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【ブログ宿泊記】碧き島の宿 熊野別邸 中の島ホテルは自然と一体になれる宿~部屋・温泉編~

2022.03.26

この記事では、和歌山県紀伊勝浦にある「碧き島の宿 熊野別邸 中の島ホテル」の宿泊体験記をご紹介します。

「碧き島の宿 熊野別邸 中の島ホテル」は、専用船でしか入島できない、一島一旅館のプライべート温泉宿。

お部屋や食事、温泉まで実際に体験してみた口コミをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

船乗り場まではバスで迎えに来てくれます

紀伊半島をレンタカーで回りながら、紀伊勝浦へと到着。

レンタカーで来ることを伝えると、レンタカーの返却場所までホテル専用のバスが迎えに来てくれました。

ホテルまでの船乗り場は、紀伊勝浦駅からもほど近くすぐに到着しました。

船乗り場に到着したら、船に乗る前に「客船待合処」でチェックイン手続きを行います。

島に着いたら、少しでも長くのんびりしてほしいという、ホテルのおもてなしかもしれません。

チェックアウト時の船の手配まで全て済ませて、船乗り場に向かいます。

 

 

船が到着!いざ乗船してホテルへ向かいます

船はクルーズ船で、こじんまりとしていますが外にも出ることができて、船に乗った瞬間から、リゾート気分。

スタッフの方の行き来としても使われているようで、スタッフらしき方も乗船されていました。

乗車時間は5分程度なのですが、出航時にはホテルがどこにあるのかどの島にあるのかは全く分からない状況でした。

船が進んでいくに連れ、ホテルが姿を現してきました。

船着き場は入江。早速隠れ家感が漂います

なんだ、釣りをしている人いる、この島、このホテルだけが時間の流れが違う。。。

ワクワクが止まりません。

 

ホテルでのチェックイン不要、すぐにお部屋に案内してくれます

ホテルのロビーに案内されると、すぐにお部屋まで案内してくれました。

お部屋は「潮聞亭」と「凪の抄」と全室オーシャンビューの2つの棟があります。

ホテルは島の地形を活かした造りになっていて、トンネルもあるんです。

 

お部屋のカギは、「鯨」がモチーフ。

2頭の鯨が仲良く一緒にいられるようにマグネットでくっつく工夫がかわいい。

今回私たちは、西側の海を眺める「潮聞亭」に宿泊しました。

お部屋は和室タイプでゆったり感があり、昔ながらの旅館のお部屋という感じです。

お茶とおせんべい

今回、一休.comで予約したのですが、ダイヤモンド会員の特典プレゼントもありました。

 

テレビはコンパクトでシンプル。

このホテルに泊まるとテレビをつけて現実を知りたくないというくらい、時を忘れてくつろげるので、あえてこのくらいシンプルなテレビでも十分なくらいでした。

日常の忙しさから離れ、窓から広がる静かでゆったりした海を眺めながらのんびり時を過ごせます。

お部屋のベランダからは、いるかが泳いでいるのも見えました。

 

「広い縁側」には、ソファとテーブル、マッサージチェアもありました。

 

もう一つの縁側には、レトロ感たっぷりの鏡台がありました。

 

お風呂は洗い場付きのお風呂。

今回の宿泊では、大浴場と露天風呂を利用したので、活躍の場がありませんでしたが、足も延ばせるゆったりとしたお風呂でした。

 

洗面台は、中の島ホテルオリジナルのアメニティが揃っていました。

 

八咫烏(やたがらす)模様のオリジナル浴衣や、タオル、浴衣

 

かごタイプの温泉バックも備え付けられていました。

タオルなどはすべて大浴場にあるのですが、スキンケアなど入れるのにぴったり。

 

 

