この記事では、『パスポートの番号がない、もしくはまだ申請中でパスポートがない』という方に向けて、パスポートがなくても予約できるサイトについて解説します。
結論から言うと、ほとんどの旅行予約サイト、航空会社ではパスポートなしで予約できます。
本文では、主要な旅行会社や予約サイトの一覧をはじめ、予約する際の注意事項などまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
【大手旅行会社】パスポートなしで予約できるサイトまとめ
旅行会社 | 予約時のパスポート |
HIS | 基本的になしでOK |
JTB | 基本的になしでOK |
JALパック | 基本的になしでOK |
ANAトラベラーズ | 基本的になしでOK |
近畿日本ツーリスト | 基本的になしでOK |
日本旅行 | 基本的になしでOK |
クラブツーリズム | 基本的になしでOK |
まずは、大手旅行会社についてご紹介します。
大手旅行会社は、一部航空会社で予約時にパスポートが必要になるところがありますが、基本的にパスポート番号がなくても予約することができます。
それぞれの航空会社の説明をまとめてみました。
HIS
公式サイトには、予約時のパスポートについて以下のように書かれています。
HISは、予約完了後のマイページでパスポートの番号の登録ができるようになっています。
こちらの記事では、HISがお得に予約できるクーポンやキャンペーン情報をまとめていますので、予約時にぜひご活用ください。
JTB
公式サイトには、予約時のパスポートについて以下のように書かれています。
パスポート番号は空白のままでも予約できます。
ただし、予約後は早めに「たびページ」から番号をご入力ください。
名前や性別、国籍、生年月日の変更はできないので注意しましょう。
引用:JTB
こちらの記事では、JTBでお得に予約できるクーポンやキャンペーン情報をまとめていますので、予約時にぜひご活用ください。
JALパック
公式サイトには、予約時のパスポートについて以下のように書かれています。
一部のコースを除き、パスポートはご出発前までにご旅行に有効なものをご用意いただければ結構です。
お申し込みに際しては、申請される予定のお名前のローマ字と同じつづりにてお申し込みください。
※一部のコースにおいて事前にパスポート情報をお伺いする場合がございます。その場合お申し込み後にご連絡させていただきます。
引用:JALパック
こちらの記事では、JALでお得に予約できるクーポンやキャンペーン情報をまとめていますので、予約時にぜひご活用くだい。
ANAトラベラーズ
公式サイトには、予約時のパスポートについて以下のように書かれています。
ツアーのお申し込みはできます。
手配に際しパスポート番号が必要な場合は、ツアーお申し込み後、弊社よりご連絡を差し上げる場合があります。
引用:ANAトラベラーズ
こちらの記事では、ANAトラベラーズでお得に予約できるクーポンやキャンペーン情報をまとめていますので、予約時にぜひご活用くだい。
近畿日本ツーリスト
公式サイトには、予約時のパスポートについて以下のように書かれています。
パスポートをお持ちでない方も、申請するパスポートに記載の英字スペル(英文つづり)でご予約いただければ問題ございません。
※渡航先の入国管理や航空会社において、パスポート情報(国籍・旅券番号等)を事前に通知することが必要です。ご予約完了後、「マイページ」にてパスポート情報をご登録いただきますようお願いいたします。
引用:近畿日本ツーリスト
こちらの記事では、近畿日本ツーリストでお得に予約できるクーポンやキャンペーン情報をまとめていますので、予約時にぜひご活用くだい。
日本旅行
公式サイトには、予約時のパスポートについて以下のように書かれています。
パスポート情報を入力しなくても予約は可能です。ただし、取扱店舗へのご連絡は必須となります。
※旅行方面によっては、予約時に必須となっているツアーもございます。パスポート取得後はお早めにご連絡下さい。
引用:日本旅行
こちらの記事では、日本旅行でお得に予約できるクーポンやキャンペーン情報をまとめていますので、予約時にぜひご活用くだい。
クラブツーリズム
クラブツーリズムの担当者に確認した内容はこちらです。
パスポートを取得していなくても、ご予約いただけます。ツアーご予約後、参加申込書の書類一式を送付いたしますので、パスポートの番号を記載してご返送ください。
なお、これからパスポートを取得予定の場合は、参加申込書にいつ頃取得予定なのかを記載の上、ご返送いただければ幸いでございます。
引用:クラブツーリズムサポートセンターより
こちらの記事では、クラブツーリズムでお得に予約できるクーポンやキャンペーン情報をまとめていますので、予約時にぜひご活用くだい。
【旅行予約サイト】パスポートなしで予約できるサイトまとめ
国内海外の旅行予約サイトで、航空券の予約、また航空券+ホテルの予約をする場合も、基本的にはパスポート番号がなくても予約できます。
楽天トラベル
公式サイトには、予約時のパスポートについて以下のように書かれています。
楽天トラベルでは、パスポート情報の入力は不要です。ただし搭乗者情報にご入力いただいた内容がそのままEチケットに反映されるため、ご予約の際は、パスポート名等に誤りがないことをご確認ください。
一文字でも相違がある場合は、航空会社よりご搭乗をお断りされることがございます。
ご予約完了後はご予約上の氏名や性別の変更を承ることができず、キャンセル時には規定どおりの取消料が発生いたしますのでご注意ください。
出典:楽天トラベル
Trip.comでは、航空会社によってパスポート番号を入力しないといけないケースがありましたが、ダミー番号でも問題なく入れることもできました。
こちらの記事では、楽天トラベルでお得に予約できるクーポンやキャンペーン情報をまとめていますので、予約時にぜひご活用くだい。
Trip.com
Trip.comでは公式サイトでの案内はありませんが、実際に利用してみたところ、パスポートはなくても予約することができます。
しかし、航空会社によってパスポート番号がないと次の画面に進めないケースがあります。
こちらの記事では、その時の対応について詳しく解説していますので、参考にされてください。
Expedia
Expediaの公式サイトでは、パスポートなしの対応について記載はありませんが、パスポートなしでも予約することができます。
というのもExpediaの公式サイトでは、パスポートを入力する欄がありません。
Surprice
サプライスも、パスポートなしでも予約することができます。
サプライスの公式サイトでは、パスポートを入力する欄がありません。
agoda
agodaも、パスポートなしでも予約することができます。
【重要】予約名とパスポートの名前は必ず一致しないといけません
国際線の航空券の予約で気を付けていただきたいのが、名前の入力。
予約時の名前とパスポートの名前が1文字でも間違っていると、搭乗できません。
特に、新婚旅行などの場合、新姓で新規でパスポートを取得する場合や、パスポートの名前変更をする場合には「新姓」で航空券の予約をしましょう。
旅行までに、名前の変更が間に合わないという場合や、パスポートの名前変更の予定がないという方は、現状有効なパスポートと同じ「旧姓」で航空券を取得しておきます。
ご本人分はもちろん、友人など別の人の分も一緒に航空券を予約する場合は、慎重に入力するようにしましょう。
早い時期の予約で航空券を安く買う!
