この記事では、大阪北新地にある「カハラ」についてご紹介します。
ミシュラン2つ星を獲得した名店で、和食でもないフレンチでもない、「イノベーティブ」な料理に、驚きと感動が味わえる贅沢な時間を過ごすことができます。
本文では、予約や値段などの他にも実際にいただいたお料理もご紹介しますので、よかったら最後までチェックしてみてください。
カハラの予約方法や値段
カハラの予約は、3か月前から電話からの予約のみとなっています。
一休.comなどグルメサイトからの予約は残念ながら行っていませんでした。
カウンター8席だけなので、すぐに満席になってしますので、出来たら数日候補日をピックアップした上で、電話した方がスムーズです。
18:00、20:40スタートの二部制となっていて、20:40の方が比較的予約しやすいです。
カハラの値段
料理は一斉スタートでコース料理となっています。
お料理の値段は、一人22,000円(税別、サービス料 10%)となっています。
料理とドリンク(シャンパン、ワイン2杯)で2人で75,000円ほどでした。
ドリンクは、ワインはお料理に合うワインを選んでくれて、日本酒は3種類の中から好きなものを選ぶスタイルです。
日本酒は、黒龍のしずくなど貴重な日本酒もありました。
苦手食材などは確認のショートメールで伝えました
予約の1週間前くらいになると、カハラから予約確認のショートメールをいただきます。
アレルギーや苦手食材があれば、その時に伝えておきましょう。
カハラに行ってみた感想
今回、20:40スタートで予約することができました。
店内に入れるのは10分前からということで、建物の下には待っている方もいました。
カハラは、ビルの2階にひっそりと隠れ家のようにたたずむお店は、創業以来 変わらず同じこの場所で営まれています。
8席のみの小さなカウンターのみとなっています。
隅々まで手入れが行き届いた店内は、バカラやこだわりの食器が並べられています。
お店は写真OK、動画NGとなっています。
ナイアガラの品種を使った生葡萄酒からスタート。
濃厚でフルーティーで乾いたのどを潤してくれます。
北寄貝のバジルソース
上にかかっているものはチアシードと思いきや、ドラゴンフルーツで、北寄貝との相性も抜群です。
びっくりしたのが、北寄貝の土台。
普通北寄貝を安定させるために塩とかで安定させるお店が多いのですが、カハラは大根で土台を作っていて、しかもお花型になっているんです。
こういった見えない部分まで美しくなっていて、感動です。
和食で言えば八寸のようなオードブル
コンビーフ、水牛モッツァレラチーズ、ホタルイカのいかすみソース、フカヒレなど。
つなぎ目のない「くさり」のポテト。
カハラの名物なんだそうで、どうやって作るのか不思議でたまりません。
稚鮎は、自家製の淡雪塩でいただきます。
お塩なのでしょっぱいと思いきや、甘くて不思議な食感と味わいでした。
シューカレー
シュー生地の中にいろんなスパイスのカレーが入ってて、奥行きがあるのですが辛い。
でも安心してください!
一緒に添えられているオリーブオイルを飲むと、不思議とカレーの辛さがマイルドになって、なんとも言えない美味しさに変身しました。
味のマジックです!
京都で取れた竹の子は、あく抜きせずにそのまま焼いていただきます。
竹の子は土から少しでも出るとあくが出るのですが、この竹の子は土に出る前に収穫されているので、あくが全くありませんでした。
そして竹の子を味わった後は、自家製の淡雪塩をかけて皮もいただきます。
自家製のもち麦そーめんにはカラスミがこれでもかというくらいばっさり!
次に出てきたのは、丸ごと焼いた新玉ねぎ。
まるでハウルの城に出てくるソフィー婆さん!!
ソフィー婆さんの頭をカパッと開けると、中にはなんと、車海老あわびなどがぎっしりと入っています。
そしてこのお料理は2度たのしるんです。
玉ねぎは一番外側の皮以外は全部食べられるようになっていて、シェフがまだ食べられるよ!あと1枚残っているよ!と最後まで楽しめるように声をかけてくださってました。
玉ねぎをまるごと1個食べちゃいました。
春菊のスープ
入手困難な吉田牧場のガチョカバロ(チーズ)が疲れてスープ。
表面が焼かれているのですが、上まで持ちあげてもなかなか切れないほどトローリとしていて、春菊のスープとの相性も抜群で美味しかったです。
クレソンサラダと静岡県のとても甘いトマト
カハラの名物、3種類のお肉を3枚にミルフィール状に重ねたお肉が登場です。
森シェフも一緒に写真を撮らせていただきました。
お肉は3つの食べ方で楽しむことができて、それぞれ食べ方を教えてくれます。
辛味大根とニンニク
自家製の淡雪塩とわさびとにんにく。
最後のお食事は、そら豆玉子かけご飯
全て一口サイズだったはずなのが、もうかなりお腹いっぱいになっていました。
今回は小盛りにしたのですが、ご飯は、小盛り、普通、2倍と選ぶことができます。
ソラマメもプリっぷりしていたのですが、お米とお米の間に温泉卵が挟まれているのにも驚きでした!
デザートは2種類で、生ワインのゼリー
白小豆のクレームブリュレ。
アカシアの蜂蜜に苦いカラメルソースとコーヒーオイルがアクセントになっていました。
チャイと苺チョコ
そしてお料理で使われていたふりかけなどお土産をいただきました。
カハラのお料理は、食材にこだわりぬいていて、一皿ごとに自由な発想のお料理に驚きと感動の連続でした。
今回は春のお料理をいただきましたが、季節によってお料理が変わるので、またぜひ別の季節にお邪魔したいお店でした。
カハラの店舗情報
店名 | カハラ |
住所 | 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-9-2 岸本ビル 2F |
TEL | 06-6345-6778 |
営業時間 | 18:00~/20:40~ (2部制) |
休日 | 日曜、祝日、第3月曜 |
今回、私は梅田のホテルに宿泊したのですが、周辺にはビジネスホテルからラグジュアリーホテルまでありました。
この記事のまとめ
この記事では、大阪北新地にある「カハラ」の予約方法、料金、お料理についてご紹介しました。
- 予約は3か月前から電話のみ受付
- 料金は、食事のみだと22,000円(税・10%サービス税別)
ドリンクを注文すると1人35,000円くらいは見ておいた方がいいです。
ミシュラン2つ星を獲得した名店で、和食でもないフレンチでもない、「イノベーティブ」な料理をぜひ楽しんでみてください。
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