「対馬ってつまらないでしょ?」なんて言われることがあるけれど、実際に行ってみたら全然違いました!
韓国が見える絶景に、満潮・干潮で姿を変える神秘的な神社、そして新鮮すぎる穴子グルメ。
実際に1泊2日で対馬・壱岐を巡ってみて、こんなに心に残る旅は久しぶりでした。リアルな体験談でお届けします。
「対馬つまらない」って本当?実際に行ってみた正直な感想
正直に言うと、私も最初は「対馬って何があるの?」って思ってました。
でも実際に足を運んでみるとこれが大間違い!
確かに派手なテーマパークとかはないけれど、だからこそ残されている手つかずの自然と、長い歴史が織りなす風景は本当に美しかったんです。
特に印象的だったのが、韓国展望所が釜山からたった50kmの距離にあるってこと。
今回訪れたのが夏だったということがあって、残念ながら韓国の街並みを見ることができませんでしたが、冬の時期には釜山の街並みがみえたり、釜山の花火大会まで見えるそうなんです。
日本にいるのに外国が見えるって、なんだか不思議で感動的でした。
また、和多都神社では潮の満ち引きで全く違う表情を見せてくれて、自然の神秘を感じずにはいられませんでした。
「対馬つまらない」なんて言う人は、きっと事前リサーチが足りなかったり、ちゃんとした計画を立てずに行っちゃったんだと思います
しっかり準備していけば、絶対に満足できる旅になりますよ!
対馬への行き方はこんなに簡単でした
私は博多港からフェリーで向かいました。21:30発の夜便で、翌朝4:45に対馬の厳原港に到着するんです。
料金は18,200円で、船の中で一晩過ごせるから宿泊費も浮いちゃいます。
ただし、船内は自動販売機しかないので、夜食やドリンクは事前に買っておくのがおすすめ。それと電気が結構明るいので、アイマスクがあるとぐっすり眠れますよ。
飛行機派の方は福岡空港から対馬空港まで約35分のフライトもあります。
時間重視なら飛行機、旅情を味わいたいならフェリーって感じでしょうか。
私の対馬観光モデルコース大公開!1泊2日でこんなに回れます
実際に私が回ったルートをそのまま公開しちゃいます。
朝から夜まで盛りだくさんで、対馬の魅力をたっぷり満喫できるコースになってます。
1日目:早朝到着からスタートする絶景三昧の1日
朝イチの絶景ラッシュが最高でした!
4:45に港に着いたら、すぐにレンタカーをピックアップ。早朝対応してくれるレンタカー会社を事前予約しておいたので、スムーズにスタートできました。
まずは三宇田浜海水浴場へ。朝7:10に到着したんですが、エメラルドグリーンの海がキラキラ輝いていて、思わず「わあ〜♪」って声が出ちゃいました。こんなに美しいビーチが対馬にあるなんて知りませんでした。
その後、韓国展望所と異国の見える丘展望台を巡りました。女連の立岩も予定していたのですが、時間の関係で今回は断念。
でも朝から絶景のオンパレードで、もうお腹いっぱい(笑)。
和多都神社で感じた自然の神秘
10:10に和多都神社に到着。ちょうど10:28が干潮だったので、海の中に参道が現れる瞬間を見ることができました。
これ、本当に神秘的で感動しちゃいます!
烏帽子岳展望所からの眺めも最高で、対馬の全景を一望できました。
「対馬どこでもドア」という面白いスポットもあって、写真撮影が楽しかったです。
お昼は絶対に外せない穴子グルメ!
11:30からは、ミシュランにも掲載されたことがあって、タモリさんも絶賛の『あなご亭』でランチ。
もう、この穴子が絶品すぎて!
新鮮でふわふわで、今まで食べた穴子の概念が変わりました。予約しておいて正解でした。
午後は姫神山砲台跡に向かったのですが、これが意外な落とし穴!
