この記事では、天空の城「竹田城跡」の雲海の見える時間やおすすめスポットをご紹介します。
ずばり、竹田城で雲海が出る時期は、9月下旬〜4月上旬の明け方から午前8時頃までが一番見やすくなっています。
本文ではさらに詳しくご紹介しますので、よかったら最後までチェックしてみてくださいね。
竹田城跡の雲海の見える時間は明け方から8時ころ
冒頭でもお伝えしましたが、竹田城跡の雲海は明け方から8時ころが一番現れやすくなっています。
もちろん時期も大切で、竹田城で雲海が出る時期は9月下旬〜4月上旬で、もっとも濃い雲海が出やすい時期は、11月下旬〜12月上旬ころになります。
雲海を見るための5つの条件
- 9月下旬~11月までの間
- 前日の夜から朝まで晴れていて冷え込んでいる
- 朝は寒いけど日中に気温がグッとあがる日(気温差10℃以上)
- 数日前から前日までは雨が降っている(湿度がある)
- 当日の朝に風がない
雲海を見るためにはこれだけの条件が揃っていないと叶いません。
あさご市のポータルサイトでは、雲海予想もしていますので参考にしてみてください。
竹田城の雲海を見るおすすめスポット
雲海に浮かぶ城跡見たい場合は、立雲峡(城の南東)、藤和峠(城の北西)がおすすめです。
立雲峡
円山川をはさんで竹田城跡の対岸にある朝来山、その中腹に位置する立雲峡は写真集でもよく見る「雲海に浮かぶ竹田城」の撮影スポットです。
観光パンフレットに載っている雲海の写真は、たいていここから撮影されたものが多いです。
ちなみに雲海シーズンになると、50台の駐車スペースが3~4時には満車になるほど混雑しますので、車で行かれる方は時間に余裕を持ってお出かけしてください。
駐車場から山道を登っていくと、第三、第二、第一の順番で展望台があります。
特に建物があるわけではなく、林を切り開いた広場に大きな階段のように「ひな壇」が設けられていて、人が多くて数列になっても撮影がしやすいよう工夫されています。
一番奥の第一展望台までは徒歩約40分で途中の道の勾配もきつめですが、竹田城よりさらに高い位置から見下ろす角度になり、お城の背後にも雲海が広がる写真が撮れます。
駐車場から徒歩約5分の第三展望台は、標高が竹田城跡より少し低いところにありますので、石垣を見上げる構図の写真が撮れます。
藤和峠
藤和峠は、立雲峡と正反対、竹田城の北西に位置する峠にある撮影ポイントです。
朝日がちょうど逆光になるので、お城がシルエットになり、印象的な絵が撮れるスポットです。
駐車スペースは小さいのでクルマを停める場合は注意してください。
竹田城の雲海を見る時に持って行くべきアイテム
- 懐中電灯(外灯がありません)
- 歩きやすい靴
- 観覧場所で寒くなったときに着る服 (体温調整のしやすい服)
- 温かい飲み物
雲海が見れる時間は、まだ暗く足元も見えにくいため、足もとをてらす懐中電灯は必需品です。
また、雲海シーズンは気温が低いため防寒対策や、温かい飲み物なども持っていくようにしましょう。
竹田城跡のことをおさらい
兵庫県のちょうど真ん中、朝来(あさご)市にある「竹田城跡(たけだじょうせき)」は、標高353.7mの古城山の山頂に築かれた山城遺跡です。
虎が臥せているような形状から、別名「虎臥城(とらふすじょう)」とも呼ばれています。
天守などの主要な建物は現存しないものの、立派な石垣がほぼそのままの状態で残っていて、山城としては全国的にも珍しく、日本屈指の規模を誇ります。
晴雲海に包まれたお城は、まるで天空に浮かんでいるかのような姿は、「天空の城」「日本のマチュピチュ」とも言われています。
竹田城跡周辺のホテルに前泊もおすすめ
- ホテルに前泊
- キャンピングカーで車中泊
竹田城跡の午前4時前後に到着するとなると、前泊するのがおすすめです。
中でもおすすめなのが、キャンピングカーの「カーシェア」。
入会金、年会費など無料で、スマホで借りられるので雲海が見られそうな直前でもキャンピングカーを使って竹田城跡まで行くことができるようになります。
早めに行けば駐車場がいっぱいということもないので、せっかくの雲海を見逃したくないという方は、キャンピングカーを借りてみるのもおすすめです。
この記事のまとめ
この記事では、天空の城「竹田城跡」の雲海の見える時間やおすすめスポットをご紹介しました。
竹田城で雲海が出る時期は、9月下旬〜4月上旬の明け方から午前8時頃までが一番見やすくなっています。
雲海を見るためには色んな条件が揃わないと見ることができない貴重な体験ですが、条件が揃いそうであれば次にいつ見られるか分からないので、ぜひ出かけてくださいね。