この記事では、宮崎の高千穂にある旅館『神仙』についてご紹介します。
高千穂の旅館の中でも高千穂屈指の高級旅館とも言われていて、他のゲストを顔を合わすことも少ないプライベート感もある宿で、足りないものはないといくらい、サービスもアメニティも充実していました。
高千穂旅行の参考になさってください。
【宿泊ブログ】高千穂の旅館『神仙』
高千穂を代表する宿、「旅館 神仙」
高千穂の中心街にあり、高千穂神社や商店街からもアクセスがいい場所にあります。
高千穂『神仙』に到着
そんな「神仙」は、部屋のタイプによって、「本館」、「離れ 神呂木の庄」、「別邸 神庭」の3つのエリアに分かれていて、今回は本館に宿泊しました。
玄関には、しめ縄が飾られていました。
高千穂郷では、一年を通して玄関にしめ縄を飾っておく風習があり、家の中に神様がいて、一緒に暮らしているんだという気持ちの表れを意味しているとも言われているんだそうです。
玄関を入ると、フロントには寄らず、2階にあるお部屋へ。
お部屋でチェックインをします。
チェックイン時には、お抹茶とお茶菓子のサービスもありました。
お部屋『いわと』
今回のお部屋は「いわと」というお部屋。
本館2階には、ほかにも3部屋ほどお部屋があったのですが、全てのお部屋が高千穂に由来する名前になっていました。
「いわと」のお部屋は、大きく3つのエリアに分かれています。
障子を開けると、玄関前のお庭を見ることができます。
お部屋には、古事記といった高千穂の歴史にまつわる本や、モーツァルトのCDなども置かれていました。
宮崎は民放テレビが2社しかないので、いっそテレビから離れて本を読んだり、音楽を聴いたりとのんびり過ごすのもおすすめです。
メインルームの横には6畳の和室。
和室にある小さな引き出しの中には、絆創膏や湿布が入っていて、至れり尽くせりのサービスに驚きました。
この日、ちょうど山道で転んでしまい手を痛めてしまったので、湿布があって本当に助かりました。
部屋着の浴衣。
浴衣の襟について案内が書かれていて、わざわざ調べる必要がないというのも細やかなサービスです。
女性には、本館1階に40枚ほどの色浴衣が用意されていて、浴衣と帯の見立てと着付けのサービスもありました。
寝室はベッドタイプ。
お部屋によっては、お布団というところもあります。
今までで一番充実していると感じたミニバー
今まで色んなホテルに泊まってきましたが、ここ神仙のミニバーは十分すぎるほどドリンクなどが揃っています。
ミニバーにはネスプレッソやお水、お茶をはじめ、冷蔵庫の中にはビールや炭酸水、ポカリスエット。
栄養ドリンクまで用意されています。
その他にも地元特産のシャインマスカット
おつまみもありました。
これが無料で全部いただけるのは嬉しかったです。
お風呂
お部屋は総檜のお風呂。
すでにお湯をはってくれているので、チェックインを済ませるとすぐに入ることができます。
神仙のお風呂は温泉ではありませんが、高千穂の神聖なお水を使っているので、なんだか癒される気分になります。
檜の香りの入浴剤もありました。
景色はというと、窓の外にはすぐ壁で、旅館の寮らしき部屋の窓もあり。。。
景色を楽しみながらお風呂に入りたいという方だと、ちょっと期待外れになってしまうかもしれないので、他のお部屋や離れのお部屋を予約するのをおすすめします。
洗面所
洗面所は、タオルも多めに置いてくれていて、アメニティも充実していました。
バスローブもありました。
アメニティはブルガリです。
食事は個室でいただきます
食事は、本館1階にある個室のお部屋でいただきます。
他のゲストと顔を合わせないようにという配慮なのか、食事の時間になるとお部屋までお迎えに来てくれました。
お迎えに来てくれた時に、お部屋のチャイムを鳴らしてくれるのですが、そのチャイム音が『ファミリーマー〇』で、思わず笑ってしまいました。
お料理は、懐石料理。
食前酒から始まり、先附
神仙キャビア
伊勢エビ、鯛、カンパチのお造り
高千穂牛のステーキ
五ヶ瀬のひのひかり
お料理の一部をご紹介しましたが、どのお料理も地元高千穂の食材を中心に、季節感を存分に味わえる手の込んだお料理ばかりでした。
お酒は、女将さんがソムリエの資格を持っているということで、ワインをはじめお酒の種類も豊富にありました。
その中でも高千穂に来たら一度は飲んでみたかった、高千穂の名物のお酒『かっぽ酒』も神仙でいただけるとのことで、早速注文。