道がとにかく細くて、車同士がすれ違えないほど。運転に自信がない私は途中で怖くなって引き返してしまいました(苦笑)。
でもその後に訪れた小松崎神社でパワーをもらったり、万松院(ばんしょういん)では朝鮮通信使の歴史に触れることができて、とても勉強になりました。
夕方:対馬博物館とお土産タイム
万松院(ばんしょういん)のあとは対馬博物館に立ち寄りました。
対馬の歴史や文化について詳しく学ぶことができて、とても勉強になりました。
対馬バーガーKIYOにも行きたかったのですが、時間の都合で今回は断念。
対馬醤油や潮菜館でお土産選びを楽しみました。地元の特産品って見てるだけでも楽しいんですよね。
そして17:43、再び和多都神社へ。
今度は満潮時の幻想的な光景を楽しみました。同じ神社なのに、全く違って見えるから不思議!
夜は民泊「おろしかの宿」に宿泊。
地元のおじいちゃん、おばあちゃんが温かく迎えてくれて、心がほっこりしました。
2日目:壱岐島への移動で2島制覇
早朝5:30に宿を出発して、7:50の便で壱岐島へ。
対馬だけじゃもったいないので、壱岐も一緒に楽しんじゃいました。これが大正解でした!
対馬観光のおすすめスポット、私のベスト3はここ!
たくさん回った中でも、特に印象に残ったスポットをご紹介します。
どれも「対馬つまらない」なんて絶対に言えなくなる、素敵な場所ばかりです。
第1位:和多都神社(干潮・満潮両方見て!)
もう、ここは絶対に外せません!干潮時は海の中に参道が現れて、満潮時は鳥居が海に浮かんでいるように見えるんです。
同じ場所なのに時間によって全く違う表情を見せてくれるなんて、自然って本当にすごいですよね。
私は10:28の干潮と17:36の満潮、両方見ることができました。
どちらも美しくて、どちらも神秘的。
これだけでも対馬に来た価値があったと思います。
第2位:韓国展望所(国境の島の特別感)
晴れた日には韓国の釜山が肉眼で見えるんです!
日本にいながら外国が見えるって、なんだか不思議な気分になります。
国境の島ならではの特別な体験で、他の観光地では絶対に味わえません。
第3位:三宇田浜海水浴場(沖縄級の美しさ)
対馬にこんなに美しいビーチがあるなんて、全然知りませんでした。
エメラルドグリーンの海と白い砂浜のコントラストが絶妙で、沖縄にも負けない美しさだと思います。
朝早く行ったので人も少なくて、プライベートビーチみたいでした。
対馬観光、ツアーと個人旅行どっちがいい?
私は個人旅行を選んだんですが、それぞれメリットがありますよね。実体験を踏まえてお話しします。
個人旅行のよかったところ
何と言っても自由度の高さ!和多都神社の潮の満ち引きに合わせてスケジュールを組んだり、あなご亭でゆっくりランチを楽しんだり、自分のペースで回れるのが最高でした。
気に入った場所では長めに滞在したり、疲れたら休憩したり。そういう自由さが個人旅行の醍醐味ですよね。
ツアーもありかも
でも、ツアーなら地元ガイドさんの詳しい解説が聞けるし、歴史や文化をもっと深く理解できそうです。
運転も任せられるから、景色をじっくり楽しめるかもしれませんね。
対馬観光は車なしでもOK?正直な感想をお伝えします
これは正直に言います。対馬観光にはレンタカーが絶対におすすめです!
やっぱりレンタカーが便利でした
私が利用した早朝対応のレンタカー会社のおかげで、フェリーが到着してすぐに観光をスタートできました。
主要スポット間の距離が結構離れているので、効率よく回るには車が必要不可欠だと感じました。
運転が苦手な方でも、対馬の道路は比較的走りやすいので大丈夫だと思います。
車なしだとちょっと大変かも
タクシーやレンタサイクルという選択肢もあるにはありますが、コストと時間を考えると現実的ではないかも。
特に和多都神社の干潮・満潮を両方見たい場合は、時間の自由が利くレンタカーじゃないと難しいと思います。
対馬観光の重要な注意点:電波問題
ただし、対馬でちょっと困ったのがスマホの電波!
