この記事では、2020年10 月に開業した釜山の「海雲台ブルーラインパーク(해운대 블루라인파크)」についてご紹介します。
見た目のカラフルさや、かわいらしさから国内外からたくさんの方が訪れる人気の観光体験となっています。
実際に乗ってみると想像以上に楽しくて、人気の理由が分かりました。
人気のため事前にしっかり準備をしておかないと、せっかく行っても乗れないということも。
確実にスカイカプセルに乗りたいという方は、ぜひこの記事を参考に旅の準備をしてくださいね!
記事では、実際に乗ってみた体験談もご紹介しています。
海雲台ブルーラインパーク・スカイカプセルの予約方法
予約サイト | スカイカプセル | 海雲台海辺列車 | パッケージ (スカイカプセル+海雲台海辺列車) |
海雲台ブルーラインパーク公式サイト | 片道/往復 | 1回/2回/自由利用 | 〇 |
KKday | 片道(3人まで) | 1回/2回/自由利用 | ー |
海雲台ブルーラインパーク・スカイカプセルの予約方法は2通りあります。
乗車希望日の2週間前から予約が開始され、日時指定制となっています。
夕暮れ時の時間帯、そして尾浦(ミポ)からの電車が人気となっているので、予定が決まったら早めに予約するようにしておきましょう!
利用する列車やプランが色々ありますが、チケットの種類が多いの公式サイトとなっています。
それぞれの料金についてご紹介していきます。
ちなみに、予約方法をご紹介する前に、海雲台ブルーラインパークでは「海雲台海辺列車」と「スカイカプセル」の2種類あります。
くれぐれも間違って予約しないように気を付けてくださいね。
①:海雲台ブルーラインパーク公式サイト
種類 | 料金 |
スカイカプセル | 1~2人乗り:片道30,000ウォン/往復55,000ウォン |
3 人乗り:片道39,000ウォン/往復69,000ウォン | |
4 人乗り:44,000ウォン/往復77,000ウォン | |
海雲台海辺列車 | 1回利用:7,000ウォン 2 回利用:10,000ウォン 自由利用:13,000ウォン |
パッケージ( スカイカプセル片道+海辺列車の自由利用) | 2人乗り:50,000ウォン 3人乗り:66,000ウォン 4人乗り:80,000ウォン |
海雲台ブルーラインパーク公式サイトの予約サイトからは、人気のスカイカプセルの往復チケットや、パッケージといったセット料金が販売されています。
以前の予約サイトは日本語がなかったようですが、現在は日本語もあるので、問題なく予約することができます。
②:KKday
種類 | 料金 |
スカイカプセル(片道) | 3,584円~ |
海雲台海辺列車 | 688円~ |
KKdayは、台湾のアクティビティ予約サイト会社で、海雲台ブルーラインパークの正規販売店となっています。
料金は平日、休日と分かれていて日本円で支払いができるようになっています。
KKdayではポイントが貯められたり、またPayPayで支払いもできますよ!
予約すると、メールが届くので、バウチャーを窓口のスタッフに提示すればレシートと交換してくれます。
公式サイト同様、乗車希望日の2週間前から予約が開始されますので、希望の時間があれば早めに予約しておきましょう!
ビジット釜山で「海雲台海辺列車」は海辺列車が無料で乗車できる
海雲台海辺列車だけを利用するのであれば、「ビジット釜山パス」がおすすめです。
というのもを使えば、「ビジット釜山パス」を提示することで2回まで無料で海雲台海辺列車に乗車することができます。
海雲台ブルーラインパークに確認したところ、スカイカプセルは対象外なので、スカイカプセルに乗りたい場合は別にチケットの購入が必要です。
私が体験したような、片道はKKdayでチケットを購入して、片道はビジット釜山パスを利用する方法というのもありです。
海雲台ブルーラインパークの運行時間
尾浦出発 | 松亭出発 | |
冬期(11~2月) | 9:00~19:00 | 9:00~18:30 |
オフシーズン(3・4・10月) | 9:00~19:30 | 9:00~19:00 |
繁忙期(5・6・9月) | 9:00~20:30 | 9:00~20:00 |
極繫忙期(7・8月) | 9:00~21:30 | 9:00~21:00 |
スカイカプセルは、次々に到着するので順番に乗車していきます。
スカイカプセルの乗車口は常に並んでいて、乗車するまで30分ほどかかります。
海雲台海辺列車は、オフシーズンの平日は30分に1本ですが、その他の時期は15分に1本の間隔で運行されています。
海雲台ブルーラインパークについて
海雲台ブルーラインパークは、2020年に海雲台を拠点とした観光スポットです。
ここでは、海岸列車とスカイカプセルの2種類の乗り物が楽しめます。
海雲台ブルーラインパークは、もともとあった旧東海南部線の廃線を再活用して作られたもので、海雲台海水浴場側の尾浦(ミポ)から終点の松亭(ソンジョン)までの4.5kmの海岸沿いを運行しています。
海辺列車は全席が海側に向いていて、時速15kmの速さで約25分かけて絶景を楽しむことができます。
一方のスカイカプセルは、海岸列車の上を走るカプセル型のモノレール。
