この記事では、日光金谷ホテルの本館と別館の違いについて解説します。
結論から言うと
- 歴史を感じるレトロな雰囲気を楽しみたいなら本館
- 新しくて快適な空間で過ごしたいなら別館
これが日光金谷ホテルの選び方です
でも実は、それだけじゃないんです!
本館と別館には、設備やお部屋の雰囲気、過ごしやすさなど、知っておくと納得できる6つの違いがあります。
本館と別館、どちらにしようと迷っている方は、ぜひ予約の際の参考になさってくださいね。
日光金谷ホテルの本館と別館の違い

日光金谷ホテルには、本館・新館・別館・第2新館と大きく分けて4つの建物があって、71の客室があります。
その中でも歴史のある本館と別館の違いについてご紹介していきます。
違い①:建物の歴史
建物 | 建設年 |
本館 | 1893年(木造) |
別館 | 1935年(木造一部RC造) 2023年7月リニューアル |
日光金谷ホテルは、明治6年(1873年)、栃木県日光市四軒町(現:日光市本町)にある金谷善一郎の自宅に外国人を宿泊させた「金谷カッテージイン」から宿泊業をはじめ、現存する日本最古のリゾートホテルです。
明治26年に今の本館を現在地に移転し、新館(明治34年)、別館(昭和10年)、第二新館(昭和36年)と建物を増築してきまし、どれも歴史のある建物となっています。
本館、新館、別館は国の登録有形文化財にも登録されています。

そして、創業150年を迎え、別館が2023年7月にリニューアルとなりました。
新しいお部屋がいいという方は、別館がおすすめです。
違い②:お部屋タイプ
建物 | 部屋タイプ |
本館 | デラックスタイプ(33〜62m²) スタンダードA(29〜38m²) スタンダードB(21〜30m²) シャワー付きタイプ(21〜27m²) |
別館 | 別館デラックス(35.2~41.3㎡) 別館コーナー(44.2㎡) スイート(71.6㎡) |
日光金谷ホテルの大きな特徴として、本館は同じお部屋タイプでも同じ客室を探すのが難しいと言われるほど、それぞれのお部屋に個性を持っています。
また本館は、昔ながらのスチーム暖房が使われていたり、お部屋によっては、天井の造りが『格天井(ゴウテンジョウ)』となっていたりしています、
機能性よりも歴史を感じたい。そんなお部屋に泊まりたいという方は、本館がおすすめです。
違い③:パジャマ
建物 | パジャマ |
本館 | 浴衣 |
別館 | 上下セパレートパジャマ |
本館と別館の違いで、パジャマの違いがあります。(2023年現在)
本館は浴衣に対して、別館は上下セパレートのパジャマとなっています。
違い④:宿泊した国内外の著名人
建物 | 宿泊した著名人 |
本館 | ・アインシュタイン ・フランク・ロイドライト ・アントニン・レーモンド |
別館 | ・昭和天皇 ・ヘレンケラー |
金谷日光ホテルには、国内外の著名人も多く訪れています。
特にヘレンケラーが泊まったお部屋「別館105号室」は、今でも利用することができます。
ちなみに新館には、夏目漱石や渋沢栄一も泊まったそうですよ!

違い⑤:雰囲気
建物 | 雰囲気 |
本館 | クラシックな空間 |
別館 | 静かで落ち着いた空間 |
2つの建物の雰囲気にも違いがあります。
本館はレストランなどがあり、宿泊者でなくても利用できるので、特に週末の館内は賑わっています。
一方別館は、ゲストルームしかないので静かで落ち着いた空間となっています。
違い⑥:料金
建物 | 料金(1泊/2名1部屋) |
本館 | 19,460円~ |
別館 | 51,000円~ |
宿泊料金にも違いがあります。
本館は一番リーズナブルなシャワー付きのお部屋だと、別館よりも半額以上安く宿泊することができます。
ツインのお部屋でも、本館の方が別館より安く予約することができます。
どっちがおすすめ?日光金谷ホテルの本館と別館
本館と別館、それぞれおすすめする人をご紹介します。
本館をおすすめする人
- 歴史的な建物が好きで、雰囲気を味わいたい方
- 金額重視の方
本館は、クラシカルな建築が好きという方やホテルの歴史を感じたいという方におすすめです。
古さはありますが、スチーム暖房や照明などひとつひとつに歴史を感じることができます。
別館をおすすめする人
- 新しいお部屋に泊まりたい方
- 落ち着いた空間で静かに過ごしたい人
別館はリニューアルして間もないので、お部屋も清潔感がありまたトイレが別になっているのも特徴です。
また、本館と比べて別館は客室しかないので、静かにゆったりできるのも魅力です。
日光金谷ホテルに泊まった人の口コミ
Googleマップ | ★★★★☆(4.3) |
一休.com | ★★★★☆(4.1) |
楽天トラベル | ★★★★☆(4.08) |
日光金谷ホテルの口コミは、平均して4.16と高評価となっています。
日光金谷ホテルの概要
住所 | 栃木県 日光市上鉢石町1300 |
アクセス | 東武・JR日光駅よりバス約5分、神橋バス停下車 日光-宇都宮有料道路日光ICより神橋交差点近く 日光東照宮より徒歩15分 |
駐車場 | あり(無料) |
チェックイン/チェックアウト | 15:00~20:00/11:00 |
この記事のまとめ
この記事では日光金谷ホテルの本館と別館の違いについて解説してきました。
ぜひ、あなたの旅のスタイルに合うお部屋を選んでみてくださいね。
どちらも素敵な思い出になること間違いなしです!