この記事では、釜山のバスの乗り方や料金についてご紹介します。
私自身も初めて釜山に行った時にバスに乗るのが不安でしたが、一度乗ってみると安いし想像以上に便利でした。
本文では、釜山のバスの乗り方や料金以外にも便利なアイテムもご紹介しますので、よかったら続きもチェックしてみてください。
釜山のバスの乗り方を3つのSTEPで解説
ステップ①:バスに乗車する
バスが近づいたら電光掲示板の番号を確認しましょう。
釜山のバスは時刻表がありません。主要なバス停だとバスが接近中などの表示もされますが、それ以外はバスの路線番号を確認しながら乗車します。
行先はハングル文字で書かれているので、番号でチェックするのが簡単です。
そして乗りたいバスがバス停に近づいたら、『乗りますアピール』を行います。
ベンチに座っている場合は、椅子から立っておきましょう。
アピールをしないと最悪バスは素通りしてしまうので注意が必要です。
バスが止まったら前方のドアから乗ります。
ステップ②:料金を支払う
乗車すると運賃を支払います。支払いは『T-moneyカード』などの交通系ICか現金となります。
『T-moneyカード』などのICリーダーは、運転席の後ろにありまます。
ちなみに、現金は運転手席の横に設置されている運賃箱に入れましょう。
車内に両替機はなく、1,000ウォン札か硬貨の支払いのみとなっています。
個人的には、IC系カードの方が圧倒的に便利だと感じています。ただ車内でチャージが出来ないので、コンビニなどであらかじめチャージしておくのをお忘れなく!
ステップ③:降車する
釜山のバスでは、次に止まるバス停と、その次に止まる一つ先のバス停が続けてアナウンスされます。
観光スポットや主要なバス停の時には、英語もアナウンスされますので、聞き逃さないようにしましょう。
個人的にはGoogleマップや車内にある路線図を確認しながら乗ると安心でした。Googleマップは釜山で使ってみたのですが、バスの情報も取得できて問題なく使えました。※ただし徒歩ルートは表示されませんのでご注意ください。
降りるバス停が近づいたら、降車ボタンを押します。
バスが停車したら、後方のドアから降車してください。
通常であればIC系をタッチする必要はありませんが、他のバスや地下鉄に乗り換える場合は、後方のドア付近にあるカードリーダーに交通カードをタッチしてから降りると、30分以内の乗り換え料金が無料や割引になります。
地下鉄やバスに乗るときは、乗った時に料金を払うか端末機にカードをタッチします。乗り換えがない場合は降りる時に交通カードをタッチする必要がありませんが、他のバスや地下鉄に乗り換える場合は降りる時にもう一度タッチをしないと乗り換え割引が有効になりませんのでご注意ください。乗り換えがある場合はバスに乗るときと降りる時の2回、必ず端末機にタッチしてください。
引用:釜山日本人会
乗り換えの予定がなくてもタッチしておけば、30分以内にバスや地下鉄に乗れば適用されるので、一応タッチしておくのをおすすめします。
釜山には4種類のバスがあります
種類 | 特徴 |
市内バス (水色) | 釜山市内を中心に走るバス |
マウルバス (緑色) | 住宅地を中心に短距離を走る小型バス |
急行バス (赤色) | 市内及び郊外を中心に走るバス |
空港リムジンバス (白色) | 空港と市街地を結ぶバス |
釜山のバスは大きく4種類のバスがあって、それぞれ色で区別ができます。
色で区別するというよりは、バスの電光掲示板や車体に書かれている番号を見て乗車するといいでしょう。
釜山のバス料金
バス | 交通カード払い料金(ウォン) 19歳以上 / 13~18歳 / 6~12歳 | 現金払い料金(ウォン) 19歳以上 / 13~18歳 / 6~12歳 |
---|---|---|
市内バス(一般バス) | 1200 / 800 / 350 | 1300 / 900 / 400 |
急行バス(座席バス) | 1700 / 1350 / 1200 | 1800 / 1700 / 1300 |
