この記事では、愛媛県大洲にある「大洲城下町」に実際に宿泊した体験記&口コミをご紹介します。
泊まってみた感想
- 2020年7月にオープンした街に溶け込んだ分散型ホテル
- かつての豪商などの歴史的な邸宅を改修した古民家ホテルで雰囲気バツグン
- 大洲城下町の散策しながらのんびりと過ごすことができる
- ラウンジではシャンパンやみかんジュースが楽しめる
昭和自体のおばあちゃんの家に行ったようなレトロな街並みとお部屋で素晴らしい時間を過ごすことができました。
大洲市の城下町周辺は「伊予の小京都」と呼ばれる美しい街並みが広がり、散策が楽しい場所でした。
NIPPONIAホテル 大洲城下町は分散型ホテル

NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町は、大洲のまち全体をひとつのホテルと見立てた、分散型ホテル。
客室や、フロント、レストランがまちに点在していて、明治期の豪商の邸宅やかつて大洲の産業を支えた蔵などが立ち並ぶ城下町に泊まることができます。

大洲は「東京ラブストーリー」の最終回ロケ地でもあったそうで、ロケ地となったスポットも点在しています。
チェックイン

チェックインは、フロント棟で行います。
車で行った場合、路上駐車はできないので、一旦荷物を降ろしたら、はんなり通りにある駐車場に車を泊めてから戻ってくる必要があります。

チェックイン時には、ハーブティーのウェルカムドリンクと大洲銘菓の「志ぐれ」をいただきました。
「志ぐれ」小豆と米粉や餅粉を混ぜ合わせて、セイロで蒸しあげた和菓子で、もちもちして美味しかったです。
ホテルの説明と、夕食の送迎の時間を打ち合わせて早速お部屋へ向かいます。
お部屋(YUKI)

大洲城の城下に全26棟の宿泊棟が点在しています。
今回泊まったホテルは、フロントから徒歩2~3分ほどの場所にある「YUKI」という建物。
近代の大洲産業を支えた、今岡製糸工場の創設者「今岡 梅治郎」の邸宅とされている建物を再生したそうです。

中庭に入ると、宮内省から送られたと言われる梅の木が迎えてくれます。
玄関

思わず「ただいま」と言ってしまいたくなるような玄関。
お風呂

お風呂は温泉ではありませんが、檜風呂が楽しめます。
ある程度深さがあるお風呂で、檜の香りに包まれがら入るお風呂は気持ちよかったです。

ドアを開ければ、そとの空気を浴びながらお風呂に入ることもできます。
洗面所

洗面所広々として、とても清潔感があります。
アメニティ

アメニティは「SILMORE」。
愛媛で生産される繭を使用したシルク製品ブランドのものが採用されています。

スキンケアは、日本盛のスキンケアブランド『MINUCA』。
「コメヌカエキス”、コメ発酵液、豆乳発酵液、ハトムギ種子エキス」が配合された製品となっていて、男女兼用で使うことができます。
和室

今回泊まったYUKIのお部屋は、メゾネットタイプの客室で、階段を登ると和室をベッドルームがあります。

何とも味のある和室。
まだ寒いということもあり、こたつが用意されていました。

お部屋からは、中庭にある梅の木を見ながらのんびりすることができます。
古いながらもきちんとリノベーションされていて、とても清潔感があります。
ちなみに、お部屋にはテレビも時計もなく、時間に追われないゆったりとした時間を過ごすことができます。
ベッドルーム

和室の隣にはベッドルーム。
窓の外はリゾートホテルのような絶景ではありませんが、大洲に住む人々の営みを自然なかたちで体験できる唯一無二の景色でした。

ベッドサイドのライトが繭玉の形で、ベッド枕元にある掛け軸は大洲産の生糸で織ったものなんだそうです。
パジャマ(浴衣)

部屋着は浴衣で、靴下タイプの足袋もありました。
今回2月に伺ったのですが、浴衣ではちょっと寒かったかなという印象でした。
浴衣で外を歩くことはありませんでしたが、気になる方はパジャマを持参するのがおすすめです。
バーコーナー

和室のお部屋の一角にバーコーナーがあります。

NIPPONIA HOTELを運営するVMGオリジナルコーヒーもありました。

冷蔵庫の中のソフトドリンク、シャンパンやビールなどは無料でいただけます。

冷蔵庫にもお水はあったのですが、常温のお水も用意されていました。
ラウンジ

フロントのちょうど裏側にラウンジがあって、滞在中はフリードリンクを楽しむことができます。

蔵を改装したクラブラウンジは、取っても落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと過ごすことができます。

シャンパンをはじめ、ビールやワイン

日本酒やソフトドリンクも冷蔵庫に入っていました。

なんとなかなか手に入らない「魔王」もいただけるんです!

シャンパンとみかんジュースを割ってミモザにしてみました!
ラウンジに置いているみかんジュースは、1本500円超えのものもあり、太陽の恵みをたくさん浴びた贅沢な味のみかんジュースでした。
ちなみにお気に入りの「匠」ですが、大洲の物産館販売していなく、「八幡浜みなっと」にしか販売していませんでした。
気に入った方は「八幡浜みなっと」か「「八幡浜みなっと」の公式サイトもお取り寄せができますよ!
夕食

夕食会場は、LE UN(ルアン)という大洲城近くのレストラン棟でいただきます。
そこまではホテルの送迎の車で向かいます。

今回窓側のお席で、反射してうまく写真が取れませんでしたが、ライトアップされた大洲城を見ながら食事をすることができます。

お料理は、地元の食材をふんだんにつかったイノベーティブフレンチスタイルのお料理でした。
料理食器は愛媛県の砥部焼(とべやき)で揃えられていて、伝統工芸にも触れることができます。

宇和島産の伊勢えび

愛媛のブランド牛「愛媛あかね和牛」を使ったメイン料理

御食事は、愛媛の名物、鯛めし

食後には、みかんの食べ比べ。

4種類の旬のみかんを1口ずついただくことができました。
愛媛ではみかんジュースばかり飲んでいましたが、生でいただく愛媛のみかんは美味しいです。

大洲の代表的なお菓子「志ぐれ」を中に入れて焼き上げたマドレーヌは、おかわりしたいくらい美味しかったです!

今回一休.comで予約したのですが、フリードリンクプランがあったので、ワインや地元の日本酒をいただきました。
朝食

朝食は、

朝食には、愛媛県産のつやつやのごはん、地元矢野味噌の麦みそを使用した味噌汁など、大洲ならではの和朝食。

メイン料理は、大洲名産「いもたき」をイメージした料理。

チェックイン時にオプションでつけた卵

NIPPONIA HOTEL 大洲城下町では「キャッスルプラン」もある
今回宿泊したNIPPONIAホテル大洲城下町ですが、、大洲城の天守閣に泊まれるプランもあるんです。
お値段は1泊1人65万円。
泊まった翌日に予約が入っているとのことで、聞くと日本人の方が利用されるとのことでした。
この記事のまとめ
この記事では、NIPPONIA HOTEL 大洲城下町についてご紹介しました。
東京からも1泊で行くこともできますので、歴史や文化を感じてみてくださいね。