この記事では、鳴子温泉にある「ますや」と「幸雲閣」どちらに泊まるか迷っている方に向けて、それぞれの宿の施設などの違いについてご紹介します。
2つのホテルともに「大江戸温泉物語」の宿なんですが、11個も違いがあることが分かりました!
どっちがおすすめ?ますやと幸雲閣
- 駅近で便利「ますや」
- いろんな温泉を楽しみたい「幸雲閣」
- 清潔感がある「ますや」
- 料金重視の方は「幸雲閣」
個人的には、「ますや」がおすすめですが、本文では、2つの宿の違いについて詳しくご紹介していきますので、ぜひ予約の参考にしてくださいね!
鳴子温泉「ますや」と「幸雲閣」どちらがいい?11項目で徹底比較
- 立地
- 築年数
- 建物
- 温泉
- お部屋
- 料理
- バリアフリー
- 駐車場
- 館内設備
- 客室数
- 料金
今回、鳴子温泉「ますや」と 「幸雲閣」を10つの視点から徹底比較してご紹介していきます。
どちらが旅の目的に合っているのかぜひチェックしてみてくださいね。
比較①:立地
宿 | 立地 |
ますや | ・高台にあり、鳴子温泉郷の山河が一望できる ・「鳴子温泉駅」より徒歩約3分 |
幸雲閣 | ・のどかな風景が見渡せる ・「鳴子温泉駅」より徒歩約15分 |
「ますや」と「幸雲閣」の違いで、まず、挙げられるのが立地です。
ますやは鳴子温泉駅の近くにありますが、幸雲閣は車で約5分、徒歩約15分のところにあります。
駅に到着して、すぐ旅館に着けるのは「ますや」です。
一方、幸雲閣に泊まられる方には、送迎サービスがあるので便利です。到着後にお電話されると、スタッフの方が迎えにきてくれます。
比較②:築年数
宿 | 築年数 |
ますや | ・1954年に開業 ・2016年10月にリニューアル |
幸雲閣 | ・1965年12月開業 ・2017年3月にリニューアル |
築年数にも違いがあります。
・ますやは築70年
・幸雲閣は築60年
両館ともに建てられて60年~70年が経ちます。
その後、大江戸温泉物語グループとして、2016年、2017年にリニューアルオープンしています。
比較③:建物
宿 | 階数 |
ますや | ・8階建て 3階~7階が客室、8階に大浴場 |
幸雲閣 | ・6階建て 2階~5階が客室、6階に大浴場 |
「ますや」と「幸雲閣」では、建物にも違いがあります。
「ますや」は8階建ての旅館で、1階にフロント、2階にレストラン、3階に娯楽施設、3階~7階に客室、8階に大浴場という造りになっています。
一方、「幸雲閣」は、1階にフロント、娯楽施設、宴会場、2階にレストラン・客室、3階~5階に客室、6階に大浴場という造りになっています。
建物の階数が違うため、客室階も異なりますが、幸雲閣の方が、6階建てで2階から客室になりますので、あまり移動をしたくない方、ご年配の方にはおすすめです。
比較④:温泉
宿 | 温泉 |
ますや | 【露天風呂】 ・天馬 ・天翔 【大浴場】 ・天翔 ・天翔釜風呂 ・天馬 |
幸雲閣 | 【露天風呂】 ・黒湯 ・白湯 【大浴場】 ・黒湯 ・白湯(別館) |
ますやと幸雲閣では温泉にも違いがあります。
どちらにも、露天風呂と大浴場がありますが、それぞれ異なる特徴があります。
ますやは、硫黄の香りがする温泉が絶景とともに楽しめます。
高い場所に行くほど硫黄濃度も高くなると言われている鳴子温泉ですが、ますやの温泉は呼子温泉の中でも、屈指の高台にある硫黄泉の宿。温泉に入った瞬間から硫黄の香りがただよっていて、温泉好きにはたまりませんよ!
また、紅花や当帰、唐辛子、11種の生薬をブレンドした薬湯につかれる釜風呂があるのも特長です。
一方の幸雲閣では、黒湯と白湯が楽しめます。
名前の通り、お湯の色が黒と白で、お湯に含まれる有機物によってそのように見えます。
本館にある黒湯からは里山と温泉街、別館にある白湯からは日本庭園がみえ、それぞれ違った眺めを楽しめるのも「幸雲閣」の魅力です。
泉質を見てみると、
・ますや:含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
・幸雲閣:黒湯 ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
白湯 ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉
このように違いがあります。ますやは硫黄を含んでおり、硫黄の香りが楽しめ、冷えや肌トラブルの改善をサポートしてくれます。一方、幸雲閣は、皮膚の角質を柔らかくし取り除いてくれる効果があり、美肌効果を求めている方におすすめです。
また、ますやの大浴場は男女入れ替わり制をとっていますが、幸雲閣は男女で分かれています。お好きな時に、温泉が楽しめるのは幸雲閣です。
2つの宿に泊まると、湯めぐりができるので、どちらの旅館に宿泊しても、すべての温泉が楽しめますよ!
