バルセロナ観光で外せない世界遺産「サグラダファミリア」。
チケットを予約のときに「塔に登るべきか?」そして「登るならどっちの塔がいいのか?」という声を聞きます。
実は自分も悩んだ末に塔に登りましたが、実際に登ってみると 登ってよかったと感じました。
一方で 高所が苦手な方や体力に不安がある方にとっては少しハードルがあるのも事実。
そこでこの記事では 「サグラダファミリアの塔には登るべきか?」そして「生誕の塔と受難の塔どちらを選ぶべきか?」を体験談を交えながらご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
サグラダファミリアの塔は登るべきか?
実際に自分も登ってみて感じたのは、地上からでは決して味わえない景色や建築の迫力があるということ。
2つの塔から見える景色は「絶景」とまではいかないかもしれませんし、チケット代も通常より15ユーロほど高くなります。
それでも、せっかくバルセロナまで来たのなら、数千円の差で得られる貴重な体験を逃すのはもったいないと自分は感じました。
ここでは、塔に登るメリットと、逆に登らなくても十分満足できる人の特徴を整理してご紹介します。
登らなくても満足できる人
- 高所が苦手な人
- 階段に不安がある人
- 観光時間が限られている人
塔に登らなくてもサグラダファミリアの魅力を十分に楽しめる人もいます。
上りはエレベーターですが、下りは狭い螺旋階段を降ります。体力や足腰に不安がある場合は避けた方が安心です。
また、塔に登るには入場時間の他に、塔に登る時間の予約が必要なため、全体の見学時間が長くなります。
短時間で効率よく回りたい方は内部の見学に集中しても十分感動できます。
塔に登るメリット

サグラダファミリアの塔に登る魅力は、単純に「絶景が見られる」というよりも、建築そのものを体感できることにあります。
この大聖堂は1882年に着工して以来、いまも建設が続く未完の世界遺産です。
塔に登ると、18本の建築中の塔の建築現場や石材や装飾の細工を間近で観察できます。
もちろん、上から眺めるバルセロナの街並みや遠くの地中海も魅力ですが、それ以上に「ここまで来ないと分からない建築の迫力」が大きな価値です。
私自身も登ってみて感じたのは、「世界遺産をただ鑑賞する」のではなく、「建築に入り込み、作り手の視点を共有する」ような体験ができたこと。
これは塔に登った人だけが味わえる特別な瞬間だと思います。
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サグラダファミリアの塔の種類は2つ!「生誕の塔」と「受難の塔」の違い

サグラダファミリアには、エレベーターで上れる塔が大きく2種類あります。
それが「生誕の塔」と「受難の塔」です。どちらも大聖堂の内部から専用のエレベーターを使って上がり、下りは基本的にらせん階段を歩いて降ります。
見える景色や雰囲気が異なるので、どちらを選ぶかは旅の目的や好みによって変わります。
生誕の塔

「生誕の塔」は、ガウディが生前に直接関わった唯一の塔で、大聖堂の東側に位置しています。
外観はポストカードや観光パンフレットでもよく目にする、最もサグラダファミリアらしいファサードです。
ここからはガウディ広場や「生命の木」と呼ばれるイトスギを真上から眺めることができ、動物や自然をモチーフにした彫刻を間近で観察できます。朝の光を受けた旧市街の赤茶色の屋根や、遠くに広がる地中海を見られるのも特徴です。
受難の塔