航空運賃を節約するなら、飛行機の利用予定日の3か月前、半年前など早めに航空券を予約するのがおすすめです。
とは言っても、スケジュールの調整がつかなかったり旅行の計画がうまく立てられなかったりで、結局高い手数料を払ってキャンセルしてしまうというパターンも多く見られるのも現実。
キャンセルしないで済むよう、できるだけ早く、そしてしっかりと予定を立てた上で、チケットを購入しましょう。
パスポートの申請の流れをおさらい
新規でパスポートを申請する場合、3つのステップで手続きを行います。
パスポートは基本的に住民票のある都道府県のパスポート申請窓口で申請できます。
パスポートは申請してから発行まで1週間以上かかるのですが、もし本籍地が遠くにあるなら、戸籍謄本を郵送で取り寄せないといけないのでさらに時間がかかってしまいます。
また、パスポート申請の受付は平日のみとなっているので、海外旅行が決まったら早めに準備を始めるようにしましょう。
- パスポートの残存有効期間が1年未満となった場合
- 査証欄の余白が見開き3ページ以下になった場合
のケースの場合は、オンラインでの申請もできるようになっています。
東京都でパスポートを申請する場合の流れをご紹介します。東京都以外の都道府県の方でも基本的な流れは同じなので、ぜひ参考にしてみてください。
申請手順①:書類を準備する
書類名 | 枚数 | 備考 |
---|---|---|
一般旅券発給申請書 | 1枚 | ・インターネットからダウンロード可能 ・手書き書式は申請窓口で入手可能 ・5年有効と10年有効の2種類がある |
戸籍謄本(または戸籍抄本) | 1枚 | ・原本が必要 ・申請日前6ヵ月以内に作成されたもの |
住民票の写し | 1枚 | ・住民票のある都道府県で申請する方は不要 ・居所申請や住基ネットでの検索を希望されない場合や、住民登録をしていない都道府県で申請される方は必要 |
写真 | 1枚 | ・縦45㎜×横35㎜の縁なしで、無背景(無地で淡い色)の写真 ・申請日前6ヵ月以内に撮影されたもの ・写真の裏面には申請者の氏名を記入 |
申請者本人に間違いないことを確認できる書類 | 1点、もしくは2点 | ・書類の組み合わせによって必要な数が異なる |
一般旅券発給申請書は、インターネットでダウンロードするか、申請窓口で入手できます。
申請書は有効期限が5年と10年で種類が異なるため、間違えないようにしましょう。
パスポート用の写真は証明写真機で撮影した写真でも申請できますが、規格を満たしていない場合があるので、パスポート申請窓口の近くにある証明写真撮影店で準備するのもおすすめです。
申請者本人に間違いないことを確認できる書類は、書類の種類によって必要な数が次のように異なります。
必要な書類の数 | 書類の種類 |
---|---|
1点 | マイナンバーカード(個人番号カード。通知カードは不可。)、運転免許証、船員手帳など |
2点 | A:健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証など B:学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書など(写真付きのみ) |
マイナンバーカードや運転免許証は1点だけで申請できますが、健康保険証や学生証は2点必要になります。
申請手順②:申請する
必要な書類が準備できたら、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請を行います。
基本的にパスポートの申請と受取ができるのは平日のみとなっていますのでご注意ください。
なお、未成年者が申請する場合は親権者の署名か同意書が必要です。
申請手順③:受領する
申請後1週間程度で、パスポートが受領できるようになります。
申請したパスポートセンターで受領する際に、次のものを持って本人が必ず窓口まで行く必要があります。
- 申請時に渡された受理票(受領証)
- 手数料
パスポート番号なしで航空券やツアーを申込んだ場合には、パスポート番号を登録しておきましょう。
この記事のまとめ
この記事では、パスポートなしでも予約できる旅行予約サイトについてご紹介してきました。
現在はパスポートなしでも、ほとんどの旅行予約サイトでは予約できるようになっています。
航空券は早い予約ほど安くなる傾向にあるので、ぜひ安いチケットを見つけたら早めに予約しておいてくださいね!