比較⑤:お部屋
宿 | お部屋 |
ますや | ・総客室数70室 (洋:3室、和:63室、和洋:2室) ・部屋Wifiなし ・喫煙部屋あり(2024年7月までに完全禁煙化予定) |
幸雲閣 | ・総客室数116室 (洋:8室、和:75室、和洋33室) ・部屋Wifiなし ・喫煙部屋あり(2024年7月までに完全禁煙化予定) |
ますやと幸雲閣では、お部屋にも違いがあります。
まず、総客室数の違いがあり、幸雲閣の方がますやより多く、和洋室が特に多く準備されています。
また、お部屋の広さに関してですが、ますやは「6畳~14畳」
幸雲閣は「7.5畳~15畳」となっており、あまり変わりません。どちらもご利用人数に合った最適なお部屋を提供してくれます。
そして、お部屋の設備として、すべてのお部屋がユニットバスです。化粧水や歯ブラシなどのアメニティは、フロントや大浴場に設置されています。
両館ともに、建てられて60年以上が経つため、古さがあります。それぞれお部屋も綺麗に掃除されていますが、綺麗さや清潔感で選ぶなら「ますや」です。
幸雲閣は、部屋によってカビの臭いがしたり、掃除が行き届いていない箇所があったりするいう情報がありました。
また2つの宿ともにお部屋にWifiが設置されていなく、ロビー周辺のみ対応していますのでご注意ください。
違い⑥:料理
宿 | バリアフリー |
ますや | ・夕食朝食ともにビュッフェ ・冬季限定でかに食べ放題 ・飲み放題あり ・別注料理あり(仙台牛の陶板焼き、フカヒレの姿煮) |
幸雲閣 | ・夕食朝食ともにビュッフェ ・冬季限定でかに食べ放題 ・飲み放題あり ・宴会コースあり ・別注料理あり(仙台牛の陶板焼き、牛タンの陶板焼き) |
2つの宿ともに、ビュッフェスタイルの食事が楽しめます。
料理内容は、ほぼ同じとなっていて、仙台の地元料理をはじめ揚げ立て天ぷらやお寿司などが楽しめます。
8人以上のグループや団体であれば、幸雲閣では宴会プランも用意ありますよ。
比較⑦:バリアフリー
宿 | バリアフリー |
ますや | ・玄関前スロープあり ・建物入り口段差あり ・洗い場に高めの椅子あり ・大浴場段差あり ・車いす対応共用トイレあり ・簡易ベット貸し出しあり |
幸雲閣 | ・玄関前スロープ一部あり ・建物入り口一部段差あり ・大浴場段差あり ・浴槽の手すりあり ・車いす対応共用トイレなし |
ますやと幸雲閣とも、建物が古いということもあって、完全なバリアフリー化がされていません。
それぞれの施設ともに段差がある部分もあるので足元には十分注意が必要です。
なお、2つのホテルともにベッド対応のお部屋がありますが、もしベッドの部屋が空いていない場合でも「ますや」であれば、事前予約制で簡易ベッドの貸し出しも対応してくれています。
比較⑧:駐車場
宿 | 駐車場 |
ますや | なし ※幸雲閣前のP1駐車場が利用可能(30台) |
幸雲閣 | あり/140台 |
駐車場にも違いがあります。
ますやには専用駐車場がありませんが、幸雲閣には専用駐車場が完備されています。
ますやに車で来る方は、幸雲閣の前にあるP1駐車場を利用することができます。スタッフの方が迎えに来てくれますので、車での来館も安心です。(所要時間約5分)
車を利用して来館する場合は、幸雲閣の方が移動がないので楽です。
比較⑨:館内施設
宿 | 館内施設 |
ますや | ・カラオケルーム ・マンガコーナー ・卓球コーナー ・ゲームコーナー ・ベビーバス、ベビーチェア |
幸雲閣 | ・カラオケルーム ・マンガコーナー ・卓球コーナー ・宴会場 ・ベビーバス、ベビーチェア |
2つの宿ともに、おとなから子供まで楽しめる施設も揃っています。
大江戸温泉の特徴でもある「選べる浴衣サービス」や「漫画コーナー」も充実していますが、ますやではゲームコーナーがあります。
温泉旅館に来たら、ゲームセンターも楽しみたいという方は、ますやがおすすめです。
比較⑩:混雑度
宿 | 客室数 |
ますや | 50室 日帰り温泉あり |
幸雲閣 | 116室 日帰り温泉あり |
客室数にも違いがあり、幸雲閣の方が客室数が多くなっています。
そのためチェックインやチェックアウトの時間帯や、食事でどうしても混雑してしまうという声が多くなっています。
また2つのホテルともに日帰り温泉のゲストを受け入れているのですが、幸雲閣の日帰り温泉のチェックインが宿泊ゲストと同じ15時からとなっているので、チェックインに時間がかかるという声もありました。