山間部や一部のエリアでは電波が圏外になることが多くて、GoogleMapが使えなくて焦りました(汗)。事前にオフラインマップをダウンロードしておくか、地球の歩き方や地図を持参することを強くおすすめします。
デジタルに頼りきりの現代だからこそ、アナログな準備も大切だと実感しました。
対馬への行き方、詳しく教えちゃいます♪
実際に利用してみて分かったコツやポイントをお伝えしますね。
フェリーでのんびり船旅
博多ふ頭から夜に出発する九州郵船のフェリーが一番便利です。
船内で一夜を過ごして、翌朝に対馬に到着します。
船内での注意点は、食べ物や飲み物の調達が自動販売機のみということ。私は博多駅でお弁当とお茶を買い込んでから乗船しました。それと、電気が明るいのでアイマスクは必須アイテムです!
ジェットフォイルで高速移動
昼間の移動を希望するなら、ジェットフォイルという選択肢もあります。
博多港から対馬まで約2時間15分で到着する高速船で、フェリーよりも早く着けるのが魅力。
船酔いしやすい方にも比較的優しい乗り物です。ただし、料金はフェリーより高めになります
飛行機なら時短で快適
時間を重視するなら福岡空港から対馬空港への約35分のフライトがおすすめ。ANAが運航していて、1日数便あります。船酔いが心配な方にもいいですね。
裏ワザ!韓国経由で海外旅行も一緒に楽しむ
実は、釜山経由で対馬に入る方法もあるんです!
釜山から対馬まで船で約1時間半で行けちゃいます。
韓国旅行と対馬旅行を同時に楽しめる一石二鳥の方法で、ちょっとした国際旅行気分も味わえます。
釜山で韓国グルメを楽しんでから対馬に向かうなんて、なんだか贅沢ですよね。
対馬のおすすめホテル・民泊体験談
宿泊選びって旅の満足度を大きく左右しますよね。実際に泊まった民泊の感想をお話しします。
民泊「おろしかの宿」は最高の体験でした
私が宿泊した「おろしかの宿」は、対馬の伝統的な農家民泊。
地元のおじいちゃん、おばあちゃんが本当に温かく迎えてくれて、まるで実家に帰ったような気分になりました。
都会では絶対に味わえない静寂な夜や、朝の鳥のさえずり。こういう体験も対馬旅行の大きな魅力の一つだと思います。
料金もリーズナブルで、コスパ最高でした!
その他の宿泊オプション
厳原市街地にはビジネスホテルタイプの宿もあるので、利便性を重視する方はそちらもありですね。
でも、せっかく対馬に来たなら民泊で地元の暮らしを体験するのがおすすめです♪
壱岐対馬観光で2島制覇!贅沢な離島ホッピング
対馬だけじゃもったいない!壱岐島も一緒に巡ることで、もっと充実した離島旅行になります。
対馬から壱岐への船旅も楽しかった
朝6:45発の便で対馬から壱岐の芦辺港まで約1時間。対馬→壱岐→博多のチケットは24,760円で、効率よく2島を巡ることができました。
船から見る朝の海も美しくて、移動時間も退屈しませんでした。
壱岐島の魅力も半端なかった
壱岐島では「壱岐のモンサンミッシェル」と呼ばれる小島神社や、満潮時に胸まで海に浸かるはらほげ地蔵など、対馬とはまた違った魅力を発見できました。
特に味処うめしまで食べた壱岐牛の焼肉は絶品で、今でも思い出すとよだれが出ちゃいます(笑)。2島セットで巡ると、より思い出深い旅になりますよ。
この記事のまとめ
1泊2日の対馬・壱岐旅行を終えて、改めて思うのは「対馬つまらない」という評価は完全に間違いだということ。
確かに派手なアトラクションがあるわけじゃないけれど、だからこそ味わえる特別な体験がたくさんありました。
韓国が見える絶景、時間によって表情を変える神社、新鮮すぎる海の幸、そして心温まる地元の人々との出会い。
これらは都市部の観光地では絶対に味わえない、対馬ならではの宝物です。
実際に足を運んでみた私が自信を持って言います。対馬は間違いなく「行ってよかった」と思える素晴らしい旅先です。
みなさんも「つまらない」なんて先入観は捨てて、ぜひ対馬を訪れてみてください。
きっと私と同じように、この島の魅力にハマっちゃうと思います。