中国発の人気アプリ「RED(小紅書/Xiaohongshu)」は、日本でも急速に利用者が増えています。
「ジャンルごとにアカウントを分けたい」「仕事用とプライベート用で使い分けたい」と思う方も多いのではないでしょうか?
しかし、結論から言うと「1つの電話番号=1アカウント」が原則。
それでも実は、条件を満たせば複数アカウントを作ることが可能です。
この記事では、最新の仕様と実際に筆者が検証した方法をもとに、複数アカウントを安全に運用するコツをご紹介します。
結論:同じスマホでも、REDは複数アカウントを作れる!
結論から言うと、RED(小紅書)は複数アカウントを作ることが可能です。
ただし、電話番号を使っての新規登録は1つまで。
別のアカウントを作成するには、異なるSNSアカウントを連携させる方法を使います。
たとえば以下のような方法です。
- WeChat(微信)
- Weibo(微博)
- QQアカウント
これらをそれぞれ別々に紐づけることで、同じ端末でも複数のREDアカウントを切り替えて利用できます。
実際にやってみた!同じスマホで2つ目のアカウントを作成
ここからは、筆者(私)が実際に検証した方法を紹介します。
結果から言うと、同じスマホで別のアカウントを新規作成することに成功しました。
手順①:「マイページ」を開く
アプリを開いたら、右下にある「マイ(我)」をタップします。
プロフィール画面が表示されるので、右上の歯車マーク(設定)を押しましょう。
手順②:「アカウントとセキュリティ」を選択
設定画面を下にスクロールすると「アカウントとセキュリティ(账号与安全)」という項目があります。
ここをタップします。
手順③:「ソーシャルメディアアカウント」のバインドを開く
「アカウントとセキュリティ」ページにある「ソーシャルメディアアカウントのバインド(绑定社交账号)」を選びましょう。
ここで、WeChatやWeibo、QQなど、別のSNSアカウントを連携させます。
手順④:「+」ボタンからアカウント切り替え
ホーム画面に戻り、右上の「+」→「アカウントの切り替え」を選択。
新しくバインドしたSNSでログインすると、別のREDアカウントが作成されます!
実際に試してわかったこと
- 同じスマホでもOK
- 電話番号が同じでも、SNS連携を変えれば別アカウントが作成できる
- 2つのアカウントを簡単に切り替え可能(ログアウト不要)
- 投稿・フォロー・いいねなど、すべて独立して管理される
筆者の環境では、特に不具合もなく切り替えがスムーズでした。
「ジャンルごとに発信を分けたい」人にはかなり便利な方法です。
注意点:複数アカウント運用にはリスクもある
複数アカウントを作れるとはいえ、運用にはいくつか注意点があります。
REDは不正利用を厳しく監視しているため、やり方を間違えるとアカウント停止やシャドウバン(検索除外)の可能性も。
以下の点には十分注意してください。
同じ内容を複数アカウントに投稿しない
同じ文章や写真を別アカウントに投稿すると、REDのアルゴリズムに「コピー投稿」とみなされることがあります。
評価が下がるだけでなく、おすすめ(发现)に表示されなくなるケースも。
投稿テーマを変える・文章をリライトするなど、オリジナリティを保つことが大切です。
同一端末やWi-Fiでの多重ログインに注意
短時間で複数アカウントを切り替えると、システムに「スパム操作」と判断されることがあります。
アカウント切り替えは頻繁に行わず、間隔を空けるのがおすすめ。
虚偽情報での登録は禁止
複数アカウントを作る際、実名認証やSNS連携情報を偽るのは絶対NGです。
REDではアカウント停止の対象になる可能性があります。
各SNSも実在する本人情報で登録しておくことが安全です。
安全に複数アカウントを運用するコツ
複数アカウントを上手に使い分けるコツは、目的を明確にすること。
以下のようにテーマを分けると、リスクも少なく効果的に運用できます👇
1. ジャンルごとに分ける
- メイン:旅行・グルメなど専門的なテーマ
- サブ:日常・ライフスタイル系
同じ人でも投稿ジャンルを分けることで、フォロワー層の混乱を防げます。
2. 投稿ペースを保つ
一方のアカウントが放置されると、アルゴリズム評価が下がりやすくなります。
週1〜2回の投稿を継続して、どちらもアクティブに保ちましょう。
3. プロフィールで差別化する
アイコン・自己紹介文・背景画像などを変えて、世界観を区別します。
(例:「旅するCA✈️」/「グルメ日記🍴」など)
4. バックアップを取る
万が一アカウント制限がかかったときに備え、投稿データを保存しておきましょう。
メモアプリやGoogle DriveなどにURLを残しておくと安心です。
こんな行動はNG!
以下の行動は、REDのシステムで不正利用とみなされやすいため避けましょう。
- 同一端末で3つ以上のアカウントを操作
- 同じWi-Fiで複数アカウントにログイン
- 自分の別アカウントに「いいね」や「保存」
- 同じ外部リンク(ECサイト・SNSなど)を繰り返し貼る
複数運用が目的でも、不自然な操作を繰り返すとペナルティを受けるリスクがあります。
この記事のまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
複数アカウント作成 | SNS連携で可能(WeChat・Weibo・QQなど) |
同一電話番号で登録 | 不可 |
切り替え方法 | 「+」→「アカウントの切り替え」から可能 |
投稿の注意点 | 重複投稿・頻繁な切替・虚偽情報は禁止 |
筆者の実体験でも、同じスマホで2つ目のアカウント作成に成功しました。
SNS連携を変えるだけで、すぐに別アカウントを作れるのはとても便利です。
ただし、使い方を誤るとREDのシステムに警告される可能性があるため、「安全に・自然に・テーマごとに使い分ける」ことがポイントです。