ジェットスターには、60歳以上・65歳以上を対象にしたシニア割があるのでしょうか。
結論からお伝えすると、2026年7月現在、ジェットスターには年齢を条件としたシニア割引運賃はありません。
ただし、ジェットスターは予約する時期や運賃の選び方、荷物の量によって、支払う金額が大きく変わる航空会社です。
シニア割がなくても、早めの予約やセール、Club Jetstarの会員価格などを活用すれば、航空券を安く購入できる可能性があります。
この記事では、元客室乗務員・国内旅行業務取扱管理者の運営者が、次の内容を分かりやすく解説します。
飛行機代を抑えて、ホテルや食事、観光に予算を使いたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ジェットスターにシニア割はある?
2026年7月現在、ジェットスターには、60歳以上や65歳以上を対象としたシニア割引運賃はありません。
ジェットスターの公式サイトで案内されている運賃には、基本となる「Starter」をはじめ、オプションが含まれる複数の運賃タイプがありますが、年齢を条件としたシニア向け運賃は設けられていません。
そのため、シニア世代の方も一般の大人と同じ運賃から選びます。
一方、JALやANA、スカイマークなどには、一定の年齢以上の方を対象とした運賃があります。
| 航空会社 | シニア向け運賃 | 対象年齢 | 主な予約時期 |
|---|---|---|---|
| ジェットスター | なし | 年齢条件なし | 通常運賃を予約 |
| JAL | 当日シニア割引 | 満65歳以上 | 搭乗日当日0時から |
| ANA | シニア運賃 | 65歳以上 | 搭乗日当日0時から |
| スカイマーク | シニアメイト1 | 満60歳以上 | 搭乗日前日7時から当日まで |
ただし、シニア向け運賃がある航空会社でも、必ずジェットスターより安くなるわけではありません。
予約する時期や路線、空席状況によっては、ジェットスターを早めに予約したほうが安くなることがあります。
ジェットスターを安く予約する7つの方法
1.予定が決まったら早めに予約する
ジェットスターを安く利用する基本は、旅行の日程が決まったら、できるだけ早めに予約することです。
航空券の価格は、同じ路線・同じ便でも常に一定ではありません。
空席が多い時期は安い運賃が販売され、座席が埋まるにつれて価格が上がることがあります。
特に次の時期は、早めの予約がおすすめです。
・ゴールデンウィーク
・お盆休み
・年末年始
・春休みや夏休み
・三連休
・人気イベントの開催日
「まだ空席があるから大丈夫」と待っているうちに、数千円以上値上がりすることもあります。
予定が確定している場合は、希望する便の料金を早めに確認しましょう。
ただし、安い運賃ほど変更や払い戻しの条件が厳しい傾向があります。予約を確定する前に、キャンセル条件も確認してください。
2.基本運賃の「Starter」を検討する
荷物が少なく、座席や便の変更にこだわらない方は、基本となるエコノミークラス「Starter」を検討しましょう。
Starterには、原則として合計7kgまでの機内持込手荷物が含まれています。
機内に持ち込めるのは、キャリーケースなどの手荷物1個と、ハンドバッグなどの手回り品1個の合計2個までです。
一方、次のサービスは、基本運賃には含まれない場合があります。
・座席指定
・受託手荷物
・機内での飲食
・予約内容の変更
・キャンセル時の払い戻し
必要なサービスを追加すると、最初に表示された運賃よりも支払総額が高くなります。
「一番安い運賃を選ぶ」のではなく、荷物や座席指定を含めた最終金額で比較することが大切です。
3.預ける荷物がある場合は予約時に追加する
スーツケースを預ける場合は、航空券の予約時に受託手荷物を追加するのがおすすめです。
ジェットスターでは、受託手荷物を必要に応じて追加できます。
しかし、予約後や空港で追加すると、予約時に申し込むより料金が高くなることがあります。
旅行前に、次の点を確認しておきましょう。
・機内持込手荷物だけで収まるか
・スーツケースを預ける必要があるか
・お土産で帰りの荷物が増えそうか
・同行者と荷物を分けられるか
行きは荷物が少なくても、帰りにお土産が増えることがあります。
往路と復路で必要な受託手荷物の重量を分けて申し込むと、不要な料金を抑えやすくなります。
4.ジェットスターのセールを利用する
ジェットスターでは、国内線や国際線を対象にした期間限定セールを開催しています。
