | トリップアドバイザー |
---|---|---|
19位 | 4.4 /5点 | 4.0 /5点 |
ニュージーランド航空は、1940年に設立された国際航空会社です。
日本へは1980年に就航し、日本・ニュージーランド間を直行便で結ぶ唯一の航空会社です。日本からは、日本 - オークランド間の直行便に加え、オークランドから乗り継ぎにて、オーストラリア、太平洋諸島行きのフライトにも利用されています。
実際に乗ってみてよかったという人と、不満だったという口コミがありましたのでそれぞれご紹介します。
ニュージーランド航空のいい口コミ評判
50代男性
約4年ぶりの海外旅行でした。今までに乗った飛行機の中で最も座席間隔が広く、快適でした。身長186cmの私でも前の座席に膝が当たらず、足先も前席の下に入れることができました。それから、初めて見かけたことがあります。小さな子供連れのお客様に座席を3つ使い、ベッドを作っていました。そこで、親子が横になり、寝ていました。また、気のせいか国内線のほうが国際線よりと広かった気がします。飲み物のおすすめは、白ワインです。食事のときとその後に持ってきてくれます 座席で携帯の充電ができました。今は当たり前なのかもしれませんが。 映画については、私の好みのものが少なかったです。ヨーロッパ、中東方面の飛行機のほうがたくさんあって、良かったです。でも、総合的には満足でした。
引用:トリップアドバイザー
40代女性
行きは、頑張って英語で話しかける娘に温かく対応いただき、クルー体験をさせてくださいました。 帰りは、発熱した娘に席を変えてくださったり、冷たいタオルや飲み物を運んでいただいたりなど、親身になって配慮していただき、感動しました! 機会があれば次も必ずニュージーランド航空を利用させていただきます。
引用:HIS
女性
エコノミークラスの「スカイカウチ」を利用しました。4万円追加して大人ふたりで3席利用しました。足元のスペース含めフラットになるので、足を伸ばしてくつろげるし、全然疲れませんでした。とても良いサービスだなと思います。
食事については、ここ最近食べたエコノミーの機内食でダントツに美味しかったです。ワインのサービスも充実しています。特に珈琲が美味しくて、ミルクをお願いすると温めたミルクを注いでくれるのが嬉しいです。
次回、ニュージーランドに行く際も絶対利用しようと思っています。
引用:トリップアドバイザー
ニュージーランド航空の悪い口コミ評判
男性
遅延、欠航
往路、成田~オークランド便が遅延で乗換えのオークランド~クィーンズタウン便に乗れず。クライストチャーチ~ウェリントン便は何故か欠航。復路、オークランド~成田は遅延。こんなに遅延、欠航が重なるのは初めてで振り回されました。それなりの理由はあるのでしょうが競合の無い独占的なほぼ国営企業のせいか定刻通りに運行しようと言う意識に乏しい様に思えました。
引用:トリップアドバイザー
女性
NZ行きたいならSQやCXなど経由便利用をお勧めします
ANAのマイルを使って何ヶ月も待たされてやっと取れましたが、初利用してみて、期待はずれなエアラインでした。帰路便のプレミアムチェックインカウンターにいるインド人女性の年配スタッフは、笑顔がなく、話し方も命令口調。キヨスクの端末でうまくチェックインできなかったので、舌打ちされて、パスポート取り上げられて。アイコンタクトもなくこっちに来い!と言われて、チェックインしてもらったが、その女性、超めんどくさそうにして、ANAのダイヤモンド会員にもかかわらず、後方の座席の61列目の窓側。とにかく気の利かない対応で失望した。前方通路でリクエストしてたにもかかわらず、リクエストなんて無視されてました。
NZコルラウンジは、激混みで、まだ朝6時なのにラウンジ外で長蛇の列。入室できても椅子がない。これに関しては日本と同じ状況。
搭乗便に関しては、往復とも、よくなかった。率直にいうと、LCCに毛の生えた程度のサービスで、北米のUAやACの機内サービス以下でした。機内食の少なさでクオリティーも低く、スパークリングウォーター注文しても炭酸水出してくるし、上記2社はペリエを出してくるが、炭酸水で良いとも聞かず、提供するのはどうかな? 機内食は量が酷く、フライト途中に、お腹が減ったのでギャレーに行くと、甘ーいマフィンとお菓子しかない。ANAに乗ると、スナック菓子やナッツ類はあるのに、それすらもない。中間食にサンドイッチなどのサービスもなく、そのマフィンだけ。NZ人の多くがお腹すかして参ってました(私も)。機内食は、つい最近まで世界トップクラスのエアラインだったのに、それは酷い内容でした。