比較⑪:料金
宿 | 大人2名/1泊料金 |
ますや | 18,400円~ |
幸雲閣 | 16,800円~ |
料金を比較してみると、幸雲閣の方が少し料金をおさえて泊まることができます。
もともとますやは「ねまりこの宿ますや」という温泉宿で、最上階の露天風呂から鳴子温泉街を一望できたり、鳴子温泉の雰囲気を散策しながら楽しむことができる温泉宿らしい施設となっています。
一方、幸雲閣の本館は元々は「鳴子ビューホテル」、別館は「郵政の保養所」だったという事もあり、どちらかといえば、団体やグループ向けの施設となっています。
ますやに泊まった人の口コミ
幸雲閣に泊まった人の口コミ
ますや、幸雲閣どちらがおすすめ
ますやをおすすめする人
- あまり移動をしたくない人
- 絶景を見ながら温泉に入りたい人
- 新幹線を利用して来る人
- お部屋の綺麗さにこだわる人
ますやは、何と言っても、鳴子温泉郷が一望できる露天風呂が楽しめます。
また、幸雲閣に比べて、お部屋に清潔感があります。また、鳴子温泉駅から、徒歩3分という立地もポイントです。
幸雲閣をおすすめする人
- 様々な温泉を楽しみたい人
- 料金重視の人
- 車を利用してくる人
幸雲閣は、様々な温泉があり、泉質も良く、温泉を楽しみたい方におすすめです。美肌効果をもたらしてくれ温泉で、女性の方にピッタリです。
また、ますやよりも料金も安く泊まることができるので、コスパ重視の方にもおすすめです。
この記事のまとめ
この記事では鳴子温泉「ますや」と「幸雲閣」の違いについてご紹介しました。
- 駅近で便利なのは「ますや」
- いろんな温泉を楽しみたい方「幸雲閣」
- 清潔感がある「ますや」
同じ大江戸温泉グループの鳴子温泉でも、温泉や景色、館内設備など、それぞれ異なる魅力を持った温泉旅館です。
小さなお子様からご年配の方まで、楽しめる旅館なので、ご希望のプランを見つけてください。
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温泉って開運旅行にぴったり!
温泉は健康に良いことは知られていますが、温泉には周辺の山や川、海などから影響を受けたその土地の『気』がたっぷり溶け込んでいます。
風水的にも、温泉は大地の気が凝縮されたものと言われていて、『木、火、土、金、水」の五行の気を全て吸収できるんです
また、今の仕事や環境から抜け出したいという方も、温泉でサッパリ流してその土地のパワーを吸収して新たな一歩を踏みだすのにぴったりです。
その土地の気をしっかり吸収したいという方は、温泉だけでなくその土地の気もしっかりと吸収できる『露天風呂』にも浸かりましょう!
温泉開運のコツ①:体と髪を洗ってから入る
温泉に浸かる前には、先に体と髪を洗ってからお風呂に浸かりましょう。
肌や髪の毛には悪い気がこもりやすくなっています。
特に女性の場合、メイクを落とさず温泉に入るのは風水的にもNGです。
温泉開運ののコツ②:これからのことを思い浮かべながら入る
温泉は土地の気も加わってさまざまな運を持っています。
そのため、入浴する時にはできるだけポジティブな気持ちで、これからのことや叶えたいことを思い浮かべるようにしましょう。
逆に、愚痴や悪口などネガティブな感情は、水がそのまま吸収してしまうので口に出さないようするのがおすすめです。
温泉開運のコツ③:入浴する回数を増やす
運気を上げたいなら、1度に長く入るより、回数を増やして入る方が運の定着率を上げることができます。
入浴の回数を増やしたい方は、露天風呂付(温泉)のお部屋に泊まるのもおすすめです!
温泉開運のコツ④:入浴後はアルコールで乾杯
神道における日本酒、キリスト教でのワインがよく知られているように、お酒は神事や儀式に使われる神聖なもので、人間と神をとりもつエネルギーに満ち溢れています。
特に、入浴後のアルコールは、温泉で取り入れた良い気を定着させると言われています。
飲みすぎや飲んで愚痴るというのはあまりよくありませんが、アルコールと美味しいものを食べて、ぐっすり寝ることでパワーをチャージすることができますよ。
温泉開運のコツ⑤:地元の食材を食べましょう
温泉に限らず、旅行に行ったら、その土地の食材やお酒をたくさんいただきましょう。
食材にはその土地の強い気が入っているので、その土地の気を体内にため込むことができます。
特に季節を感じる旬の食材には旬のエネルギーも詰まっているので、ぜひ食事にもこだわってみてくださいね!