かっぽ酒の竹の筒と、コップは手作り。
お酒を注ぐ時に「かっぽかっぽ」という音がするところから、かっぽ酒と名前がついたそうです。
かっぽ酒のコップも竹で作られていて、底には何やら棒のようなものがありました。
これは、本来田んぼなどの土に刺してコップを安定させるためものだそうで、細かい部分まで再現されていました。
神仙ではさすがに土に刺すのはできないので、テーブルにひっかけました。
神仙は、本格的な懐石料理の中にも、かっぽ酒なども楽しめるので、肩肘はらずリラックスして食事の時間を過ごすことができました。
食事が終わると希望する方には、高千穂神社で毎晩行われている夜神楽までの送迎サービスもあります。
食事から帰るとターンダウンのサービス
食事から戻ると、ターンダウンのサービスがされていました。
まさか高千穂でターンダウンのサービスがあるとは思っていませんでした。
事前に知っていたら、お部屋をある程度整えた上で食事に行ったのに。
完全に油断していました。。。
お部屋には、夜食としてふかし芋と、ベッドルームにチョコレートのサービスもありました。
朝食は別の個室でいただきました
翌朝は早起きして、国見ヶ丘へ。
前回の高千穂旅行では、全く見えなかった雲海が、今回は少しの時間でしたが見ることができました。
高千穂の神々しい景色を見ながら、高千穂に来れたことに感謝と、また高千穂に訪れたいという思いに浸りました。
旅館に戻り、朝食も指定の時間に仲居さんがお部屋までお迎えに来てくれました。
それにしても、何度聞いてもやはり『ファミリーマー〇』の呼び出しのチャイム音には、笑ってしまいます。
昨晩のお部屋と違って、今朝は畳のお部屋。
朝から豪華な食事に、大満足です。
濃厚なヨーグルト
つくりたてのお豆腐。
「だまって食べて魅卵ね」という宮崎県小林市にある飛来幸鶏ファームの卵。
黄身がお箸でつかめるくらい弾力があって、新鮮な卵で食べる卵かけごはんは最高に美味しかったです。
食後のフルーツ、コーヒーまで大満足でした。
出発までは、敷地内の売店やお庭を散策。
一休.comのダイヤモンド会員には、こちらの売店で使える3,000円の利用券がいただました。
チェックアウトは、女将さんをはじめ、仲居さん、スタッフの方がお見送り。
出発の際には、お茶のプレゼントまでいただき、最後までおもてなしの心を忘れないサービスでした。
高千穂 神仙にお得に泊まる方法
- ふるさと納税で泊まる
- 全国旅行支援で泊まる
高千穂 神仙は、ふるさと納税の返礼品の対象にもなっています。
ペアの宿泊券で、2食付き。有効期限は2年間なので、すぐに旅行に行かない方にもおすすめです。
また、神仙全国旅行支援の対象の宿となっています。
旅行予約サイト経由で予約すれば、割引料金+旅行予約サイトのポイントも貯まるので、お得に予約することができます。
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高千穂 神仙の基本情報
ホテル名 | 旅館 神仙 |
住所 | 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1127-5 |
TEL | 0982-72-2257 |
アクセス | 【飛行機】 熊本空港からレンタカーで90分。 【お車】 熊本ICよりR57で阿蘇方面へ。 途中R325で高森・高千穂方面へ。 高千穂保健所より徒歩3分(約2時間) 【電車】 博多駅→JR鹿児島本線・日豊本線「大分駅」→JR日豊本線「延岡駅」→バスで約60分宮崎駅→JR(特急)「延岡駅」→バスで約60分 |
送迎 | あり(無料)/高千穂バスセンターと旅館間のみ(要連絡) |
駐車場 | あり/無料 |
チェックイン/チェックアウト | 14:00~18:00/11:00 |
この記事のまとめ
この記事では、高千穂にある旅館「神仙」についてご紹介しました。
神仙は予約サイトでも、いい口コミが多いのですが、実際宿泊しても、評判通りホスピタリティに溢れた素晴らしいお宿でした。
きっと女将さんや社長は、日本中の宿を見て勉強して、いいと思った部分をどんどん取り入れているのではないかと勝手に想像してしまうほど、行き届いたサービスでした。
大人旅にぴったりな宿ですので、高千穂への旅を計画するときにぜひ参考になさってください。
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