この記事では、Instagramの予約ボタンのつけ方について解説します。
Instagramの「予約ボタン」は、外部の予約サービスと簡単に連携することができます。
ユーザが投稿内容に興味を持ったその場で予約まで進むことができるため、ユーザーにも店舗側にもメリットばかり。
本文では、予約ボタンの設定手順、連携できるサービス一覧、設定後の活用ポイントまでご紹介しますので、飲食店やサロンなどを運営されている方はぜひ最後までチェックして、お役立てください。
Instagramの予約ボタンのつけ方【飲食店・サロン】

Instagramの「予約ボタン」は、プロフィール画面に表示されるアクションボタンのひとつで、ユーザーがわざわざ予約サイトなどにアクセスする手間を省き、スムーズに予約フォームへアクセスできる便利な機能です。
このボタンを設定するためには、Instagramのビジネスアカウントを使っていることと外部の予約サービス(TableCheck、ぐるなび、Hot Pepperなど)と連携していることが条件になります。
ここからは、予約ボタンのつけ方をステップごとにわかりやすくご紹介します
STEP① :Instagramをプロアカウントに切り替える
ご自身のアカウントがプロアカウントではない場合、Instagramアカウントをプロアカウントに切り替えます。
- Instagramアプリを開いてプロフィール画面を表示させる
- 右上の「≡」をタップし、「アカウントの種類とツール」を選択する
- 「プロアカウントに切り替える」を選択する
- ご自身の当てはまるビジネスのカテゴリを選択する
プロアカウントにすることで、予約ボタンや電話などのアクションボタンの設置だけでなく、広告を掲載できたり、インサイト(アクセス解析)機能が使えるようになります。
STEP②:外部の予約サービスに登録する
Instagramで予約ボタンを表示させるには、Instagramと連携できる外部の予約サービスと登録する必要があります。
Instagramと連携できる代表的な予約サービスは、『TableCheck(飲食店向け)』、『ヒトサラ』、『EPARKビューティー』などです。
ちなみに、連携ができるのが海外の予約サービスが多く、現段階でHotPepperや食べログといった大手予約サイトとは、連携サービスは行っていません。
連携できる予約サービスに登録したら、いよいよ予約ボタンの設置に移ります。
STEP③ :Instagramに「予約ボタン」を設定する
予約サービスの登録が完了したら、Instagram側にボタンを追加します。
プロフィール編集をタップします。

下の方にある「アクションボタン」を選択します。

『予約する』か『席を予約する』を選択します。
これはご自身の連携されている予約サービスがある項目を選択します。
ちなみに、『TableCheck(飲食店向け)』は席を予約するカテゴリーに入っています。

ここからは、Tablecheckを例にしてご紹介しますが、Tablecheckにログインします。

インスタグラムとTablecheckの連携させるために『(店名)として続行』をタップします。

新規ビジネス連携で、店名が合っていること、言語を選択して『登録する』をタップすれば、連携が完了です。
STEP④: 表示されているかを確認する
設定後は、ログアウトした状態で店舗のアカウントを開き、予約ボタンが表示されているかを必ず確認しましょう。
問題がある場合は、予約サービス側の連携設定に誤りがある可能性があるので再確認が必要です。
Instagramに予約ボタンをつけるメリット
Instagramに「予約ボタン」をつけることで、見てくれたお客様がそのまま予約へ進めるスムーズな導線を作ることができます
ここでは、予約ボタンを導入するメリットを3つご紹介します。
メリット①: 予約対応が不要になる
プロフィールに予約ボタンがあることで「予約したい」というお客様が、わざわざ予約サイトに行かずとも予約フォームから直接申し込んでくれるようになります。
それによって電話の対応も軽減されるので、店舗側の負担軽減にもつながります。
メリット② :予約の取りこぼしを防げる
他の予約サイトに行ってもらうことで、ユーザーが面倒に感じたり、また時間が空いてしまうことで行きたいという欲が減ってしまうということも少なくありません。
予約ボタンを活用すれば、ユーザーがその場で確定まで進められるため予約の取りこぼしを防ぐことができます。
メリット③ :DMでの予約が減る
Instagramの予約ボタンを設置することで、DMによる問い合わせを減らすことができます。
特に英語環境のユーザーにも「Book Now」などで表示されるため海外のお客様にも分かりやすく、安心して予約してもらえる導線になります。
お店側もDMのやり取りをする必要が減らすことができ、本来の業務に集中することができるようになります。
この記事のまとめ
この記事では、Instagramの予約ボタンのつけ方について解説してきました。
Instagramに予約ボタンを設置することで、DM対応の手間が減り、予約の取りこぼしも防げるようになります。
飲食店やサロンのようにスピード感と正確さが求められる予約対応では「見た人がすぐに予約できる導線」があることが、集客力アップにもつながります
設定はとても簡単なのでまだ導入していない方は、ぜひこの記事を参考にチャレンジしてみてくださいね。