一方「受難の塔」は、西側に位置し、ガウディの死後に建設が進められたエリアです。こちらからはバルセロナの新市街や、夕日が沈む方向に広がる近代的な景色を眺められます。
外観はイエスの受難を表現しており、彫刻は直線的でシャープ。生誕の塔の有機的で温かい雰囲気とは対照的に、厳粛で緊張感のある印象です。
塔からは「キリストの昇天」を表す巨大な十字架を間近で見ることができます。
私が実際に登った生誕の塔の体験談
生誕のファサードの塔へは、専用のエレベーターからしかアクセスできません。
入口は大聖堂の東側にあり、基本的にいつも混雑しています。チケットに記載されている入場時間に合わせて集合しますが、この時間はかなり厳密で、早く行きすぎても乗せてもらえないので注意が必要です。
ただし、リュックなど大きな荷物は持ち込めないため、近くに設置されているコインロッカーに預ける必要があります。
エレベーターで上まで登ったあとは、塔をつなぐ回廊を歩きながら景色を楽しむことができます。
塀が高く、網も細かく張られているので思ったほど怖さは感じませんでした。
また、塔の装飾を真正面から間近で見ることができるのも大きな魅力。
精霊や聖体をモチーフにした果実の彫刻など、色とりどりのオブジェクトを手が届きそうな距離で眺められるのは塔に登った人だけの特権です。
下りは、「巻貝」をイメージしたらせん階段をひたすら降りていくことになります。窓の隙間からはバルセロナの街や建設中の大聖堂の姿が見え、少しずつ地上に近づいていく感覚もワクワクしました。
内部の見学に時間制限はないので、入場したすぐに塔に登って、そのあと塔から降りた後は心ゆくまでサグラダファミリアの内部を見るのが個人的におすすめです。
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登るならどっちの塔がおすすめ?
実際に登ってみて感じたのは、どちらを選んでも後悔はしないということです。
ただ、迷っているならまずは「生誕の塔」をおすすめします。
理由は、ガウディ自身が生前に手掛けた彫刻や装飾を間近で見られるから。
生誕のファサードはキリストの誕生を表現しており、全体的に明るく喜びに満ちた雰囲気が広がっています。
一方で「受難の塔」はキリストの受難をテーマにしているため、やや重々しい印象を受けます。
ただ塔から見える彫刻は意外にも色鮮やかで、むしろ生誕よりバリエーション豊かに感じられるという声もあります。
さらに、受難の塔の方が比較的混雑が落ち着いているので、ゆっくり自分のペースで見たいという方に受難の塔はおすすめです。
サグラダファミリアのチケットの種類と予約方法
サグラダファミリアの内部を見学するには、必ず日時指定のチケットを事前に購入する必要があります。
公式サイトの場合、3か月先の月末まで予約することができます。
これからご紹介するチケットの予約は、公式サイトのチケットで、チケットは大きく4種類あります。
- Sagrada Família :入場券のみ
- Sagrada Família with tower:入場券+塔の入場券
- Sagrada Família with guided tour:入場券+ガイドツアー
- Sagrada Família with guided tour and tower:入場券+ガイドツアー+塔への入場券
入場時間は、毎日午前9時から閉門の45分前まで、15分単位で予約ができます。
ただし、1度の入場で登れる塔は1つだけとなっています。
もし両方の塔に登りたい場合は再度入場チケットを購入する必要があります。
チケットの予約方法については、「サグラダファミリアの予約方法まとめ!予約できない時の解決法も解説」も参考にしてくださいね!
サグラダファミリアの注意事項
サグラダファミリアの塔には、事前に知っておくべきルールや制限があります。
特に天候や年齢制限、体力面で不安がある方は注意が必要です。
悪天候時の塔への入場制限
塔は高所にあるため、安全面の観点から 雨や強風の日はチケットを持っていても入場できない場合 があります。
「30分前までは登れたのに、その後は天候悪化で中止になった」というケースも珍しくありません。
また、エレベーターの定期メンテナンスが行われる日も利用不可です。
その場合は塔の追加料金(2024年時点で約10ユーロ)が、後日クレジットカードに返金されます。
年齢制限
サグラダファミリア聖堂自体は誰でも入場できますが、塔に登れるのは条件があります。
- 5歳未満の子どもは不可
- 6〜16歳は大人の同伴が必須
- 車椅子利用の方、妊婦さん、心臓に持病がある方
また、塔の下りは狭い螺旋階段をひたすら降りることになるため、体力に自信がない方や高所・閉所が苦手な方には正直おすすめできません。
荷物について
塔の上はスペースが限られているため、 大きな荷物やトランクは持ち込み不可 です。エレベーター横にコインロッカーがあるので、リュックやバッグは預けて登る形になります。
ただし、大きなトランクを収納できるロッカーは数が少ないため、基本的には大荷物を持たずに訪れる方が安心です。(コインを投入して利用するタイプですが、取り出す際に返却される仕組みです。)
この記事のまとめ
サグラダファミリアの塔は、絶景というよりもガウディの装飾や建築の迫力を間近で体感できるのが一番の魅力です。行きはエレベーター、帰りは螺旋階段というルートなので、高所や階段に不安がある人は注意が必要ですが、登ったからこそ見える特別な景色があります。
生誕の塔は朝の光が映える旧市街とガウディの繊細な彫刻を楽しみたい人に、受難の塔は夕方の新市街や力強い雰囲気を感じたい人におすすめです。どちらを選んでも後悔はありませんが、初めてならガウディ自身が手掛けた生誕の塔を選ぶと間違いないでしょう。
バルセロナまで訪れるなら、数千円の差で得られる特別な体験を逃すのはもったいないはずです。「サグラダファミリアの塔に登るべきか?」と迷っているなら、一度は挑戦してみることをおすすめします。