尾浦から途中の青沙浦(チョンサポ)まで2kmの区間を、海雲台海辺列車の上を並行して走っています。
時速4kmの速さで約30分かけて、ゆっくりーと走っていきます。
海雲台ブルーラインパークに乗ってみた
- 松亭(ソンジョン)から尾浦(ミポ) → 海雲台海辺列車(ビジット釜山パス)
- 尾浦(ミポ)から青沙浦(チョンサポ)→ スカイカプセル(KKday)
- タリットル展望台から尾浦(ミポ)→ 海雲台海辺列車(ビジット釜山パス)
海雲台海辺列車は「ビジット釜山パス」の提示で利用して、スカイカプセルはKKdayから予約して利用しました。
海東龍宮に行っていたのですが、海東龍宮から松亭(ソンジョン)駅までは、タクシーで10分ほどの距離(650円)で行くことができました。
海雲台海辺列車に乗車
● 尾浦(미포)
↓↑ 約0.5km
● タルマジトンネル(달맞이 터널)
↓↑ 約1.5km
● 青沙浦(청사포)
↓↑ 約0.6km
● タリットル展望台(다릿돌 전망대)
↓↑ 約0.5km
● 九徳浦(구덕포)
↓↑ 約1.4km
● 松亭駅(송정역)
海辺列車には松亭(ソンジョン)から尾浦(ミポ)までの間、全部で6つの停留所があり、どの停留所からも乗降りが可能です。
6つの停留所うち、尾浦(三ポ)、青沙浦(チョンサポ)、松亭駅(ソンジョン)の3つの駅以外は無人の駅となっています。
座席は全席自由席となっていて、最前列を確保したい場合は、出発時間前から早めに並んでおくのがおすすめです。
座席が埋まっている場合は、列車内の後方通路に立って乗車できます。
線路は単線で「青沙浦」と「タリットル展望台」の中間に、列車がすれ違う場所があります。
海雲台スカイカプセル
● 尾浦(미포)
↓↑ 約2km
● 青沙浦(청사포)
海雲台スカイカプセルは、いずれかの停留所から発車します。
運行経路は「尾浦→青沙浦」と「青沙浦→尾浦」の2パターンあります。
いずれから乗車しても望める景色は同じですが、尾浦駅からの乗車が人気です。
というのも、尾浦駅から乗車すると線路が常に海側にあるのと、「BUSAN X the sky」や海雲台海水浴場から近いので、乗りやすいという点が人気で、すぐに予約が埋まりやすくなっています。
スカイカプセルは30分ごとの予約となっていて、予約枠内に乗り場まで行きます。
カプセル内はクーラーがないということで心配でしたが、クーラーと扇風機が完備されていました。
8月だったのですが我慢できない暑さではありませんでした。
また、カプセル内には、簡易テーブルが整備されていて、ドリンクや軽食の持ち込みもOKなんです。
簡易スピーカーなんかもありました。
30分間、絶景を楽しみながらちょっとしたパーティーもできちゃいますよ!
青沙浦の楽しみ
青沙浦には、カフェや海岸線沿いに貝や海産物などが楽しめるレストランが並んでいています。
スラムダンクの聖地
青沙浦(チョンサポ)停留所前の踏切が鎌倉の踏切と似ていて、スラムダンクの聖地とも言われています。
電車と坂道と海とセットにした写真を撮る人が多くいます。
アリスドーナツ 青沙浦店
店名 | アリスドーナツ 青沙浦店 |
住所 | 釜山市 海雲台区 青沙浦路128番キル22 1階 |
営業時間 | 09:30 – 21:30 |
サイト | http://www.alicedonut.co.kr |
青沙浦から2~3分ほど海の方に歩くと、大きなドーナツのオブジェが見えてきます。
アリスドーナツ 青沙浦店の店内には不思議の国のアリスを連想させるウサギのぬいぐるみやオブジェがあちこちにあり、アリスの世界観が楽しめます。
カラフルな海雲台ドーナツ、チョンサポドーナツ、アリスドーナツを購入して、テラス席や、2階または3階でチョンサポの海岸が眺めながらティータイムが楽しめます。
青沙浦タリッドル(飛び石)展望台
料金 | 無料 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休業日 | 雪・雨・強風注意報が発表された場合、立ち入り禁止 |
ホームページ | http://www.haeundae.go.kr/tour |
青沙浦店から徒歩10分ほど松亭(ソンジョン)方面に歩いていくと、巨大な展望台が見えてきます。
タリットル展望台は、2017年にできた展望台で、海面からの高さ20メートル、幅3~11.5メートル、長さ72.5メートルで海に向かって伸びています。
展望台の端には半月形の透明な床が設置されていて、海の上を歩くようなスリルを満喫することができます。
天気の良い日には日本の対馬まで眺望できるといわれています。
尾浦まで海辺列車で帰るという方は、展望台の目の前が「タリットル展望台」駅なので、便利ですよ。
この記事のまとめ
この記事では、海雲台ブルーラインパークの予約方法についてご紹介しました。
今回海雲台ブルーラインパークの乗り場や、乗り方がいまいち分からないまま利用したのですが、海辺列車もスカイカプセルも乗ってよかったって思いました!
雄大や自然美の絶景を楽しみながらのひとときは最高でした。
特にスカイカプセルは人気で、その中でも日没の時間帯や尾浦(三ポ)発のカプセルはぐに予約が埋まるので、予定が決まったら早めに予約するようにしてくださいね。