韓国・釜山を代表する観光名所・海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)。
この記事では、海東龍宮寺のアクセス方法をはじめ見どころなどをご紹介します。
海東龍宮寺へのアクセス・行き方
海東龍宮寺は、釜山市内から約90分ほどで行くことができます。
私は、金海国際空港に到着してその足で海東龍宮寺に向かいました。
金海国際空港から海雲台までは電車で行き、そこからバスを使って行きました。(海雲台からは約50分ほどで行くことができます)
帰りは、海東龍宮寺から松亭(ソンジョン)駅までタクシーで向かい、そこから人気の観光列車「海雲台ブルーラインパーク」の海雲台海辺列車に乗って、海雲台に戻ってきました。
特に海東龍宮寺からの帰りは、釜山観光を充実させるのにおすすめの方法ですので、併せてご紹介していきます。
海東龍宮寺まで「電車+バス」で行く方法
海東龍宮寺への最も一般的な移動方法は、電車とバスを使って行く方法です。
まずは地下鉄2号線のの海雲台(ヘウンデ)駅まで電車で向かいます。
金海国際空港からであれば、沙上駅で2号線に乗り換えれば、海雲台(ヘウンデ)駅まで行くことができます。
海雲台駅7番出口を出て、地上に上がると目の前に信号があり、道路の真ん中にバス停があります。
バス100番または181番に乗車し、『龍宮寺/国立水産科学院(ヨングンサ/クンニプ スサン グァハグォン)』で下車します。
バスで40分くらいです。
バス停に到着する前、進行方向左側にはロッテモールや遊園地が見えてきますので、目印にするといいと思います。
バス停を降りると、後方に向かって歩くと『龍宮寺』の岩の看板があるので、道沿いに10分ほど歩くと到着です。
海東龍宮寺まで「タクシー」で行く場合
海雲台(ヘウンデ)から海東龍宮寺までタクシーで向かう場合は、約20分ほど(7,000ウォンほど)で向かうことができます。
ちなみに釜山駅から東龍宮寺へは、タクシーで約40分から1時間程度(23,000ウォン)ほどで行くことができます。
海東龍宮寺から松亭(ソンジョン)駅
帰りは、観光列車「海雲台ブルーラインパーク」の終点『松亭(ソンジョン)』駅が近いというのを地図で見て、せっかくなのでタクシーで向かってみました。
所要時間は10分程度で、6,300ウォンでした。
「ビジット釜山パス」を持っていれば、海雲台ブルーラインパークは無料で乗車することができるんです。
海雲台(ヘウンデ)駅まで、海岸沿いの絶景を楽しみながら向かうことができました。
海東龍宮寺の歴史や見どころ&レビュー
韓国・釜山の代表的な観光名所である海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)は、釜山市の侍朗里海岸に位置しています。
韓国三大観音聖地の一つとして知られていて、海と龍、観音大仏が調和する信仰の厚い場所とも言われています。
海東龍宮寺の歴史
海東龍宮寺は、1376年に高麗時代のナオン大師によって「普門寺 ポムンサ」という名前で創建されました。
ナオン大師は、龍王の啓示を受け、蓬莱山(ポンネサン)の端に寺を建てることで、国の安定と民の安らぎをもたらすとされました。
しかし、豊臣秀吉が朝鮮半島に攻め入った戦いで、お寺が焼失してしまいました。
その後1930年に、ウンガ和尚により再建され、1974年にはチョンアン和尚が観音菩薩が龍に乗って昇天する夢を見たことから「海東龍宮寺 ヘドンヨングンサ」という名前になりました。
海東龍宮寺観光の見どころ
海東龍宮寺は海辺に位置しており、絶景が臨める美しいお寺です。
海水観音大仏をはじめとするさまざまな仏像や、願掛けスポット、海岸散策路など魅力がたくさんあります。
何よりも、誰もが心から祈りさえすれば必ず一つの願い事を叶えてくれると伝えられています。
十二支像
海東龍宮寺の入り口では、幸運をもたらす十二支の像が、訪れる人々を出迎えてくれます。
各干支の動物を象徴するこれらの像は、十二方位の土地を守り、厄除けと幸運をもたらす守護神のような存在とされています。
108段の階段
金色の龍が待っている門をくぐって中に入っていくと、108段の階段があります。
この階段を下りると寿命が延びる、108の煩悩を忘れ、心が安らかになると言われています。
得男佛
こちらはお腹を撫でると、男児を授けてくれるといわれています。
お腹の部分だけが、参拝者が触っているせいか色が変わっています。
日出岩
108段を降りる途中に左側に行く道があります。
そこに海東龍宮寺が一望できる場所があります。
この先にあるのは金色に輝く地蔵菩薩像もあるそうです。
龍文橋
龍文橋から真ん中の壺めがけて
コインを投げてみたけれど、入らず
本堂「大雄殿 テウンジョン」
「大雄殿 テウンジョン」本堂に上がっていきます。
本堂の中の左に受付の方がいるので、そこで用紙(有料)をいただきお願い事を書き、その後お祈りをします。
本堂の中はからの撮影は禁止となっています。
本堂の隣にある「黄金の布袋さん」も、眺めているだけでも福が来そうです。
甘露薬水
地下へ下りていけるところがあります。
観音様がいて「甘露薬水」というお水があります。
黄金の豚
韓国では、福の象徴である「黄金の豚」です。韓国の貯金箱といったら金色の豚ですよね。
先ほど、1つだけお祈りをしてきましたが、やはり福となると心が高揚してしまいます。
黄金の豚を触ったり、記念撮影をしたり、毎回この黄金の豚さんの前にいる時間が長くなってしまいます。インスタ映えする人気スポットですね。
東海龍宮寺の観光に要する時間は?
海東龍宮寺の観光は、およそ1〜2時間程度あれば十分に満喫できます。
寺院内に点在している仏像や建造物をゆっくりと巡り、美しい海岸散策路を堪能するのにぴったりの所要時間です。
海東龍宮寺の注意点
海東龍宮寺は自由に出入りして散策できる観光スポットですが、海岸沿いということもあって歩道が整っていない場所も多いです。
ここではいくつかの注意点をそれぞれ解説します。
①:歩きやすい靴で行く
海東龍宮寺は、歩きやすい靴を履いていくようにしましょう。
寺院への道には階段や岩場が多く、滑りやすくなっています。
②:計画を予め立てておく
海東龍宮寺は、釜山市街地から離れた東海岸にあって、電車とバスの乗り継ぎなど行き方が少し複雑です。
また、海東龍宮寺行きのバスの本数が多くありません。
効率よく観光をするためには、事前に海東龍宮寺の前後の計画を立てておくことで、アクセス方法など計画を立てることができます。
不安という方は、ツアーに参加して効率よく観光するという方法もありです。
釜山の観光地を効率よく回りたい方は
バスの時間や移動の心配なく観光できます
海東龍宮寺の基本情報
住所 | 86 Yonggung-gil, Gijang-gun, Busan |
電話 | 82-051-722-7744 |
営業時間 | 4:30~19:00 |
休業日 | なし |
アクセス | 海雲台駅からバスで約45分 |
料金 | なし |
公式サイト | http://yongkungsa.or.kr/ |
この記事のまとめ
この記事では、海東龍宮寺への行き方や見どころについてご紹介しました。
海東龍宮寺までは、地下鉄+バスかタクシーで向かうことができます。
ぜひ紹介した情報を参考して、海東龍宮寺の観光を満喫してみてくださいね。
釜山の観光地を効率よく回りたい方は
バスの時間や移動の心配なく観光できます