コラム

【2025年版】RED(小紅書)のアカウントは複数作れる?注意点と安全な運用方法を解説

REDアカウント複数

中国発の人気アプリ「RED(小紅書/Xiaohongshu)」は、日本でも急速に利用者が増えています。

「ジャンルごとにアカウントを分けたい」「仕事用とプライベート用で使い分けたい」と思う方も多いのではないでしょうか?

しかし、結論から言うと「1つの電話番号=1アカウント」が原則。

それでも実は、条件を満たせば複数アカウントを作ることが可能です。

この記事では、最新の仕様と実際に筆者が検証した方法をもとに、複数アカウントを安全に運用するコツをご紹介します。

結論:同じスマホでも、REDは複数アカウントを作れる!

結論から言うと、RED(小紅書)は複数アカウントを作ることが可能です。

ただし、電話番号を使っての新規登録は1つまで。

別のアカウントを作成するには、異なるSNSアカウントを連携させる方法を使います。

たとえば以下のような方法です。

  • WeChat(微信)
  • Weibo(微博)
  • QQアカウント

これらをそれぞれ別々に紐づけることで、同じ端末でも複数のREDアカウントを切り替えて利用できます。

実際にやってみた!同じスマホで2つ目のアカウントを作成

ここからは、筆者(私)が実際に検証した方法を紹介します。
結果から言うと、同じスマホで別のアカウントを新規作成することに成功しました。

手順①:「マイページ」を開く

アプリを開いたら、右下にある「マイ(我)」をタップします。
プロフィール画面が表示されるので、右上の歯車マーク(設定)を押しましょう。

手順②:「アカウントとセキュリティ」を選択

設定画面を下にスクロールすると「アカウントとセキュリティ(账号与安全)」という項目があります。
ここをタップします。

手順③:「ソーシャルメディアアカウント」のバインドを開く

「アカウントとセキュリティ」ページにある「ソーシャルメディアアカウントのバインド(绑定社交账号)」を選びましょう。
ここで、WeChatやWeibo、QQなど、別のSNSアカウントを連携させます。

手順④:「+」ボタンからアカウント切り替え

ホーム画面に戻り、右上の「+」→「アカウントの切り替え」を選択。

新しくバインドしたSNSでログインすると、別のREDアカウントが作成されます!

実際に試してわかったこと

  • 同じスマホでもOK
  • 電話番号が同じでも、SNS連携を変えれば別アカウントが作成できる
  • 2つのアカウントを簡単に切り替え可能(ログアウト不要)
  • 投稿・フォロー・いいねなど、すべて独立して管理される

筆者の環境では、特に不具合もなく切り替えがスムーズでした。

「ジャンルごとに発信を分けたい」人にはかなり便利な方法です。

注意点:複数アカウント運用にはリスクもある

複数アカウントを作れるとはいえ、運用にはいくつか注意点があります。

REDは不正利用を厳しく監視しているため、やり方を間違えるとアカウント停止やシャドウバン(検索除外)の可能性も。

以下の点には十分注意してください。

同じ内容を複数アカウントに投稿しない

同じ文章や写真を別アカウントに投稿すると、REDのアルゴリズムに「コピー投稿」とみなされることがあります。

評価が下がるだけでなく、おすすめ(发现)に表示されなくなるケースも。

投稿テーマを変える・文章をリライトするなど、オリジナリティを保つことが大切です。

同一端末やWi-Fiでの多重ログインに注意

短時間で複数アカウントを切り替えると、システムに「スパム操作」と判断されることがあります。

アカウント切り替えは頻繁に行わず、間隔を空けるのがおすすめ。

虚偽情報での登録は禁止

複数アカウントを作る際、実名認証やSNS連携情報を偽るのは絶対NGです。

REDではアカウント停止の対象になる可能性があります。

各SNSも実在する本人情報で登録しておくことが安全です。

安全に複数アカウントを運用するコツ

複数アカウントを上手に使い分けるコツは、目的を明確にすること。

以下のようにテーマを分けると、リスクも少なく効果的に運用できます👇

1. ジャンルごとに分ける

  • メイン:旅行・グルメなど専門的なテーマ
  • サブ:日常・ライフスタイル系

同じ人でも投稿ジャンルを分けることで、フォロワー層の混乱を防げます。

2. 投稿ペースを保つ

一方のアカウントが放置されると、アルゴリズム評価が下がりやすくなります。

週1〜2回の投稿を継続して、どちらもアクティブに保ちましょう。

3. プロフィールで差別化する

アイコン・自己紹介文・背景画像などを変えて、世界観を区別します。
(例:「旅するCA✈️」/「グルメ日記🍴」など)

4. バックアップを取る

万が一アカウント制限がかかったときに備え、投稿データを保存しておきましょう。

メモアプリやGoogle DriveなどにURLを残しておくと安心です。

こんな行動はNG!

以下の行動は、REDのシステムで不正利用とみなされやすいため避けましょう。

  • 同一端末で3つ以上のアカウントを操作
  • 同じWi-Fiで複数アカウントにログイン
  • 自分の別アカウントに「いいね」や「保存」
  • 同じ外部リンク(ECサイト・SNSなど)を繰り返し貼る

複数運用が目的でも、不自然な操作を繰り返すとペナルティを受けるリスクがあります。

この記事のまとめ

項目内容
複数アカウント作成SNS連携で可能(WeChat・Weibo・QQなど)
同一電話番号で登録不可
切り替え方法「+」→「アカウントの切り替え」から可能
投稿の注意点重複投稿・頻繁な切替・虚偽情報は禁止

筆者の実体験でも、同じスマホで2つ目のアカウント作成に成功しました。

SNS連携を変えるだけで、すぐに別アカウントを作れるのはとても便利です。

ただし、使い方を誤るとREDのシステムに警告される可能性があるため、「安全に・自然に・テーマごとに使い分ける」ことがポイントです。

  • この記事を書いた人

菅野すみえ/合同会社カイトリップ代表

売上が落ちたどん底店舗を、大型商業施設で売上2位、サービスランキング1位まで回復させた。店舗の素晴らしさを多くの人に知ってもらうための集客コンテンツマーケティングのプロ。 航空会社で客室乗務員、飲食店の店長として勤務後、SEOとMEOの知識を習得し、自身のブログを月300万PVまで成長させた。

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