座席モニターはipad miniよりも小さな画面で、映画もオーディオのチャンネル数が最近のエアラインではみたこともないくらい少ない。邦画もなかった。本当に残念すぎるフライトでした。スターアライアンスのエアラインでは最低レベルと感じました。座席間隔も狭く、とても窮屈。機内の温度調整もも全くで、皆寒いと言ってるのに温度を上げてくれなかった。
国内線は特典では取れないので、一番高い、日時の変更可、払い戻し可のチケットで片道2万円以上払ってるのに、マイルの加算が0でした。多分、このエアライン金に困ってるとしか思えません。
NZに行くなら、NZ航空ではなく、遠回りでも、SQやTG、豪州までNHと豪州からヴァージン航空、香港経由のCXを利用すべきだと思います。
引用:トリップアドバイザー
男性
行きも帰りも大きなトラブルに巻き込まれる
QT空港へ到着したら妻の荷物が出て来なかった。次の日にはホテルに届くと思ったが届きません。4日目にクライストチャーチで受け取れました。遅い。
QT空港カウンターで、タイ航空に荷物を運べないからいったんメルボルンでイミグレを出て荷物を受け取ってから再度チェックインしろと言われた。タイ航空発が0時半で日をまたぐからシステムが動かないと言われた。しかもここでは何もできないからタイ空港に電話して相談しろと言われた。妻はオーストラリア入国はVISAが必要ですから外に出れません。もうパニックです。
結局、メルボルンまで荷物を運んで、そのまま置き去りにし、タイ航空にタイに到着してから電話んし、集荷してもらうつもりにしました。
再度、チェックインしたら難なく、チェックインできた。スタッフからはどうしてぎりぎりの時間に来るのだと文句さえ言われた。最悪だった。
行きも帰りも妻のご機嫌が悪くてこれも最悪。
引用:トリップアドバイザー
元CAの視点からワンポイントアドバイス!
ニュージーランド航空はHISの口コミにおいては2024年1月現在で3以上の評価しかなく、日本では食事だけでなく珈琲やワインも美味しいと高評価の航空会社です。
また、世界で初めてエコノミー「スカイカウチ」というエコノミー・シート3席を連ねた一体型シートを導入した航空会社でもあります。エコノミー「スカイカウチ」は座席はエコノミークラスと同じで、離陸後にソファに変身し、リラックスして手足を伸ばしたり、パートナーやお子様と空間を共有したり、ご自分だけのスペースとして利用できます。
窓側のアームレストを上げた状態で長さ155cm幅74cmと、一般的なシングルベットよりも少しコンパクトな広さになります。
料金は利用人数によって異なり、1名で利用するよりも2名での利用のほうが安くなり、3座席分の料金以下で空の上の3人掛けソファのような空間を満喫できます。
リーズナブルにプライベート空間でフライトを楽しみたい一人旅行や、パートナーと少しゆったりと過ごしたい方、お子様連れの家族旅行などにおすすめです。
小さなお子様連れの場合は、幼児専用のハーネスとベルト、幼児専用ポッドを離陸時と着陸時を除き無料でレンタルできる嬉しいサービスも◎
一方で、往路復路ともに遅延と欠航にあってしまった人や、預け荷物のトラベルを経験した人も。
いくらサービスや口コミが高評価とはいえ、より安心して旅行を楽しむためにもトラブルや遅延、欠航時のリスクをできるだけ少なくしたい方は、24時間の日本語のサポートがある旅行会社を通して航空券を購入しておいた方が安心です。
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H.I.Sの海外航空券はこちら
HISは、航空券を購入すると無料で24時間日本語で相談できる『HIS海外航空券サポートコール』がついてきます
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サプライスの海外航空券はこちら
サプライスは、HISのグループ会社なので安心して購入ができます。格安という反面サポート面は充実していないので、旅慣れた人におすすめです。
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JTBの海外航空券はこちら