通常のStarter運賃よりも安い価格が設定されることがあり、旅行の日程と対象期間が合えば、シニア割がなくてもお得に予約できます。
ただし、セール運賃には次のような注意点があります。
・販売される座席数が限られている
・対象外の便や搭乗日がある
・表示運賃以外に支払手数料や空港使用料がかかる
・キャンセルや変更の条件が厳しい場合がある
・販売開始後すぐに安い座席が売り切れることがある
セールを狙う場合は、出発地と行き先だけでなく、前後の日程も含めて検索すると、安い便を見つけやすくなります。
当サイトでは、ジェットスターを含む航空会社のセール情報を随時更新しています。
関連記事:LCC・航空会社のタイムセール情報
5.Club Jetstarの会員価格を比較する
ジェットスターには、有料会員プログラム「Club Jetstar」があります。
会員になると、対象便を会員特別価格で予約できるほか、会員向けセールを利用できる場合があります。
年に何度もジェットスターを利用する方や、家族・夫婦で旅行する機会が多い方は、年会費を払っても総額でお得になる可能性があります。
ただし、1回しか利用しない場合や、希望便に会員価格が設定されていない場合は、年会費を含めると割高になることもあります。
入会前に、次の金額を比べてみましょう。
「通常価格との差額×利用人数×年間の搭乗回数」と「Club Jetstarの年会費」
割引額が年会費を上回りそうな場合に、入会を検討するのがおすすめです。
6.往復で同じ航空会社にこだわらない
航空券は、往路と復路を同じ航空会社で予約しなければならないわけではありません。
たとえば、次のような組み合わせも可能です。
・行きはジェットスター、帰りはJAL
・行きはANA、帰りはジェットスター
・往路は早朝のLCC、復路は羽田に到着する航空会社
・往路はセール運賃、復路はシニア向け運賃
ジェットスターは成田空港や関西空港を利用する路線が多いため、空港までの交通費と移動時間も含めて比較しましょう。
航空券だけを見るとジェットスターが安くても、自宅から成田空港までの交通費を加えると、羽田空港を利用する航空会社と大きな差がない場合があります。
7.航空券の表示価格ではなく支払総額を比較する
ジェットスターの公式サイトに表示されるStarter運賃には、すべての費用が含まれているとは限りません。
予約内容によっては、次の料金が加算されます。
・支払手数料
・空港使用料
・受託手荷物料金
・座席指定料金
・機内持込手荷物の追加重量
・変更可能な運賃への追加料金
・機内食や飲み物
日本国内線では、対象となる決済方法を利用した場合、搭乗者1名・1予約区間ごとに支払手数料がかかります。
夫婦2人で往復する場合は、1人分の片道運賃だけでなく、2人分の往復総額を予約確認画面まで進めて確認しましょう。
ジェットスターと他社のシニア割はどちらが安い?
ジェットスターとJAL・ANA・スカイマークのどちらが安いかは、予約するタイミングによって変わります。
旅行日が早く決まっている場合
数週間から数か月前に旅行日が決まっている場合は、ジェットスターの安い運賃やセールを利用できる可能性があります。
JALやANAのシニア向け運賃は、基本的に搭乗日当日から予約する仕組みです。
早い段階で予定が決まっている場合は、ジェットスターのほか、JALやANAの早期購入型運賃も含めて比較しましょう。
前日や当日に旅行が決まった場合
直前に旅行が決まった場合は、ジェットスターだけでなく、各航空会社のシニア向け運賃を確認してください。
JALの「当日シニア割引」は満65歳以上が対象で、搭乗日当日0時から予約できます。
利用には、JALカード会員、または年齢情報を登録したJALマイレージバンク会員であることなどの条件があります。
ANAでは、65歳以上のANAマイレージクラブ会員を対象にした「シニア」運賃があり、搭乗日当日0時から予約できます。
スカイマークの「シニアメイト1」は満60歳以上が対象で、搭乗日前日の午前7時から当日まで予約できます。
直前のジェットスター運賃が高くなっている場合は、シニア向け運賃のほうが安くなる可能性があります。
ただし、シニア向け運賃にも販売座席数の制限があり、満席の場合や対象運賃が売り切れている場合は利用できません。
シニア世代がジェットスターを利用するときの注意点
成田空港までの移動時間を確認する
東京発着のジェットスター国内線は、主に成田空港を利用します。
羽田空港よりも成田空港のほうが自宅から遠い場合は、空港までの交通費と移動時間が増えます。
航空券を比較するときは、次の費用を含めて考えましょう。
・自宅から空港までの電車・バス代