マウルバス ※エリアで異なります | 1010 / 680 / 300 | 1100 / 800 / 300 |
深夜バス追加料金 | +400 / +200 / +200 | +400 / +200 / +200 |
空港リムジンバス(西面・釜山駅・南浦洞方面) | 6000 / 4000(8歳以下) | 6000 / 4000(8歳以下) |
空港リムジンバス(広安里・海雲台方面) | 7000 / 4500(8歳以下) | 7000 / 4500(8歳以下) |
釜山のバスの料金は、一回の乗車に対しての料金となっていて、どこから乗っても同じ料金となっています。
また、バスの種類によって料金が異なっていて、また現金とICカードという支払い方法でも料金が変わってきます。
お得に乗車したいなら交通系ICカードを使うのをおすすめしますが、デポジットがもったいないという方は『カード型のビジット釜山パス』でICカードとして代用するのもおすすめです。
これは便利!釜山観光におすすめのバス路線
おすすめ①:急行バス1003番
急行バス1003番は、南浦洞(ナンポドン)や釜山駅など市の中心部から、ビーチもある海雲台(ヘウンデ)を結ぶ路線となっています。
地下鉄乗継の場合、1時間ほどかかるのですが、バスだと渋滞していなければ30分程度で到着することができます。
座席も、2列ずつの観光バスのような座席となっていて、快適性も抜群です!
おすすめ②:マウルバス1-1番・2番・2-2番
地下鉄1号線チャガルチ駅または土城(トソン)駅前のバス停から、甘川文化村まで行くバスが運行しています。
土城(トソン)からは、10~15分で行くことができます。
おすすめ③:市内バス100番・181番
海雲台(ヘウンデ)駅7番出口前のバス停から、海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)に向かうバスが運行しています。
約40分ほどで釜山の東海岸の海東龍宮寺の近くまで行くことができます。
またバス停の近くには、遊園地やロッテモールなどもあります。
おすすめ④:急行バス1001番(松亭)
1001番急行バスは東亜大学、沙下から釜山駅、釜山鎮、広安駅、センタムシティ、海雲台都市鉄道駅などを経由して松亭方面へ向かう路線となっています。
特に釜山駅からバスに乗れば、主要観光地を巡ることができる人気路線です。
バスの本数も7~10分おきに運行されています。
釜山のバスに関するよくある質問
最後に釜山のバスでよくいただく質問についてまとめました。
Q1:釜山のバス路線図のPDFとかはある?
釜山のバスの路線図のPDFを探したのですが、現時点では見つけることができませんでした。
Googleマップや、NEVERで行先を入力することで最適なバスの路線などが表示されました。
Q2:釜山のバスはクレジットカードは使える?
釜山のバスの支払いは、『T-moneyカード』などの交通系IC、または現金となります。
なお『T-moneyカード』などの交通系ICのチャージは車内ではできませんので、セブンイレブン、ファミリーマート、GS25などのコンビニ、駅などでチャージしておくようにしましょう。
Q3:釜山のバスの乗り放題はある?
市内を走るバスの乗り放題はありませんが、釜山の主要観光地をめぐる2階建ての「釜山シティツアーバス」だと乗り放題で利用することができます。
1日乗り放題チケットを購入するか、または『ビジット釜山パス』を提示することで乗り放題となります。
この記事のまとめ
この記事では、釜山のバスの乗り方についてご紹介しました。
釜山はバスの路線がたくさんあってハードルが高く感じますが、行きたい観光地へのバス番号さえおさえておけば、問題なく乗ることができました。
釜山のバスは交通カードを使用することで、現金の用意をする必要もないだけでなく、お得に乗ることや乗り継ぎ割引も適用されます。
ぜひ、釜山に行ったときにはバスも利用にチャレンジしてみてくださいね!