海温泉日本一に輝いた温泉「潮聞之湯」

お風呂は大浴場2ヵ所、露天風呂3ヵ所、貸し切り露天風呂2ヵ所の男女入れ替え制になっています。

1日700トン、毎分486リットルと豊富な湯量の源泉掛け流しの天然温泉です。

チェックイン後、早速ホテル自慢の露天風呂、「潮聞之湯」へ。

「潮聞之湯」は15:00~24:00までは女性が利用できて、湯浴み着を着て露天風呂に入ります。

というのも、たまに目の前を航行する船や、ホテルの部屋やレストランから露天風呂が丸見えなんです。

早速、露天風呂に行ってみました。

露天風呂を見た瞬間、あまりの絶景に言葉を失いました。

目の前は手が届きそうなくらい近い海、そして体全部を包んでくれるような温かな太陽の光。

硫黄の香りと海の香りと、聞こえてくるのは、優しい波の音だけ。

自然を五感で感じていると、自分が自然の中に溶け込んでいく感覚で、とっても穏やかな気持ちになれました。

 

「潮聞之湯」は3段になっていて、一番高いところが温度が一番高く、海に一番近いところが温度が低くなっていました。

ずっと温泉に浸かっていれるくらい心地よかったです。

 

内風呂は循環式で温度が高め。

露天風呂から上がった後に、湯浴み着を脱ぐまでの間、どうしても体が冷えてしまうので、温度が高めでちょうどよかったです。

 

湯上り処は、ロビーのような場所にあって、お風呂上りにのんびりしたり、待ち合わせをするのにぴったり。

 

缶ビール。

お風呂上りの一杯はたまりません!

 

その他にもアイスクリームや、秦の始皇帝の時代『不老不死の薬』と言われていた和歌山県産の天台烏薬茶(てんだいうやくちゃ)なども、自由に楽しむことができました。

 

ホテルでは、島の散策や釣りも楽しめます

ホテル5階の屋上からは、15分ほどの散歩道を経て島の展望台へも行けます。

今回、夕日を見ながら温泉に入りたいということがあって、途中で断念したのですが、遊歩道には途中、天然温泉の足湯もあったりしました。

また、船着き桟橋には釣り場もあります。

季節によって、ガシラやチヌ、カサゴなどが釣れるんだそうです。

釣った魚の大きさによっては、夕食時に楽しむことができますよ。

 

夜のラウンジは「大人のバー」

熊野別邸中の島のロビーの横にはラウンジがあり、自由に利用することができます。

 

夜は、大人のくつろぎタイムというテーマで、梅酒や地酒が楽しめます。

 

日本酒は熊野の地酒「太平洋」。

 

ラウンジには、レコードプレーヤーもあって、好きな音楽を楽しめます。

 

ジャズを聴きながら、お酒が楽しめて贅沢な空間と時間を過ごせます。

美味しいものを食べて、バーで贅沢な時間を過ごして、この夜はぐっすり寝ることができました。

 

ホテルから見る朝日に感動

翌朝は6時からの温泉に入るために、早起き。

一番風呂に入った後は、ラウンジでコーヒーを飲みながら海を眺めたり、散歩したり。

 

朝日が神々しくて、涙が出るほど感動でしかありませんでした。

この日は、熊野古道と熊野三社をめぐるバスツアーに参加するために、早めにチェックアウト。

船も早い出発にも関わらず、バスツアー参加に合わせて用意してくれて、バスツアー出発地の那智勝浦駅前まで送ってくれました。

決して安くはないホテル、そしてアクセスもいいとは言えませんが、それでもまた行きたいと思えるほど素敵な宿でした。

今回は和歌山から向かいましたが、次回は名古屋から行ってみようと思います。

 

 

碧き島の宿 熊野別邸 中の島ホテル概要

ホテル名 勝浦温泉 碧き島の宿 熊野別邸 中の島
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦1179-9
電話 07355-2-1111
予約サイト
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JTBのプランを見る

 

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下町スッチーおすみPROFILE >

国内旅行業務取扱管理者e-温泉マイスター風水鑑定士国際利き酒師 元CAとして世界各地を飛び回った体験や女性目線で、旅行お出かけ情報、テーマパーク情報をご紹介しています。最高年200泊、現在も年間80泊以上のホテルに宿泊、これまで行ったパワースポットは1000か所以上。 ■所属団体:東京商工会議所、一般社団法人 宿泊施設関連協会

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