ティーウェイ航空は手頃な価格が魅力のLCCですが「手荷物ルールが厳しいのでは?」と不安を感じる方もいるかもしれません。
実際に元CAの私が利用してみたのですが、思っていたほど厳しくはありませんでした。
チェックイン時の対応も丁寧で、ルールをしっかり守っていれば心配はないのでご安心ください!
細かなルールや注意点も含めて詳しく知りたい方は、本文もあわせてチェックしてみてくださいね。
ティーウェイ航空の手荷物ルールは厳しい?元CAが正直レビュー
今回ティーウェイ航空に2回乗ったのですが、画像のような布のバッグとロンシャンのバッグを機内持ち込みしました。
オンラインチェックインができなかったので、空港カウンターでチェックインをしたのですが、サイズや重量についてはチェックされることなく、スムーズに通過できました。
私自身、受託手荷物はなかったのですが、周囲の乗客を見ても、手荷物の取り扱いはJALやANAと大きく変わらない印象で、特別に厳しく感じる場面はありませんでした。
ただし、ひとつだけ「厳しいな」と感じた点がありました。
それはモバイルバッテリーの扱いです。
チェックインカウンター手前でバッテリーを一つずつ取り出し、目視でタイプを確認されたうえで、透明のビニール袋に入れて機内持ち込みとなりました。
これは他社よりも少し厳しめだと感じましたが、安全面を考えると納得できる対応です。
ティーウェイ航空の手荷物ルール
ここでは、ティーウェイ航空の機内持ち込み手荷物と受託手荷物について、日本と韓国線の基本的なルールを整理してご紹介します。
搭乗前にしっかり確認しておくことで、空港で慌てることなくスムーズに手続きができますよ!
ティーウェイ航空の受託手荷物
運賃 | 無料の受託手荷物枠 |
イベント運賃 | なし |
スマート運賃 | 15kgまで無料 |
一般運賃 | 20kgまで無料 |
ビジネス運賃 | 30kgまで無料 |
ティーウェイ航空は、3辺の合計が203cm以内の手荷物を30kgまで預けられます。
一番リーズナブルな航空券『イベント運賃』は、無料の受託手荷物の枠がないのでご注意ください。
ティーウェイ航空で手荷物が超過してしまった場合、追加料金を支払うことになります。
超過料金がかかる場合は、「搭乗ゲート委託手荷物処理手数料」という手数料が2,000円/20,000KRW(国際線)が発生します。
そして1kgごとの重さ対して日本発は1,200円、韓国発は12,000ウォンがかかってきます。

料金に含まれるサービスを確認しながら予約したい方は、運賃タイプごとに比較できるTrip.comでの予約が便利です。
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ティーウェイ航空の機内持ち込み手荷物
運賃 | 無料の受託手荷物枠 |
イベント運賃 | 1個10kgまで無料(身の回りの手荷物を含む) |
スマート運賃 | |
一般運賃 | |
ビジネス運賃 | 2個10kgまで無料(身の回りの手荷物を含む) |
3辺の合計が115cm以内、また重さ10kg以内のの手荷物は、機内に持ち込むことができます。
その他にも身の回りの品(ハンドバッグ、ノートPC、コート)なども無料で持ち込みすることが可能です。
【注意】モバイルバッテリーの機内持ち込みのルール
バッテリーの容量 | 機内持ち込み |
100Wh未満 | 制限なし |
100Wh~160Wh | モバイルバッテリー:2個まで 電子機器本体:制限なし |
160Wh以上 | 不可 |
モバイルバッテリーやポケットWiFi等に搭載されているリチウムバッテリーは、航空法によって預け入れ手荷物の中に入れることができません。
また、機内では使用不可、また上の棚には置けませんのでご注意ください。
実際に使って感じたティーウェイ航空の「おすすめポイント」
日本発はゾーン(座席の位置)ごとに分かれて搭乗が開始されますが、私が利用した台北(桃園国際空港)・大邱空港では、座席位置に関係なく一斉に搭乗が開始されました。
そのため、機内の頭上の収納棚を確保したい方は、できるだけ早めに搭乗列に並ぶのがおすすめです。
混雑すると、荷物を前方や後方の座席上に置かざるを得なくなる可能性もあるため、注意が必要です。
ちなみにティーウェイ航空は、LCCなので機内サービスはありませんでした。
しかしポケモングッズや、ドリンクや軽食など、有料サービスはありました。
この記事のまとめ
この記事では、実際にティーウェイ航空を利用して感じた手荷物ルールや搭乗時のリアルな印象をお伝えしました。
LCCということで「手荷物が厳しいのでは?」と心配していましたが、実際はそこまで厳格なチェックはなく基本ルールを理解していれば、安心して利用できる航空会社だと感じました。
しかし、価格の一番安い「イベント運賃」で航空券を予約した場合は、無料の受託手荷物枠がついていないので要注意です
荷物がある方は、予約時に運賃タイプや追加料金の有無をしっかり確認しておきましょう。
ティーウェイ航空は価格の安さと路線の豊富さが魅力のLCCなので、今後の旅行の選択肢として、ぜひ検討してみてくださいね!
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