海外45都市にある現地デスクでサービスを受けられるほか、専用電話による緊急支援サービスが受けられるので安心して旅行に行けます。
ニュージーランド航空の基本データ
英語表記 | Air New Zealand |
航空会社コード | NZ/ANZ |
国際拠点空港 | オークランド国際空港(オークランド) |
JAL、ANAとの提携 |
ANAのみ提携 |
マイル | エアポインツ |
ラウンジ | インターナショナルラウンジ |
成田空港 | 第1ターミナル |
問い合わせ先 | 0570-015-424 0066-3386-4164 [ニュージーランド予約センター](フリーダイヤル、国番号不要) |
ニュージーランド航空は、ニュージーランド国内をはじめ、アジア太平洋を含む19ヶ国50都市以上への直行便を運航し、スターアライアンスに加盟しています。
全日空とのコードシェアにより日本からのアクセスもよく、成田空港からはシーズン別に週7〜10便直行便が運航しています。また、オークランドからは、クイーンズタウン、ウエリントン、クライストチャーチ、ロトルアなどニュージーランド国内20都市以上へ乗り継ぎが可能です。
荷物について
(日本発着区間/エコノミークラス)
預け手荷物 | 1個まで 23kgまで |
機内持ち込み荷物 | 1個まで 7kgまで、かつ3辺の和が118cmまで |
保有機材・機種の一覧
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- エアバス:A320neo
- エアバス:A321neo
- エアバス:A320
- ボーイング:B767-300ER
- ボーイング:B777-200ER
- ボーイング:B777-300ER
- ボーイング:B787-9
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ニュージーランド航空でよくある質問Q&A
Q1:ニュージーランドの直行便はどこへ行くのですか?
日本、オーストラリア、アメリカ、カナダ、中国、香港、シンガポール、韓国、マレーシア、タイ、チリなどの主要空港へ直行便が運航されています。
Q2:ニュージーランド航空はどこのグループですか?
ニュージーランド航空はスター アライアンスのメンバーです
Q3:ニュージーランドへは日本から飛行機でいくらですか?
おおよその航空券代は下記の通りです。
【日本〜オークランド】ニュージーランド航空(直行便):約140,000円〜、全日空(直行便):約300,000円〜
【日本〜クイーンズタウン】ニュージーランド航空 (オークランド経由):約120,000円〜、カンタス航空 (シドニー経由):約120,000円〜
この記事のまとめ
この記事では、ニュージーランド航空の口コミや評判についてご紹介しました。
機内食やドリンクなど、特にエコノミークラスのサービスクオリティが高評価のニュージーランド航空。
東京からオークランドへのフライト時間は直行便で約10時間30分。南島の観光地であるクライストチャーチやクイーンズタウンへは、オークランドから国内線に乗り継いでアクセスすることができます。
一方で、欠航や遅延などの対応に関しては、不安に感じるという声もありますので、値段が安いだけでなく安心も購入したいという方は、24時間の日本語のサポートがある旅行会社を通して購入しておきましょう。
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H.I.Sの海外航空券はこちら
HISは、航空券を購入すると無料で24時間日本語で相談できる『HIS海外航空券サポートコール』がついてきます
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サプライスの海外航空券はこちら
サプライスは、HISのグループ会社なので安心して購入ができます。格安という反面サポート面は充実していないので、旅慣れた人におすすめです。
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海外45都市にある現地デスクでサービスを受けられるほか、専用電話による緊急支援サービスが受けられるので安心して旅行に行けます。
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