・早朝便を利用する場合の前泊費
・空港から目的地までの交通費
・荷物を運ぶ負担
・乗り換え回数
航空券が2,000円安くても、空港までの交通費が3,000円多くかかれば、旅行全体では安くなりません。
手荷物の重さを事前に測る
ジェットスターの基本的な機内持込手荷物は、2個合わせて7kgまでです。
キャリーケースだけでなく、ハンドバッグやリュックなども合計重量に含まれます。
荷物が規定を超えると、空港で追加料金がかかることがあります。
旅行前に自宅で荷物を量り、必要であれば事前に受託手荷物や追加重量を購入しておきましょう。
空港には余裕をもって到着する
LCCは、チェックインや手荷物の預け入れ、搭乗ゲートへの到着時刻が厳格です。
締切時刻を過ぎると、搭乗できない可能性があります。
成田空港や関西空港はターミナル内の移動に時間がかかることもあるため、慣れていない方は早めに到着しましょう。
オンラインチェックインが利用できる予約であれば、事前に手続きを済ませておくと安心です。
座席指定を検討する
足腰に不安がある方や、トイレに立ちやすい席を希望する方は、有料でも座席指定を検討しましょう。
通路側を選ぶと、隣の方に声をかける負担を減らせます。
夫婦や家族で並んで座りたい場合も、座席指定をしなければ席が離れる可能性があります。
航空券の安さだけでなく、移動中の負担や快適さも含めて選ぶことが大切です。
必要なサポートは予約時に申し出る
ジェットスターでは、車椅子の利用や移動の介助など、特別なお手伝いが必要な場合、予約時に申告できます。
ただし、対応できる人数や設備には制限があるため、必要なサポートがある場合は早めに確認してください。
「年齢が高い」というだけで自動的にサポートが付くわけではありません。
空港内の長距離移動に不安がある場合は、予約前に利用条件を確認しておきましょう。
ジェットスターのシニア割に関するよくある質問
ジェットスターに60歳以上の割引はありますか?
2026年7月現在、ジェットスターに60歳以上限定のシニア割はありません。
年齢にかかわらず、一般の大人と同じ運賃から選びます。
60歳以上の方が直前に国内線を予約する場合は、スカイマークの「シニアメイト1」も比較してみましょう。
ジェットスターに65歳以上の割引はありますか?
ジェットスターには、65歳以上限定の運賃もありません。
65歳以上の方は、JALの「当日シニア割引」やANAの「シニア」運賃を利用できる可能性があります。
ただし、どちらも搭乗当日の予約が基本で、会員登録や空席などの条件があります。
ジェットスターは何歳からシニア料金になりますか?
ジェットスターにはシニア料金そのものがないため、何歳になっても年齢だけで航空券が安くなることはありません。
早めの予約やセール、Club Jetstarなどを活用して料金を抑えましょう。
当日ならジェットスターよりJALやANAのほうが安いですか?
JALやANAのシニア向け運賃のほうが安くなることはありますが、必ず安いとは限りません。
路線、便、搭乗日、空席状況によって異なります。
ジェットスターの総額と、JAL・ANAのシニア向け運賃を同じ時間帯で比較してください。
ジェットスターの航空券はどのタイミングで買うと安いですか?
一律に何日前が最安とは決まっていません。
一般的には、予定が決まった段階で早めに検索し、セールや安いStarter運賃が出ているときに予約するのがおすすめです。
繁忙期や週末は早く値上がりする可能性があるため、特に早めに確認しましょう。
まとめ|ジェットスターにシニア割はないが早期予約やセールで安くできる
2026年7月現在、ジェットスターには、60歳以上・65歳以上・70歳以上を対象としたシニア割はありません。
シニア世代の方も、一般の大人と同じ運賃で予約します。
ジェットスターを安く利用するポイントは、次のとおりです。
・旅行日が決まったら早めに予約する
・荷物が少なければStarterを検討する
・受託手荷物は予約時に追加する
・期間限定セールを確認する
・利用回数が多ければClub Jetstarを比較する
・往路と復路で異なる航空会社も検討する
・航空券だけでなく空港までの交通費を含める
・最初の表示価格ではなく最終支払額を比較する
早めに予定が決まっている場合は、ジェットスターの安い運賃が有力な選択肢です。
一方、前日や当日に旅行が決まった60歳以上の方はスカイマーク、65歳以上の方はJALやANAのシニア向け運賃も比較しましょう。
航空券の価格だけでなく、利用空港、手荷物、座席指定、移動時間まで含めて、自分に合った便を選んでください。
